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2005
09 07(水)

DVD:スチームボーイ

スチームボーイ 通常版

スチームボーイ 通常版

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amazlet at 05.09.07

バンダイビジュアル (2005/04/14)
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大友克洋氏作品、としては久しぶりの作品。(何しろ制作期間9年だものなぁ。)まあ、普通に楽しく観ましたが、どうしてもAKIRAと比較してしまうのは仕方がないんでしょうか。

時は19世紀のイギリス、といってもちょっとスチーム・パンクが入った蒸気機関万歳な世界観。なんかちょっとその作り込みが適当っぽい。もっとみっちりスチームなSFしていてもいいんじゃないか、と。超小型の蒸気エンジン(スクーターのエンジンのような蒸気エンジン)が存在するのに蒸気機関車がえっちらほいと走っていて、自走蒸気(要するに自動車?戦車?)はあまりにも多機能な上に水中に飛び込んでも動いてたりする。サイボーグと超技術スチーム・ボールが存在するクセに島本和彦氏言うところの「脳内ウソレベル」をどのくらいにあわせていいのかがよく分からないんですよね。

あと、キャラクターを絞りすぎてなんだか面白みが欠ける。最初に出てくる女の子キャラは「エマ」という幼なじみだか近所の娘なんだけどそれ以降は一切登場無し。主人公とヒロイン、じっちゃんとオヤジだけで話が進むので話がすごーくクローズしている感じがします。ヒロインもツンツンしているばっかりで主人公に同調してくる課程がどうも無理矢理です。(まあ、最近流行のツンデレにしろってんでもないんですが。)

色恋沙汰も強力なライバルもなく、なんだかわがままばっかり言っている親子関係(祖父と親父の関係もある二重の親子関係)だけがヒキではちょと弱すぎましたかね?主人公が親父に反発しているとかだとストーリーも深みがあるんでしょうが、反目しあっているのが親父と爺さんですからねぇ。本人(主人公)のあずかり知らぬところで人間ドラマが展開しても仕方がないような気が。

なんだか主人公が蚊帳の外で、拾いもので仕事してるような感じがして、それがイマイチピンと来ない。そんな感じでした。

投稿者 ogre : 2005年9月 7日 | コメント (0) | トラックバック

2006
02 10(金)

HELLGSING 1

アニメのレビューは客を選ぶので控えようと思ったんですが・・・まあ、映画カテゴリとして書いておくことにします。(そのうちアニメレビューが多くなってきたらカテゴリー追加するかも・・・ってそれってオタブログ化の進行を前提とした議論か。)

HELLSING 1〈初回限定版〉
ジェネオン エンタテインメント (2006/02/10)

んでー、まあ、コレなんですけど。アニメだってだけで客を選ぶのに、さらにその内容で客を選びます。平野耕太原作・コミックスのアニメ化です。

ご存知の通り(?)(ご存知じゃない方はウィキペディア参照)、このマンガは一度深夜でアニメ化されてまして、そのときはオリジナルストーリーをふんだんに突っ込んだ展開の評判がアレだったんで追っかけていなかったんですが、原作のファンとしては「原作を忠実」という触れ込みの今回のDVDはちょっと放っておけなかった、というところ。なにしろ発売延期までして作りこんでるのですからさぞや…と思ったのですが。

結果としてはちょっと期待はずれでした。50分と長めの尺ですが、それにしても原作冒頭からアンデルセン神父との遭遇戦までを一気に描くのは詰め込みすぎ。とにかく駆け足で、婦警の葛藤とかアーカードの性格とかインテグラとの絡みとか全部ぶっとばし。なんかダイジェスト版を観ているような気分になりました。

絵は全体的に悪くはないですし、カットカットを観ていると原作の雰囲気がうまく出ている気がするのですが、全体を通してみると動きなどもやや物足りない。太描きの線が手抜きに見えてしまう。等等。要所要所を固めるあまり、アニメとしての全体の品質に気が回っていない、そんな感じに見えました。

キャストもちょっと納得がいかないところが。アンデルセン神父がなんで野沢那智じゃないのか(まあ、これは以前からわかっていたもので、若本御大はそれはそれでパワーがあるのですが、いかんせん詰め込みすぎで・・・)、とか。そういえばインテグラ局長が榊原良子サンだと南雲警部のイメージが強すぎるよね(笑)。コレはTVA版からそうですが。そういうのもありまして、さて、2巻目以降に手を出すのが少々考え物になっているのであります。

投稿者 ogre : 2006年2月10日 | コメント (0) | トラックバック

2006
03 10(金)

ペイル・コクーン

ペイル・コクーン/吉浦康裕
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2006/01/18)

公式サイト
公式サイトでは予告編も見れるので是非どうぞ!)

「ほしのこえ」以来、1人、あるいは少人数でフルCGの高水準なアニメーションが作られることは珍しいことではなくなってきていますが、この作品は中でも映像的な達成度が非常に高いように思います。

過去の記録が失われた世界、その中で過去の記録を発掘する「記録発掘局」に勤める主人公ウラ。光ある地上の風景を「発掘」するのと裏腹に、人々は地下へ地下へと降りていき、記録を発掘することにも興味を失ってしまう。取り戻せない記録を発掘することに意味はない、取り戻せない記録など知らなければ良かったのに、と。
そうするうちに彼は、一本の映像記録を発掘・復元するー。
というのが大まかなストーリー。

ただ、この作品の場合、そういう言葉で語られる以上に映像のもつ雰囲気を大事にしたいな、と。
暗い地下世界を透明感のある絵で描き、どこまでも沈んでいこうとする世界とそれに(静かに)逆らう主人公が浮かんできている感じがしてくる。CGアニメーション特有なダイナミックな(でも静かな)動きが所々に挟まれていて、クドくなく、印象的。特にクライマックスのコマ落としは、思わず画面に食い入るように魅入ってしまった。そしてラストの輝き。暗と輝の対比が鮮烈でした。AfterEffectバリバリ使ってます、という感じがしなくもありませんんが。(透過光や逆光の効果の多様が。)でもまあ、「地下」を舞台にした世界観で生きています。(ちょっと使いすぎな感じもしますが。)

近未来チックにもかかわらずアナクロな(大正時代か昭和30年代を彷彿とさせる)感じの舞台装置、BGMのみのシーン展開、一部のセリフ回しなどになどに押井守の影響が強く感じられました。(ここまで来ると、ある意味意識的に「盗んでいる」気がしますが。)コンピュータ(?)のI/Fが未来的でありながら現代的でもあったりするところも。
ところで、「本」が音声I/F(電話のようなもの)になっているのは「記録を失った」ことの暗喩であるように思えます。

「ほしのこえ」を初めて観たときのような、背筋が震えるものはありませんでした。でも最初に絵を観たときから「好きだ」と直感していました。(このあたりは以前のエントリーが証拠物件(笑))そして、映像中に降る雪(?)のように、じんわりと染み渡る、そんな感じです。

唯一難点を言えば、挿入歌がもうちょっと印象的であって欲しかったです。

Muss es sein?」さんは字幕版で観られることを勧めています。自分はまだ日本語版でしか観てないので、この後観てみようと思います。
渋谷では働くアヨハタブログ」さん、「よっしーの楽描き帳さん」は、特典の「もうひとつの発掘記録」に注目されています。これは、プラスアルファの面白さととるか蛇足ととるか、微妙な感じだと思います。自分は若干後者かな〜。SF考証的にはこれで補足されますし、外伝的なものとしてはいいかとは思います。

投稿者 ogre : 2006年3月10日 | コメント (0) | トラックバック

2006
04 17(月)

保存と消化の隙間で

毎週のように一週間分のビデオ(といっても当然HDDレコーダー)予約をかけるのだけど、どうも4月以降、予約件数が多いなぁ、と思ったので一覧表にまとめてみた。

日曜日 24:00〜24:30 涼宮ハルヒの憂鬱(チバ)
    25:00〜25:30 ARIA The NATURAL(テレ東)
    26:15〜26:45 うたわれるもの(TVK)
月曜日 25:30〜26:00 シムーン(テレ東)
    26:10〜26:40 女子高生 GIRL'S-HIGH(チバ)
火曜日 23:25〜23:55 NANA(日テレ)
    25:00〜25:30 エア・ギア(テレ東)
    26:00〜26:30 吉永さん家のガーゴイル(MX)
水曜日 25:00〜25:30 いぬかみっ!(テレ東)
    25:30〜26:00 ひぐらしのなく頃に(チバ)
    26:00〜26:30 夢使い(チバ)
金曜日 24:30〜24:55 samurai7(NHK)
    25:30〜26:00 Fate/stay night(テレ玉)
土曜日 17:00〜17:30 地獄少女(テレ東)
    26:35〜27:05 Black Lagoon(チバ)
    28:25〜28:35 西の善き魔女(TVK)

ぁ、アニメばっか16番組も予約してやがるこのばかちんが!!!
いつ見るッてんだよ!!一日に2本見たって間に合ってネェじゃねぇか!!!
HDDだって無限じゃないんだよ!!つうか足りないくらいだよ!!!

…これでも数番組は1話目を見てから切ったのでまっこと危ないところであった。
今後の展開次第ではより切る番組が増えるかもしれない。
実はいくつかはまだ1話目すら見ていないので切るかどうかの判断すらできない状態であったり。
それを考えれば、多分半分ぐらいには落ち着くのではないかと。
そうすれば一日1本見れば追いつきますよ!

…消化されるだけで追いついていないのか。

既に溜まり始めていてかなり危険です。見ないと切るに切れないし、切らないと数が多くて見れないし。いったいどーしたらいいというのだー。

せっかくだからちょっと感想も書いてみることにする

涼宮ハルヒの憂鬱(チバ)
別途個別エントリーでも書いたけど、クオリティ高すぎ(笑)
各地で話題になっているエンディングも含め、とにかく全般的に作り込みが激しい。手前の、背景でしかないような(名もない)女子生徒がちゃんと瞬きしてたりする!
原作未見の人にはちょっと展開的について行けるかどうかは微妙なところ。(これは、そもそも「原作についていけるか」という問題になってしまうので、ひとえにアニメのせいとは言い切れまい。)
キョン(語り部)の、心の叫びか口から出ているのかよく分からない語りがアニメで上手く表現できていて面白い。キョンの声優の人には3倍のギャラを払うべきだと思う。

ARIA The NATURAL
セカンドシーズン。1話目だけ見た。
原作エピソードを、良さを失わないように上手くアレンジしてあると思った。

うたわれるもの
エロゲ原作という話だが元は知らず、前評判だけで見てみた。1話目だけ。
まだ全キャラ出てないし、世界観的にもいまいちつかめてないけど(なんで住人がみんな動物耳のしっぽ装備なのだ?とか)、あまりモタモタしている感じはないので今のことステイ。

シムーン
CGのメカニックデザインがかっこいい。メカがガッチリ作られている分、キャラが手抜きのような気がしなくもない。
コレも原作不詳で、なんかいかにも複雑そうな世界観は全く説明なし。とりあえずキャラの顔見せで1話は終わっている所。微妙に百合要素有り?
これもとりあえずステイ

女子高生 GIRL'S-HIGH
いわゆる女子高生露悪モノの原作コミックは評価が割れる。
1話目だけみたけど、とにかくパンチラどころかパンモロの嵐でドン引く。ちょっとやり過ぎじゃないのかなぁ…。
エンディングが、どうしてもダンスものだと「ハルヒ」と比べてしまって分が悪い。静止画は綺麗なのになぁ。
原作とは違うオリジナル展開なので、ダウン気味にステイしておく。2話目以降で判断。

NANA
念のため押さえ。未見のためステイ。
日テレだけに巨人戦で問答無用で時間がずれるのはカンベン。撮り損ねてたらそこで切れると思う。

エア・ギア
原作コミックの、少年誌にあるまじきお色気風味はやや封印気味。(でもまあがんばっているほうか。)
もともとキャラのかわいさと変態さ加減で売り出しているコミックのアニメ化かので、今後、どこまで変態になれるかがポイントか。そこに達するまでに1クール終わってしぼんぬな気がしなくもない。

吉永さん家のガーゴイル
原作は知らず、前評判だけで見てみる。
1話目から盲導犬の話でかなり重いのだがなにげに泣かせる話でよかった。
重々しく物言う石像のガーゴイル(これも後付けの名前だっていうのが面白い)の活躍は自分としてはヒット。

いぬかみっ!
典型的なうる星的展開、あまりにもバカバカしすぎるキャラクタなどは好みが大幅に分かれるところだと思うが個人的にはヒット。原作はラノベらしいので手駒が尽きたら手を出すかも。

ひぐらしのなく頃に
原作は超有名ノベルゲー。でもやったことないので比較評価はできない。
それ以前にまだ見てない(爆)。ネットの評価は悪くないのでステイ。

夢使い
植芝理一のアフタヌーン連載コミックは、コレに先立つ「ディスコミュニケーション」からのファンだった。「ディスコミ」は、さすがにアニメにするのはためらわれたのだろう。単純な戦闘シーンがとれる本作が、連載終了からかなり経っているのにアニメ化。
イキナリオリジナルエピソードでびっくらこいた。原作はなにげに百合ロリショタ非エロというマニアックな方向性を持っていたので、それをアニメでどこまで出せるか。
塔子ちゃんが「よっぱらってて吐く」のがアニメ的にはNGなのか、「貧血で倒れる」になっているのはご愛敬。
とりあえず原作に免じてヒットしておく。

samurai7
以前BSで放送していたアニメの地上波再放送。BS時代の評判が悪くないので安心して見ておける。
「7人の侍」のSF化オマージュというのがスゴイ着想だ。
2話まで見たところでは、CG以外の描写に一部手抜き(明らかにコマを抜いている)が見られる所もあるが、絵は悪くないのでヒットしておく。

Fate/stay night
伝奇サウンドノベル(でもエロゲ)のアニメ化。ストーリーはだいぶ佳境に入っている筈、なのだがコレも全然追いついていない。HDDの肥やしになる前になんとか消化せねば。
ヒット中。

地獄少女
コミックのアニメ化、というか、別ストーリーによるメディア展開。
主人公・閻魔あいがほとんど喋らないという不思議アニメ。
他の局では既に今クールは終了しているが、テレ東はナゼか休みを挟んで引っ張っている。

Black Lagoon
原作コミックはスラング連発のShoot&Coolな作品。ダッヂとバラライカのウィットに富んだクールな会話が最高。銃撃戦シーンはもっとリアルに、ガッチリやって欲しかったような気がするが、やりすぎるとだれてしまうか?
想像よりも原作のイメージを壊さずにやっているのでヒット。とりあえずロックがラグーン商会に入るまで高スピードでいくらしい。個人的にはジャパニーズ・サラリーマンが裏社会に消える決断をするまでの話をじっくり描いて欲しかったのだが、アニメの戦略としては仕方がないのかも。

西の善き魔女
原作は知らず、1話目のお話がなかなかスリリングでよかった。グリム童話が何故異端なのか?そもそも中世風ファンタジー世界に「グリム童話」が出てくるのは何故中の。世界観全体が見えて来るであろう最初の数話を見えてから判断しようと思う。ステイ。

投稿者 ogre : 2006年4月17日 | コメント (3)

2006
05 05(金)

5月5日の日記。映画、プール、こどもの日。

「今日は特別なことはありませんでした」と書き始めると、多分毎日そうなってしまうのでできるだけ禁じ手に。

今朝はちゃんと目覚ましをかけて朝のうちに起きました(リハビリモード)。そんな連休終盤戦。とはいえやることがあるわけではありませんので映画を見に行くことに。ネットで時間を調べてVフォー・ヴェンデッタを観に行きました(レビューはまた別に)。午前中の回だったので席はガラガラ。もっとも、あまり話題作というわけではないのでこんなものなのかも。(いちおう、ナタリー・ポートマンとヒューゴ・ウィービングが主演なんですけどねぇ。)

ヨシベー塩
昼食はヨシベーの塩(レビューはコチラ)。今日は餃子付きです。この餃子は、にんにくの入っていないマイルドタイプ。野菜も少なめ・肉タップリな感じです。好みとしては、もっと野菜が入っていてもいいかな。

帰宅してシエスタ(昼寝、とも言う)。夕食前にもう一度出かけて、スポーツクラブのプールで30分ほど流しました。以前より浮力が増えている感じがしますが(爆)、やはりスタミナ不足ですね。もっと絞らないと。最近は体重は落ちていませんが、体脂肪率は下がってきています。このペースが続けられればいいんですが。

菖蒲湯でした。そういえばこどもの日でしたね、今日は。ちまきも柏餅も食べていません。
関係ありませんが、「こども」を「子供」と書くと怒る人がいるらしいです。「子ども」と記述しないといけないとか。そういえば学部の時に習っていた先生でそういう書き方する人いたな…。何がよくないのでしょう?

お風呂でロケフリを試そうとしたら接続できず、上がってから確かめたらロケフリのコンセントが抜けていました。事前によく確認しましょう(サラ金以外でも)。

明日もビジネス・タイムに起床する予定。ベッドから出られるかどうかは別として

投稿者 ogre : 2006年5月 5日 | コメント (0) | トラックバック

2006
05 07(日)

5月7日の日記。雨の渋谷で映画。

そんなわけで連休最終日。明け方まで独り寂しく呑んでおりましたので起きたのは昼前(よく午前中に目が覚めたものです)。雨が降ったり止んだりする中ですが、地下鉄に乗って渋谷まで行きました。渋谷の地下にあった旭屋書店が潰れたのは知っていたのですが、今日通りがかったらパチンコ屋になっていました。何ともはや(感想保留)。
昼下がりの渋谷は連休最終日で雨というせいでしょうか、いつもより人の密度が薄いように感じました(夕方には雨もあがって人出が増えたようでした)。
映画までは時間がありましたのでまずは昼食。パルコのまわりをうろついて「唐そば」の公園通り店を発見。こちらでつけ麺を食べました(レビューはまた今度)。その後AppleStoreに行って時間つぶし。MacBookProの17インチはまだ展示されていませんでした。
スタバに行ってメールをチェックしてまた時間つぶし。今夜の呑み会は人数が集まらなかったので流会に。結局連休中は呑み会らしい呑み会ができませんでした(伊豆でちょっと呑んだだけ)。
時間30分前にパルコPart3内のシネクイントに。前の映画との入れかえのせいでちょっと行列が出来ていました。男率多し。カップル少なし。まあ仕方ないですか(人のこと言えませんし)。何を観たかというと「立食師列伝」なのですが(これもレビューはまたこんど)。
映画終了後、パルコPart3のエレベーター、階段、エスカレーターを埋め尽くすオタクの群れが、それだけで映画が撮れそうな光景でした(自分もその中の一匹なわけですが(笑))。
帰宅前に錦糸町のコムサ・カフェに寄ってお茶。映画の感想の下書きを少々。夜観たBSアニメ夜話が「イノセンス」で、石川久光氏が語っていました。「列伝」の内容にも繋がる会話があったのでレビューにもまだちょっと手を入れます。(Vフォー・ヴェンデッタのレビューは今夜中にアップされます。)

明日からいよいよ仕事復帰ですね。まずは月末まで何をしていたのかを思い出さないと…。だいたいの仕掛けは終わっているはずで、あとは細かな調整や打ち合わせで終わるはず、です。新しい仕事はその後ですね。

GWが終わるとそろそろ夏休みの計画もしなければいけません(あっというまですね)。まだ行く場所とかも考えていませんが、今から考えないと早割とかマイル用シートとかが取れませんからね。休みが取れるように仕事をしましょう。

投稿者 ogre : 2006年5月 7日 | コメント (0) | トラックバック

2006
05 08(月)

Vフォー・ヴェンデッタ

公式サイト

オタク界のVこと「しろはた」の本田透先生ご推薦(4/10日記参照)の喪男映画、それがVフォー・ヴェンデッタです。

ナタリー・ポートマン(スターウォーズエピソード1〜3)とヒューゴ・ウィービング(マトリックス3部作、ロード・オブ・ザ・リング3部作)が主演だというのに、ナタリー・ポートマンはスキンヘッドに、ヒューゴ・ウィービングに至っては仮面をかぶったまま、一度も(ただの一度も!)顔を出さないというすさまじさです。
(以下ネタバレ含む)

舞台は第三次世界大戦後の近未来。アメリカは内乱でズタボロ、舞台となるイギリスはヒトラーかビッグ・ブラザーかという独裁者によって支配されているという状態。そこへ現れた謎のマスクマン、それがV。
本名、経歴、そして素顔、全てが不明。突如としてテレビ局をジャックし、体制に対する宣戦布告を行うと要人の殺害を始めます。それを追う公安の警視(トレンチコートはやっぱり刑事コロンボのオマージュでしょうか?)も、Vの正体に迫るうちに世界の真実に気付いていく…。という、一見体制批判(原作はサッチャー時代を下敷きにしているそうですが)に見える物語なのですが、よーく考えるとVのやっていることは政府に対するテロではなくて(テロはテロなんだけど)単に私怨を晴らすリンチだし、イヴィー(ポートマン)に対する行為は変態犯罪者の手口です。ダークヒーローという言葉がありますが、コイツはやっぱりヒーローじゃネェだろ、という気もしてきます(だって誘拐監禁拷問だよ?)。あえていうならアンチヒーロー?

冒頭で紹介した本田先生は、「Vフォー・ヴェンデッタは喪男Vの復讐物語である」と看破しておられます。つまり、Vが自分をキモメンに貶めた連中に復讐をして行く、ただそれだけの物語であると。確かにその通りだと思います。それをなんとか社会正義の中にとけ込まそうとしているストーリーなんですが、Vがあまりにもキモすぎて失敗している感じ(笑)。Vの行動様式、個人の恨みが源泉なのになぜ議事堂爆破にこだわるのか?自分とガイ・フォークスを重ね合わせる事の意味は?それはそういう思想なのか、大衆に迎合しようとする作戦なのか?そもそも結局Vは誰なのか???そのあたりがはっきりと描かれていないのでよけい曖昧になってしまうのでしょう。そのあたりの判断を観客に委ねている映画なのかもしれません。

Vが(仮面のまま)朝食を作ったり、甲冑相手に(1人で)戦っていたり、イヴィーに惚れているのだけれどダンスに誘うのもなかなか言い出せない(喪男だから)というあたりが笑うところ。全編暗いのに、よくバランスよくコミカルなシーン(あるいはキャラクター表現)を織り込んだなぁ、と思います。

んまあ、予備知識なしにデートで見るにはあまり向いていない作品かも。ヒーローとヒロインの関係が屈折していますからね…。

ナタリー・ポートマンは「代表作になる」と言っているようですが、どうかなぁ(笑)

投稿者 ogre : 2006年5月 8日 | コメント (0) | トラックバック

2006
05 09(火)

立食師列伝

公式サイト

押井守原案・脚本・監督作品。
圧倒的な情報量で叩きつけられる「嘘のドキュメンタリー」。映像技術の無駄遣い。徹底的なまでの楽屋オチ。吹き荒れる引用と流用の嵐。(これらは全て褒め言葉です。)

プロデューサー石川光久が不用意に漏らした「好きなものを撮らせてあげる」のヒトコトに飛びついた押井守が、そんな機会がなければ絶対に映像化などできなかったであろう立食師の物語を嬉々として作ったであろう事は想像に難くない。真実の歴史の上に嘘の歴史の塗り固め、次から次にネタを繰り出す作業はさぞ楽しかったであろう。事実、それはクリエイターと観客の間に店主と立食師との関係に相似した緊張感を生み出している。即ち「おまえらにこの話の意味、分かるの?」という圧力として。それは劇場を埋め尽くしたオタクの群れのあちこちから散発的に発せられるクスクス笑いとなって発散されることになる。

…とまあそんなコアな見方をついついしてしまうほどの「濃い映画」でした。喋り続ける山寺氏のナレーション、「スーパーライブメーション」によって撮られた暗い画面。時代を追いかけるドキュメンタリーの手法で「立食師」たちの(嘘の)物語が語られていきます。その流れの中にネタが山盛り仕込まれているのだから、コチラとしては気が抜けない。
ここでいう「ネタ」というのは、たとえば他作品(わかりやすいところではダイコンフィルムの庵野版「帰ってきたウルトラマン」。庵野新マンが出てきたときにはハイネケン噴いた)からの引用であったり、実在の作品のオマージュ(村上春樹「パン屋襲撃」は2度も引っ張られてました)であったり、乙一氏ら有名ライトノベル・SF作家陣のカメオ出演であったり、あるいは語られる時代背景を切り抜いた1カット(万年筆の路上販売とか)であったりします。それぞれ笑えたり、びっくりしたり、「ああ、そうなんだよな」と納得してみたりするものなのですが、とにかく「嘘の歴史」を構成しようとする膨大な情報量の中にこれらを詰め込んで破綻なくすませているのはすごい手腕だと思いました。多分、ただの実写や純粋なアニメでは不可能だったでしょう。この物語を語るためにスーパーライブメーションという方式すら編み出した、とも思えます。

戦後の混乱期から時系列で進んでいく物語ですが、70年代を過ぎたあたりで一旦軟着陸し、それから「新世代」の立食師たちの話に変わっていきます。押井守自身も「それ以降は何もなくなってしまった」と語っていますが、牛丼チェーン、ハンバーガーショップ(ロッテリアはよく実名を出したな…)をターゲットとした立食師たちからは、かつての(?)立食師が持っていたロマンが消え、「食のテロリズム」と化しているあたりが印象的です。飽食の時代やグローバリズムに対する警鐘、アンチ精神と考えられなくもないですが…あまり考えすぎると術中にハマる気がします。

ぶっちゃけ普通に映画を観て楽しみたい人とか、押井守作品に全く思い入れがない人とかにはお勧めしません。「で、なに?」みたいな感じになってしまうかと。かなり観る人を選ぶ作品には違いありません。

それにしても、公開場所がシネクイントということで、渋谷パルコPART3のエレベーターと階段とエスカレーターを埋め尽くすオタクの群れ、というのはなかなかシュールな光景だったかも。(<そのうちの一匹が何を言っているか。)

投稿者 ogre : 2006年5月 9日 | コメント (2) | トラックバック

2006
05 29(月)

5月28日の日記。TOEIC、豊洲、アキバ、夢使い。

TOEIC
今日はTOEICの試験で、曇っているのに蒸し暑い中、昼前から豊洲に行って来ました。もちろんカケラも勉強していません。なにしろ受験票が来るまで申し込んだことを忘れていたくらいですから。

もっとも、自分はこういう資格試験のために勉強する、というのは否定的なんですよね。英語が使える人がその能力を認定してもらうのが資格認定試験であって、点数を取るために勉強するなんて目的と手段が逆になっているとしか思えません。これは情報処理試験とか、そういう認定試験全般に言えることなんですけど。英語を喋れるようになるのに駅前留学し、結果としてTOEICのスコアが上がった、というのなら話は分かるのですが、「TOEIC徹底対策」みたいなことをしてスコアを多少上げたところでなんの意味があるのか、と。そのスコアはあなたの英語力に本当に寄与しているんですか?と。そんな風に思うのですがつまりは勉強してないことの言い訳にしか聞こえないかもしれませんが気のせいです。

街は工事中

豊洲というのはちょうど話題になっているところです。東京圏の人ならマンションのCMや広告に触れることもあると思います。広大な空き地が広がり、そこここに建設クレーンが立ち並び、雨後の竹の子のようにニョキニョキと高層マンションが生えてきているまさにその真っ最中、という土地。お台場になる前の13号埋め立て地を思い出します。江東区が思いあまって「ガキが多くなりすぎて困るからマンション建てるな」と叫んだという曰く付きの地域のひとつでもあります。巨大なオフィスビルとマンションが建つ中で、大きな公園とか公共施設の類は少なく思います。都市計画の不在をまざまざと見せつけている感じ。遠からず問題が発生しそうです(先の小学校が不足する、というのもそうですが)。

消防署
こんなかわいらしい消防署じゃマンション火災とか心許ないですしねぇ…。

ぶぶか(豊洲):味卵入り油そば
試験が終わったのは15時。開催地の芝浦工大豊洲キャンパスはまだ新しくて、広い敷地に余裕をもった作りをしていてキレイでした。隣のIHIビルにはナゼか飲食店が何軒か入っています(休日もちゃんと営業してますが…大丈夫なのでしょうか?)。その中の「ぶぶか」で油そばを食しました。実は油そばを食べるのは今回が初めて。しかも吉祥寺の有名店・ぶぶかの支店です。詳細はまた後日。

交通手段は有楽町線とゆりかもめ、都バスしかありません。そのうちもっとも非現実的な手段であるゆりかもめに乗って、新橋まで出てみることにしました。

工事中

豊洲からしばらくは、まだ開発途中の工事地帯を走ります。なにもかもが中途半端に作りかけな感じ(写真では、橋か高速道路を建設中)。最終的には築地市場が移転してくるそうですが、魚屋さんがゆりかもめで買い付けに来るわけではないしなぁ…。

楼閣
蜃気楼のように霞む東京タワー方面を見ながら有明、お台場へと進んでいきます。お台場はさすがに混んでいるようでした。駐車場もむちゃくちゃ混んでましたなぁ。このあたりからはさすがに観光客が沢山乗ってきて、写真も撮りにくくなったのでちょっとだけ寝ました。お台場の駐車場

新橋からCDを買うのに秋葉原へ。午後からは日が出ましたが、午前中と違ってカラッとした風が入ってきて大変すごしやすくなりました。

HORIZON
HORIZON
posted with amazlet on 06.05.28
レミオロメン 藤巻亮太 小林武史
ビクターエンタテインメント (2006/05/17)
これを購入。
今日は歩行者天国でも何もやっていなくてつまらない日曜(正直メイドさんはもうどうでもいいです)。せっかく来たので巡回ルートを一巡り。話には聞いていましたが、俺コンハウスが閉店とのことで、またPCパーツ専門ショップが減ってしまいます。ここしばらく自作はしていませんけど、やっぱり寂しいものですね。アダルトDVDショップばっかり増えて、ホントもう心底どうでもいいんですが。

古炉奈でコーヒーを飲んで帰宅。今週末は運動はお休みです。ちょっと疲れてますし。明日からまたがんばります。
今夜はHDDレコーダーの中の「夢使い」を集中消化。消化しないと今週分が録画できません(笑)。植芝理一氏のコミック(AA)が原作です。個人的には代表作の「ディスコミュニケーション」(AA)を映像化して欲しいところですが、無理か(笑)。「夢使い」は第7話が近親相姦ネタで植芝氏っぽい感じでしたが、やっぱりアニメでは突っ張ることはできないらしく、なんともはっきりしない終わり方。その他の回も全体にいまいち納得いかない感じ。毎週完結のバトルものに整理してしまっているので原作の持つ雰囲気が薄まってしまった感じ。まあ、アニメで理屈をこねると難しくなりますからねぇ…。さて、今週分を予約しなければ。

Technorati Tags:

投稿者 ogre : 2006年5月29日 | コメント (0) | トラックバック

2006
07 12(水)

夏の新作アニメ

夏の深夜枠アニメを見始めました。
とりあえずなんの前情報もなしに撮って見なのだけれど、とりあえず一通り見たところの感想を。

N・H・Kへようこそ!
(↑この中点がないとTV的にはヤバイらしい)
滝本竜彦原作によるベストセラー小説のアニメ化(その前にコミック化していますが)。
ひきこもりアニメのハズが超絶シゾアニメになってる気がしますが(注:シゾ=Schizophrenia・統合失調症)。いや、笑いごっちゃねぇ。にしてもAパートの幻覚シーンはホントにもうヤバイ感じ。文章やアニメで見たときにはギャグですんだんだけど、実際動いてみるとすごいインパクトだ。つかまあ全般的に妄想がヤバイのが主人公の佐藤君なのだけれど。
OPは正直よくわからないんだけど、EDの「踊る赤ちゃん人間」(大槻ケンヂ)に免じて許す(笑)
岬ちゃんのかわいさはこれからってところ?(この話は岬ちゃんがカワイく壊れないと面白く無さそうだ。)

●内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎
ネットでも(いろんな意味で)話題(笑)。原作はバンチ連載でもう14巻とか出ているらしい。まあ、このアクの強さというかケレン味というのは原作の持つものなんだろうなぁ、と想像(バンチだし)。しかし、それにしても絵が動かないわ歪んでるわでちょっと見ていられなくなってAパートで脱落。
躊躇なく切り

つよきす Cool Sweet
元々PC用のエロゲー、PS2でコンシューマー版としてエロが抜かれてこの度アニメ化。ゲームはどちらも知らないのでキャラもネタもよくわからんのですが。ゲームは男視線でしょうが、アニメ版の主人公は女の子。ラブストーリーになるんでしょうが、正直この先の展開はまだ不明。つかキャラ多すぎ。女の子だけで何人いるんだ…?しかも出てくる女の子が全員強気(つまりはツンデレ)というのはアニメ的に疲れてしまいそうな気がするんだけど。
いまのところFateみたいにゲームへ逆流する予定はなし。アニメは、うーん、とりあえずもうちょっと見ておくか。

無敵看板娘
週刊少年チャンピオン連載のギャグアクション漫画のアニメ化。原作はたまに立ち読みする程度だけど面白かった印象がある。アニメでもバカっぽさがいかんなく発揮されている(褒め言葉)。普通の絵柄の時とギャグ絵柄の時のギャップがいい。とにかくパワーに溢れているのでちょっと疲れるかもしれないけど、そのあたりも含めてウリか。

●学園ヘブン
OPみたらボーイズラブ臭がプンプンしてその場でカット。実際は不明(笑)

コヨーテ・ラグタイムショー
主人公の声が大塚明夫だったので(笑)
オッサンとキャリア女性、ドジッ娘に美少女アンドロイド12姉妹と幅広い層に媚びを売る戦略がどこまで認められるか(笑)。主人公が最後の5分しか出てきてないのが第一回なので、もうちょっとウォッチしてみる。

ゼロの使い魔
魔法異世界ツンデレもの。ライトノベルのアニメ化。原作は未読(逆流の予定はなし)。
異世界に使い魔として召還されてしまったコチラの世界の少年が、高慢ちきな貴族だけど才能ゼロの魔法使いルイズにいいようにされる、という話らしい。ファンタジーなので冒険に出たりなんだりするのかもしれないけれど、第一回はキャラクターと世界観の紹介でオシマイという感じ。
これもまあちょっと様子を見る。

投稿者 ogre : 2006年7月12日 | コメント (0) | トラックバック

2006
09 06(水)

9月5日の日記。暑いときは動かないに限る、むしろ止まれ。

おとといの夜あたりから実写版「蟲師」の画像が出回り始めていますね。オダギリジョー演じるギンコが鬼太郎にしか見えないとか、というかむしろ鬼太郎だとか、そういう話題で持ちきりですが。あとは江角マキコのヌイ、あとは淡幽かな(誰これ?)。でっかい瓶は虹の話?オムニバスっぽい映画になってるんですかね。なんとなくこう、イタい感じがしなくもないですよ大友監督…。肝心の「蟲」の描写が出ていないので、最終的なイメージがどうなるかは不明ですが。

今日は暑くなるという話だったので例によってひきこもり作戦を実施。昼食を買い込んで出社して夕方まで一歩も外に出ない戦略に。とはいえ資産の棚卸しとか始まっていろいろ忙しかったりするのですが。つか、棚卸しを今どき手作業でやってるってのはどんなIT企業なんですかね…。バーコードとかRFIDとかなんとか、いろいろやりようはあると思うのですけど。せめてシステム化して欲しいよなぁ…。オマケに月初の事務作業がいつもより倍増していて(それも今日になって急に発動して)ちょっとした騒ぎに。「がんばって早く仕上げましょう!」なんて気にはならないので〆切ギリギリまで使わせていただきます。ハイ。

夕方から打ち合わせに出かけて直帰。客先が家の方向なのでとても会社まで戻る気にはなりません(笑)。もちろん時間だって定時とっくにまわってましたしね。食事をして運動に行きました。
筋トレとウォーキングをあわせて1時間ぐらい。あと、10分ぐらいの腹筋コースをやっていたので参加しました。10分とはいえ、集中的に回数をやったので明日ちょっとくるかも…。インストラクターの人も言っていましたが、1人でやってると辛くなる前に止めてしまいますから、こういうのもいいかも。やりすぎると腰を痛めますけどねー。

そうそう、今日電車で真っ黒に日焼けした高校1年生ぐらいの女の子を見ました。最近は子どもだって日焼け止め塗って白いままだったり、日サロで焼いてるギャルみたいなのもいますが、その子は何ともキレイな小麦色に焼けていて、白いブラウスとのコントラストが不思議なくらいでした。もしかしたらインド人のハーフです、とかあるかもしれませんが…。ワタクシは潜りに行くたびに「いくら何でも白すぎだ」と言われる立派な白ブタでありますから人のことは言えませんけど、子どもも日に焼けてない、というのはなんかこう寂しい感じがします。

投稿者 ogre : 2006年9月 6日 | コメント (0) | トラックバック

2006
09 07(木)

9月6日の日記。騒ぎ立てない、焦らない、無心と諦観、忍びよるエヴァの影。

秋篠宮サンところがご出産だというので朝からまあエライ騒ぎで御座います。こっちが遅刻覚悟でトイレでのたうっている間に速報が流れていました。まあ、正直関係ないんですけど。とはいえ、以前に比べればあまり騒いでいないような気がします。マスコミとしちゃあ、日時の決まってるビックニュースだけに扱いやすいと思うのですがね。
セールとかもあるんでしょうけどマタニティ関連ばっかり安くなってもねえ。今年お子さんが生まれたご家庭はラッキィかもしれませんけどね。いずれにせよ関係ありませんが(むしろ、特番とかで放送予定が狂ったりする方が問題)。

そんなわけで(どんなわけだ)朝からハラを抱えて出勤と相成りました。調子に乗って食べ過ぎましたか…。そんなんで午前中は全然テンションが上がりませんでしたよ。昼に爆睡かまして少し復活。今日は事務仕事がメインで眠いことにはかわりありませんが。
夕方外出する頃にはしっかりした雨が降っていました。その中を多摩まで移動。今日の雨は「夏の雨」ではなく「秋の雨」っぽくなっていましたね。どの辺が?うーん、ニオイとか?
モバイル仕様ではない、フルスペックノートを持ち歩いているので肩が抜けそうです。振り回して歩いたら運動になるかもね…。壊れたらイヤだからやりませんけど(笑)。もちろん、会社が軽いのを買ってくれないのが悪いんです。
多摩では作業をひとつ、コーヒーを一杯、打ち合わせを一件。主目的は打ち合わせだったんですけど、先方の都合で流会に。自分は別の用事もあったからいいけど、そのためだけにきた同僚は全くの無駄足に…。悲しいけれどこれも仕事なのよね〜、などと言いながら(←嘘です)直帰。

食後にサイトを巡回していたらば、「ぴこていこく」さん経由で「シロクマの屑籠」さんのエントリー「オタク趣味を捨てずに結婚する方法の模索」というのを発見。んと、なんつかまあ、必死だなぁオイ(笑)。なんだってこう結婚したがるんですかね、皆さん。解脱してしまえばそんな悩みとも無縁になれるのに…。
簡単に言うと「ちょいオタ娘を探し出して教育しる!」という話なんだけど、コメント欄では「オタク同士の結婚か非オタ=オタ捨ての結婚のどちらかしかない」というキビシイ意見も。その理屈で行くとヨメがオタなら自動的にダンナもオタな訳だが、ん、まあ、そうかもしんないですね(笑)。でもまあ、一番問題なのは「結婚したいけどできない!」って言っているオタな人たちってそのちょいオタ娘とすら接近遭遇できないって所だと思うんですけど、どうですかね(笑)。あと、アレだ、三次元女性を教育したり洗脳したりするほど根気強かったり余裕があったりしたら普通に彼女できると思うのだが、どうか(笑)

やおい同人まっしぐらの女性オタクまではいかなくても、小さい頃ファミコンが大好きだった女性や、田中芳樹を愛好している女性、ライトノベルが大好きな女性なら案外いる

ああ、いるね、そういえば、(ここに知人の女性数人に関する記述が15行に渡って展開されましたが命の危険を感じたので削除しました)。

さてさて、そんなことを書いていたら、以前から噂になっていた「新世紀エヴァンゲリオンが完全新作で劇場版公開」という話の確定情報が。10日売りのアニメ雑誌からと思われるスキャンがコチラ。うーん、どうやらガチっぽい…。正直エヴァにはもう静かに眠ってもらいたい気も無きにしもあらず、ですが、逆に最近の中高生はエヴァの原典は知らないコトが多いでしょうし、新規開拓という意味での選択、というのはあるんですかね。庵野秀明氏は総監督、監督は「シト新生」鶴巻和哉氏。アニメ制作がGAINAXじゃないあたりは時代か(笑)。ああ、でも前劇場版もProduction I.G.との共同だっけ?
ストーリーラインは未公開みたいだけど、世界観と時間軸は以前と同じらしい。プラグスーツ姿のカヲル君がいるところをみるとパラレルワールド的?話なのかしら。いずれにせよ生暖かい視線で見守るのが吉というところでしょうか…。

投稿者 ogre : 2006年9月 7日 | コメント (1) | トラックバック

2006
10 09(月)

2006年下半期の選択肢、つまりはアニメの話だ。悪かったな。

10月に入って一週間過ぎた。今シーズン開始のアニメについても、まあ大体一通り出そろった感じ。なのでまあ何を見ていくべきなのか、考えをまとめるためにも一通り感想を書きながら検討してみることにする。
今回紹介するのは、
●Black Lagoon The Second Barrage
●D.gray-man
●ゴーストハンター
●魔法先生ネギま!
●パンプキン・シザース
●蒼天の拳
●武装錬金

の7作品。…それでもホントにごくごく一部なんだから嬉しい悲鳴というかなんというか。

●Black Lagoon The Second Barrage
うわっ、OPが全然変わってねぇ!とイキナリびっくり。話数も13話からなんで第一期の完全な続きということですか。ちなみにヘンゼルとグレーテル編からの再会。話数から行くと日本編もやりそうな気がする。楽しみ。
ヘンゼルとグレーテルの声がちょっとあってないかなぁ…まあ、暴力教会のシスターもイメージとはちょっと違うんだよなぁ(前回からだけど)。まあ、これは個人の好みかなぁ。
しかしまあハデに撃ってハデに死ぬね(笑)。絵も動きもキレイ。いろいろ問題があるセリフもバッチリ決めてくれている。「楽しみだわ、イワンはまだ入れたことがないんだもの…」とか。
流血が立て続けに起きていくのをうまい演出で見せているのが心憎い。双子の絡め合う手がアップでインサートされるんだけど…時々左右が入れ替わってるんだよぉ!気がついた瞬間にゾッとした。原作を知っていても(知っているからこそ)楽しめる、最上のクオリティ。
もちろん最優先でキープする。放映U局が多いので調整もできるしね…。

●D.gray-man
少年ジャンプの人気連載作品。原作は2巻まで読んで放棄した。いまはもっと続いているらしいけど…。アニメは原作とは違うオリジナルストーリー展開?と思ったら順番が違うだけか。しょっぱなからアクマとのバトル全開で原作を知らないお子様のハートをゲット!というところか?大きなお友達をゲットできるかどうかは微妙だ。ちょっと話の展開が無理矢理な感じがする。マンガではどうだったのか覚えていないが、これだけの話を1話に詰めてしまうとなんかこう、スゴイ駆け足になってしまっている感じ。実は…ってところがすごくアッサリ流されてしまってキャラの感情に共感できない(させる気が感じさせない)。
千年伯爵が大平透ってのはどうなのよ…。ニヤケ顔ってんで笑ゥせぇるすまんを持ってきたのかもしれないけど、見た目的には全然イメージが違うからねぇ。魔界の住人というよりかはマッドサイエンティスト的な感じの方がよかったんじゃないだろうか。ちょっと浮き気味な気が。

今後見るかどうか?うーん、もう一回見てみようかな…

●ゴーストハンター
サスペンス劇場的なヴォーカルなしのBGMにCGのみのOP/EDってのは狙っているのか予算がないのか、狙っているのか。まあ、売らんかなの流行曲を使わされるのに比べたら百倍マシかな…。少女漫画原作(原作は未見)らしい、主人公巻き込まれ方のゴーストハントもの。タイトルからして直球(笑)。それにしても、ゴーストハンター、巫女、破戒僧、霊媒師、エクソシスト、霊感少女、とイキナリ集めるだけ集めて話がなんだかむちゃくちゃ濃くなったところで1話終わり(笑)。うわー、ナンにも解決してねぇ…。話が進んでないので全然判断できない。今のところ(最初なんだから当たり前だが)破綻は見られないので一応キープすることにする。

●魔法先生ネギま!
原作の雰囲気だけを継承する純然たるギャグアニメになっている(笑)。こんなに遊ぶなら深夜でやれよ…。第一期は見たことがないのだけれど、その評判たるやサンザンだった訳で。どうしてもそういう先入観はあるのだけれど、「今回はいい」という前評判に違わぬ出来かと思う。テンポもよいし動きもいいね…ゴールデンタイムのアニメだと思えないくらいにコッテリ気味だとおもう(笑)。バカレンジャーが見れるとは…なんて馬鹿なスタッフだ!(←褒め言葉)黒板の文字が意味もなく変わっていたのはちょっと暴走気味。「ハルヒ」の熱にアテられたのだろうなぁ(あれは曜日が変わっていたんだけど)。
明日菜の頭のカウベル(?)が強調されたりして、ちょっと演出に違いがある。イキナリ31人出てきたけど、さすがに何か違うところがあるかなんてところまでは分からないな…。きっと専門に特集しているサイトがあるだろうからソチラをご覧なさいな。…それにしても、明日菜ってヘテロクロミアじゃなかったっけ?(みんな忘れてる気がするけど…)
キャラ紹介だけかというとそうでもなくて、1話目からちゃんと話が動いている。まずはエヴァンジェリンのエピソードから。最初からカモ君もいるし、来週はいきなりパクティオーみたいだし、展開もかなり手が加えられているので原作派にも楽しめる作りになっている。これはヒットしそうですよ…。ゴールデンでかぶりもないのでもちろん継続します。

●パンプキン・シザース
原作はコミック?読んだこと無いんだよね…。長きにわたる(?)戦争が突然停戦し、突然放り出された兵士と、戦災復興のために結成された陸軍情報3課「パンプキン・シザース」の出会いと最初の事件について語られる第1話。つまりはパンプキン・シザースのアリス少尉の天然正義感と、"不可視の9番"901ATT部隊出身のランデル伍長の不気味な存在感を見せつけてみせる回。"不可視の9番"のひとつで鳴り物入りのハズの903CTT部隊(今回の悪役)がアッサリと敗れ去ってしまうのは、チトもったいない気がするし、"不可視の9番"って言葉に重みが無くなっちゃうからどうなんだろうな…。とりあえず序盤で耳目を集めるためには必要だったのだろうね。おそらく原作でも。そういうことをすると、後で「敵の強さのインフレ」が起きやすいと思うのだけれど、まあ、普通のバトルもんでもないから大丈夫だろう。政治がらみネタとかも念頭に置かれているみたいだし。

●蒼天の拳
コミックバンチ連載の、「北斗の拳」の前日譚?にあたる作品。北斗の拳の主人公・ケンシロウの、同名の叔父が主人公。北斗の拳が「199x年」の核戦争後を描いている関係で、本作の舞台は1930年代だ。ちょっとノスタルジックな感じを狙うところだが、作画的にはあまりおもてに出てきてないかな。
この作品も原作未読なので比較とかそういうことは出来ないんだけれど…全体的に作りが荒い感じがしてしまう。アニメ版の「北斗の拳」に意図的に作画の感じを似せている感じがするのだけれど、いかんせんアレは15年ぐらい前の作品な訳で、今になって見直せば古めかしさは否めない。それをそのまま引っ張ってきたら…という感じになる。
どーっすっかなー、ちょっと微妙だ。裏番組との組み合わせによってはもう見ないかも。

●武装錬金
いきなりカズキが死ぬのは仕方がないか。まひろの眉が太いのも仕方がないか。斗貴子サンがブチ撒けまくっているのも仕方がないか(笑)。ギャグとシリアスのバランスもよくて、原作の持つ面白さをうまく出していると思う。次週はパピヨン登場みたいなので今止める理由はないな。むしろ積極的に録画したい(笑)。
比較的キャラ紹介や武装連金、ホムンクルスに関する説明が少なめなので、原作を知らない人にはちょっと入りにくいかな…。説明にダラダラと1話使っちゃうよりは好みだけど(原作を知らなくてもね)。

と、こんなに見てるのにまだ見ていない作品がある!とりあえず録画しているだけでも「すもももももも」「乙女はお姉さまに恋してる」「夜明け前より瑠璃色な」「マージナルプリンス」「コードギアス」「あさっての方向」「009−1」と7本もある…もう絶対消化しきれないなぁ…

投稿者 ogre : 2006年10月 9日 | コメント (0) | トラックバック

2006
10 12(木)

10月10とか11日の日記。イワンではじまりあさってで終わる。

まったく、なんと言うことでしょうか。
なんかカウンターがよくまわっているのでログを見てみたんです。
そしたら、
「イワンはまだ入れたことがないんですもの」
なんつークソッタレなキーワードで10人ぐらい来てるんですよ。
ファッキンご丁寧に「イワンはまだ いれたことがない」とか、丁寧に分けてググるなよチェリーボーイ。「イワンはまだシチュー鍋の中に入れたことがない」とかってフレーズが引っかかったらどうするだ。そんなフレーズはありえませんか。そうですか。
それにしてもなんなんだって思ってフレーズでググったら3番目にヒットした。なんというかこう、天国かと思ったら三途の川で護岸工事に従事させられているような気分ですな。

今日は結局雨は降りませなんだ。夕方はだいぶ雲がたれ込めていましたがね…。外出する予定が直前に打ち合わせキャンセルで一日オフィスに。外で食事をしようと身構えていたのでハデにすかされた結果がカロリーメイト2本。まあ、その気になれば10分でラーメン食ってくるぐらいの芸当は出来ますが…ダイエットだと思うしか。

昨日は素晴らしく良い天気でした。公園でごろ寝しながら本でも読みたい気分…。週末に実践したいところですが時間があるかな…日曜日は情報処理の試験があったりしますのでね(当然のようにまったく対策していない)。

「秋だから村上春樹を読んでいる」という納得できるようなよく分からないようなことを言っている友人がいましたが、今はちょっと春樹の長編は読めなそう…。というのも週末に買ってきた「あさっての方向」というコミックを読んでものごっつうダメージをくらってしまっているので(笑)。
コミックブレイド連載中という、どうみてもオタクな出自ではあるのですけど、ちょっとせつな系なストーリーと絵柄がツボにハマりました。過去に戻りたい女性と大人になりたい女の子の年齢が入れ替わってしまうーというベッタベタのAP/ARモノなんですが、どうも弱いんですな、こういうの。ストーリーが急ぎすぎていないので話がバタバタせず、でも時間だけがどんどん過ぎ去ってしまうというのがもう…ああっ!(←反芻してダメージ)
なにがいかんって、このコミックまだ完結していないんですよ。だからカタルシスも得られなければせつなオチで悶死することも出来ない無間地獄。とっ、とりあえず現在放送中のアニメは1クールで終わるはずだから…と思って書いてたら3巻出てた!ワンクリック!ワンクリック!(をぃ

あさっての方向 1 (1)
マッグガーデン
発売日:2005-03-10
あさっての方向 2 (2)
マッグガーデン
発売日:2006-03-10
あさっての方向 3 (3)
マッグガーデン
発売日:2006-10-10
Amazy

投稿者 ogre : 2006年10月12日 | コメント (0) | トラックバック

2006
10 16(月)

秋の新作アニメのつづきー

もう10月も3週目に突入して既に各方面でレビューも進んでいますし、既に2週目も放映されていますが一応、個人的な備忘録に書いておきますよ…

●くじびきアンバランス
ご存知「くじアン」。OPがオリジナルと違う!って、この場合の「オリジナル」は「げんしけん」アニメ内で放映されたものだからどっちがオリジナルだっていえば今回のがオリジナルなのかどうか。あのアニメアニメしたOPソングが聴きたかったなぁ(笑)。
OPと同様に、これまでにあったストーリーは完全刷新。文庫は読んでないからよくわからない。アフタヌーンで同時並行で始まっているコミック版とはちょっとだけ違うストーリーだけど、千尋君が生徒会長に当選してーという基本線は同じ。
なんだか蓮子ちゃんが大騒ぎして終わりってのが第1話の感想。作画はちょっと手を抜いているところがあったように見えるけど、今後崩壊しないことを祈るのみ。とりあえずもうちょっと見ていくかなー。
それにしても、次回予告の声が斑目と荻上ってのは、狙いすぎだよな…。

●009−1
石ノ森正太郎原作…って、没後8年もたってるのにすごいなぁ。原作はまんま「009ノ1」という作品だけど、未読。内容もわからないのでどう違うかはよくわからない。サイボーグの女性スパイ”009−1”ミレーヌが活躍するスパイ・アクション。キャラクターは石ノ森キャラを再現したグラマラス体型で、今日日の萌えキャラとはひと味違う。まあ、好みにはよるだろうけど。お色気シーンもあるけど、まあそんなものかな〜って程度。仲間はたくさん出てきているけど、能力がはっきりしているのは2,3人。00ナンバーは「009−1」から「009−12」までいるそうなので、今後は1話に1人ずつ特殊能力が出てくるとか、そういう感じなのかな…。

●金色のコルダ
平凡な女の子が音楽の妖精に出会って魔法のヴァイオリンをもらいーというベタベタのストーリーなんだけど、どうもイマイチ入り込めないのはなぜなのか。魔法の力でスゴイことが出来るようになったよー、てんならともかく、「なんだか魔法で楽器ができちゃいそうだ」みたいなのが気にくわないのかな(笑)。これまで一生懸命努力してきた人たちがかわいそうだよ…。
逆ハーレム的な話で男性キャラがイケメンだらけ、髪の毛がカラフルすぎて目がチカチカするのも原因か。まあ、パスすることにする。

●乙女はお姉さまに恋してる
原作はエロゲー。現代の「処女(おとめ)」を「乙女」としたところが良心の発露であろうか(笑)。とりあえず1話目を見ると、ああ、なるほど、このあたりでもうちょっとエッチになるのだなぁという感じのシーンが目白押し。そもそもがだ、美少年が女装して女学院(それも女子寮)に通ったらモテモテに!という設定がエロゲ以外はあり得ないよなぁ。抱きつかれてもあり得ないとかって、ゲーム以外にないよなぁ。お約束とご都合主義設定には目をつぶるか…。
時々ギャグ絵柄が入っているのはARIA風に感じなくもない。意識しているのだろうか。あまりクドくないのでまあ許す。
ギャルゲ原作ということで不安だったが、とりあえずキープしておく。ラブコメでいくのかギャグに転ぶのか、一部ちょっとシリアス路線も入れるスジであろう。

●マージナルプリンス
どう見てもBL法((c)国井咲也)適用作品です本当に(ry

●テイルズオブエターニア
よくよく調べたら2001年放送の再放送だった。でも、一応、新番組なんだよなぁ…?原作(PS2のゲーム)を知らない身には話が唐突過ぎて全然ついて行けない。なんだかお色気成分多めなのは初回放送がWOWOWだったせいか?ナレーションもなんだか浮き気味…ゲームで表示されている説明書きをそのまま読んでる感じなのかな。とにかく話についていけてないのでさっさと切るしかないかな…。

●砂沙美☆魔法少女クラブ
うーん、これも第2期か…。一応、これまでの話がわからなくても大丈夫なようにできているかな?子役の声優を本当に子どもがやっているのが特徴。普通の声優さんたちとのギャップは好き嫌いがあるだろうなぁ。全体的に頭身が少なめのキャラ造形も不思議な感じだ。基本的にドタバタギャクなんだけど、この違和感がまとわりついてピントがずれるやらおもしろおかしいやら。うーん、どうしたらいいものやら。

さてまあ、他にもいろいろあるしまだ再生もしていないのがあるんだけど(その前に2週目を見てるのもあるし…)。

投稿者 ogre : 2006年10月16日 | コメント (0) | トラックバック

2006
10 17(火)

10月16日の日記。のだめドラマはボクも見ましたヨ

早速のだめがらみでカウンターがまわっております。さすがですね。
念のため録画予約もかけましたが、オンエアで観ることができました。

まあまあの出来ではないかなぁと。笑えるところもかなりありましたしね。原作の持つ、シリアスな部分とギャグな部分をどう描くかなぁと思っていたんでですが、いろいろ演出駆使してきっちりと「分けて」いるように思います。FX入れている所は大体ギャグかな…。ちょろっとハートが飛んでみたり、スローで吹っ飛ばされてみたり。のだめの変態感もいい感じに出ていたんじゃないですかね。ここからどんどんエスカレートしていくと面白いかな(「変態の森」まで行って欲しいなぁ、やっぱり)。
千秋はちょっと黒すぎてガタイが良すぎる感じはしたけど、まあ雰囲気はあるかも。のだめとか真澄ちゃんはいい感じですね。のだめはもうちょっとぶっ飛んでたほうが主役としては雰囲気出るかな…まあこれからですかね。問題はシュトレゼーマンなんだよね(笑)。どう見ても竹中直人なんで(そりゃそうだが)、どうやって理屈をつけるつもりなんだろ…。「写真と全然違う!」とかってボケてましたしね。

番組最後のプレゼントはわざわざ「日本編」のコミックをプレゼント。やっぱりドラマで日本編を全部やって、劇場版でフランス編ですな…。原作が追いつかれないようにがんばれればね(笑)。

16巻のシャーペン付き限定版が、まだAmazonさんで在庫あったので張っておきます。1000円出すにはちょっと高いと思いますけど、ね。

投稿者 ogre : 2006年10月17日 | コメント (0) | トラックバック

2006
12 08(金)

iPod shuffle(2nd generation)レビュー

第二世代シャッフルのレビューだ。歳末商戦に向けて日本でもCMが頻繁に流れるようになってきたのでこの機会に本格的なレビューを書いておこうと思う。
まず最初に結論めいたものをほのめかしておくが、先日から左のAmazonアフィリエイトに置いておいたシャッフルへのリンクを削除した。つまりは、そいうことだ。

そのデザインと機能性

第二世代のiPodシャッフルは、「世界最小」の広告文句に恥じぬ小ささに1メガバイトの音楽を詰め込むことができる製品だ。一万円を切る値段と、クリップで留めるシルバーのボディは十分に物欲をそそられる。
これまでもこの大きさのMP3プレイヤーがなかったわけではないし、値段的にも手頃な、おもちゃ的なプレイヤーも多々あった。しかし、これだけの大きさに100曲を詰め込み、ファッショナブルなデザインに仕上げたものは他にあるまい。液晶を廃し、「音楽を(半ば強制的に)シャッフルする」という第一世代譲りのプレイスタイルによくマッチしているデザインだと思う。

一部で問題にされるヘッドフォンジャックの向きだが、たとえばクリップ(の持つところ)を左に向けてスーツの襟に付けるとこんな感じになる。
iPod Shuffle
ヘッドフォンのコードは下に、操作面も上下逆になるのだが、個人的には操作ミスはしなかった。上からのぞき込むようなイメージで操作していると思って欲しい。CMでも同じ方向で着けているシーンがある。

音楽プレーヤーとしての本分は何か?

問題は、そこまで「表面的に」すばらしそうなこの機械が、その本質において非力だという一点に尽きる。シャッフルには付属のイヤフォンがあるが、最近のnanoなどで採用されている小さめのものではなく、以前の大きめなサイズのものだ(アメリカンサイズ、と言っても良い)。このサイズは、正直日本人の耳には大きすぎる。自分も耳の穴が小さい方らしいので苦労する点だ。「音楽を聴く」デバイスとしては、このようなローカライズの配慮は省略していい点ではない。

まあ、ヘッドフォンはいいだろう。どうせお気に入りのサードパーティ製があるから、それを使えば……ところがそうしたとたんに、驚くべき問題が知覚されるのだ。
それは明らかにそれと分かる「ノイズ」だ。シャーッというホワイトノイズ、ときおり聞こえるプッ、プッ、プッというシグナル。海外では「ヒスノイズ」という表現をしていることがあった。
このノイズは、電源を入れた直後にはあまり感じないのだが(よく聞くとこの時点でもノイズがしている)、再生を開始すると急にひどくなる。一時停止してみればノイズの存在はハッキリするだろう。先に述べたように(音質のよくない)付属イヤフォンならまだしも、密閉型やカナル型のものを使っていると絶望的だ。ポップスを聴いていてもボリュームを上げなければ気になってしまうし(ノイズはボリュームによるレベル変化はない)、ピアノ曲の静かな部分などは音が完全にノイズの向こう側になってしまう。MP3プレイヤーが出たてだった頃の幼稚なデバイスならともかく、今どきのポータブルプレイヤーとしては完全に失格だ。
ノイズのレベルは本当に耐え難い。例え路上であっても、車の往来が止んだ時には明らかに認識できる。まして静かな部屋の中ではどうにも耐えられないレベルだ。

再生音量とノイズの音量が比例しないので、ノイズは音楽再生の回路で乗っているワケでは無さそうだ。純粋に電気的な問題だとすれば、ソフトウェアのアップデートなどで改善する可能性は少ない。

生き延びる道はあるのか?

というわけであるので、このプレイヤーを「ゆっくり音楽を聴く」という用途に使うのは無理気味だ。となれば、極端なカジュアルユースでしか生き延びる道はない。通勤電車の中であるとか、スタジオの音がうるさいトレーニングジムであるとか、背景音が大きいところでボリュームを大きくして聴くぐらいしかない。もっとも、ボリュームを大きくした場合に耳に届く音質は決して褒められたものではないので覚悟が必要だ。低音はペナペナで高音はとんがって耳につく。なにしろノイズのせいで音がザラザラしている。

nanoの存在を考えれば、超ポータブルプレイヤーとしての立場も怪しいところだ。あなたの服にポケットがあるか、首からnanoをぶら下げることに異論がなければ絶対にnanoを買うべきだ。2ギガのミニマムモデルが復活すれば、プライス的にもこのシャッフルに立場はなくなるだろう。

アップルの対応

このノイズの問題は大手メディアで書いているところはない。アップルの「Discussion Boards」(ユーザーが情報や問題を共有するための、アップルが提供する掲示板)で話題を振ってみると、同様の問題を感じている人が何人かいた。ブログなどでは話題にしている人を見かけることができる(コチラとかコチラとかコチラ)。2chでも話題が出ているらしい。

どちらにせよ、アップルが公に認めていない以上、問い合わせする窓口も存在しない。
そこで先日、銀座のAppleStore (購入店でもある)のiPod Barに行って症状を訴えてきた。担当してくれたスタッフさんは「ここでは(まわりが)うるさいので」と、付属タイプのヘッドフォンとShuffleを持って奥に行って確認。しばらくして帰ってきた結果は「正直、自分にはわかりませんでした」というものだった。
一応普段使っているカナル型ヘットフォンも持って行ったのだけれど、サードパーティ製をつなげてゴネルのも筋違い(保証外と言われればオシマイ)なので「ああ、じゃあ、そういう仕様なのですね」と言うことになった。スタッフさんは「店頭でしか聴いたことがないのでよく分からないが」と前置きしながらも、小さい分、パワーが足りない可能性はあり、高級なヘッドフォンでは能力が発揮できないかも、というような趣旨のことをと言ってくれた。まあ、それはそうだろう。しかしこのノイズはそういうレベルの問題ではないような気がする。

なお、この際、Dockが不調だった(接触が甘かった)ことを理由に初期不良扱いの交換をしている。全ての付属品を持って行ったので、その場で全損交換の扱いで全て取り替えて貰った。しかしノイズの症状は変わっていないので、少なくとも個体による症状ではない。ロットによって出ている可能性もあるが、これは判断のしようがない。
そんなわけで、せっかくのアップルストアも問題の解決には役立たなかった、というのが現実だ。

それでも売るのか?

もしこの問題がこのまま解決されないのであれば、この機械は、iPodシリーズの中でも希有な失敗作として記憶されるべきであるし、アップルは早急に販売を中止するか、問題を改善して販売済みの全商品を交換するべきだ。少なくとも問題を認識して公表すべきだろう。このままノイズが乗った製品を歳末商戦で売りまくれば、この問題はiPod、ひいてはAppleブランド全体への不信感に変わりかねない。

アップルの早急なる対応を期待したい。

自分は、とりあえず、アップルのサポート本体に電話してみることにする。

投稿者 ogre : 2006年12月 8日 | コメント (0) | トラックバック

2007
04 07(土)

4月7日の日記。いろいろ、もろもろ。ぐるぐる。

ちょっと前だけど、今週放送分のDEATH NOTEがすごかった。Lやワタリやレムがアレな会だったんだけど、オリジナルカットと演出がスゴイ。前半ではミサミサの(普通の)ゴスロリ衣装をタンノウし、後半はLと月のシーンで腐女子に訴求するあたりは商売上手だ。クライマックスの、最低限のセリフのみで構成した演出は神。かの有名な「…が……ま……」を切り落としたのは大英断。この後、比較的評判の悪い第2部をどのように料理していくのかが楽しみだ。

本当は出かける予定だったのだけれど、メールに気付いて目が覚めたのが10時過ぎ。いや、その前にも一度起きたつもりだのだけれど、盛大に二度寝したらしい。いろいろ本調子ではないので、グダグダ(まあ、そうでなくとも、もともとグダグダなのだが)。

昼過ぎまでダラダラと寝てすごす。多少お腹がすいてきたところで、ようやく活動開始。思い立って日本橋のますたにらーめんへ。食べて、三越前のスタバでコーヒーを飲んで、それから帰宅。今度は運動しに外出。ついでに麻雀格闘倶楽部をひさしぶりにやった。ちょっとリハビリ。満願・親満・親ッパネが飛び交う荒れた東風戦は、ラス親・ワタクシによる親ッパネツモぶっ飛ばし逆転トップで幕を閉じたのであった。

スポーツクラブでゆっくり運動。先週のフットサル(のあとのリフティング)で痛めた右足首が完調ではない。その他いろいろ完調ではない。うーん、いろいろ、もうちょっと。


ところで、「大江戸ロケット」のデキがなかなかよくて、いい感じ。

投稿者 ogre : 2007年4月 7日 | コメント (2) | トラックバック

2007
07 11(水)

再開コンティニュー

昔、ブログでは「ドラマでは国内編を全部やって、海外編を劇場版で」って予測をしていたんだけど、実のところ「新春か春の特番で海外か?」という予想はしていた。1年ずれたけど、やっぱりだ。(Thanks!「温泉ぐるめっと」さん

問題は、言葉の問題だよね……。原作では、あれは、フランス語で話しているんであって、だからこそ、のだめの「耳の良さ」が生きてくるのであって。ガイジン役を、竹中直人みたいなノリでいくのか、きちっとやるのか。玉置君は最近、水のCMでフランス語、喋っていたけどな(笑)

投稿者 ogre : 2007年7月11日 | コメント (0) | トラックバック

2007
07 29(日)

7月28日と29日の日記。昨日はフットサル、今日はダイビング。

まあ、我々がやっているフットサルやダイビングがスポーツか、というと微妙な問題もあるかもしれないので、せいぜい「スポーツとレクリエーションの週末」ぐらいにしておこうか。

まあ、しかし、筋肉痛になることには違いない。

土曜日は、いかにも夏、という感じの晴天で、準備不足もあってとにかく動きに精細を欠くところ。ベースとなる運動能力は、もう、どうしようもないので、考えたり予測したり、せいぜい正確なパスを出すぐらい、したいのだけれど。

夕方、スポーツクラブのスポーツマッサージに予約を入れて、下半身をやってもらった。やはり右側がやたら硬くなっている模様。ちょっと整体でも見てもらった方が良いかな……

サッカーをPK戦まで観てから支度をしたので遅くなってしまった。正直、観なけりゃ良かった。

そんな状態ながら、朝から荷物を引きずって伊豆まで。新幹線で熱海まで、いつも通りにサンドイッチを食べながら〜、と思ったら、新幹線のサンドイッチが豪華になっていた。京都のレイコさんがこき下ろしたサンドイッチは、今はもう昔(何の話だか)。

ホーム・伊豆北川で2本。水温は21度程度でグアム帰りにはちと寒い(笑)。海面は凪いでいたけど、潮の変わり目だったらしくて少々流れていた。流れはあるのに浮遊物が多くて透明度は悪し。3〜5メートル程度。
2本目のエントリーでは、バックロールで入った時にフィンが片方脱げてしまい、落としてしまうトラブル。流れもあって漂流を始めてしまい、ガイドさんに助けてもらった。情けない……。

これはベニイザリウオカエルアンコウ。アップで。

行き帰りの電車の中では撮り溜めしてあったビデオ(まあ、アニメだ)をPSPに移して見ていた。今回は「sola」を観ていて、途中から超能力バトルになっちゃったのはどうしたものかと思ったが、最後は感動的に終わった。「切な系」独特の後味は、嫌いではないんだけど、しばらく精神的に残るんだよね……。

投稿者 ogre : 2007年7月29日 | コメント (0) | トラックバック