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2006
10 09(月)

2006年下半期の選択肢、つまりはアニメの話だ。悪かったな。

[ 銀幕是即異次元之扉:Movie&TV]

10月に入って一週間過ぎた。今シーズン開始のアニメについても、まあ大体一通り出そろった感じ。なのでまあ何を見ていくべきなのか、考えをまとめるためにも一通り感想を書きながら検討してみることにする。
今回紹介するのは、
●Black Lagoon The Second Barrage
●D.gray-man
●ゴーストハンター
●魔法先生ネギま!
●パンプキン・シザース
●蒼天の拳
●武装錬金

の7作品。…それでもホントにごくごく一部なんだから嬉しい悲鳴というかなんというか。

●Black Lagoon The Second Barrage
うわっ、OPが全然変わってねぇ!とイキナリびっくり。話数も13話からなんで第一期の完全な続きということですか。ちなみにヘンゼルとグレーテル編からの再会。話数から行くと日本編もやりそうな気がする。楽しみ。
ヘンゼルとグレーテルの声がちょっとあってないかなぁ…まあ、暴力教会のシスターもイメージとはちょっと違うんだよなぁ(前回からだけど)。まあ、これは個人の好みかなぁ。
しかしまあハデに撃ってハデに死ぬね(笑)。絵も動きもキレイ。いろいろ問題があるセリフもバッチリ決めてくれている。「楽しみだわ、イワンはまだ入れたことがないんだもの…」とか。
流血が立て続けに起きていくのをうまい演出で見せているのが心憎い。双子の絡め合う手がアップでインサートされるんだけど…時々左右が入れ替わってるんだよぉ!気がついた瞬間にゾッとした。原作を知っていても(知っているからこそ)楽しめる、最上のクオリティ。
もちろん最優先でキープする。放映U局が多いので調整もできるしね…。

●D.gray-man
少年ジャンプの人気連載作品。原作は2巻まで読んで放棄した。いまはもっと続いているらしいけど…。アニメは原作とは違うオリジナルストーリー展開?と思ったら順番が違うだけか。しょっぱなからアクマとのバトル全開で原作を知らないお子様のハートをゲット!というところか?大きなお友達をゲットできるかどうかは微妙だ。ちょっと話の展開が無理矢理な感じがする。マンガではどうだったのか覚えていないが、これだけの話を1話に詰めてしまうとなんかこう、スゴイ駆け足になってしまっている感じ。実は…ってところがすごくアッサリ流されてしまってキャラの感情に共感できない(させる気が感じさせない)。
千年伯爵が大平透ってのはどうなのよ…。ニヤケ顔ってんで笑ゥせぇるすまんを持ってきたのかもしれないけど、見た目的には全然イメージが違うからねぇ。魔界の住人というよりかはマッドサイエンティスト的な感じの方がよかったんじゃないだろうか。ちょっと浮き気味な気が。

今後見るかどうか?うーん、もう一回見てみようかな…

●ゴーストハンター
サスペンス劇場的なヴォーカルなしのBGMにCGのみのOP/EDってのは狙っているのか予算がないのか、狙っているのか。まあ、売らんかなの流行曲を使わされるのに比べたら百倍マシかな…。少女漫画原作(原作は未見)らしい、主人公巻き込まれ方のゴーストハントもの。タイトルからして直球(笑)。それにしても、ゴーストハンター、巫女、破戒僧、霊媒師、エクソシスト、霊感少女、とイキナリ集めるだけ集めて話がなんだかむちゃくちゃ濃くなったところで1話終わり(笑)。うわー、ナンにも解決してねぇ…。話が進んでないので全然判断できない。今のところ(最初なんだから当たり前だが)破綻は見られないので一応キープすることにする。

●魔法先生ネギま!
原作の雰囲気だけを継承する純然たるギャグアニメになっている(笑)。こんなに遊ぶなら深夜でやれよ…。第一期は見たことがないのだけれど、その評判たるやサンザンだった訳で。どうしてもそういう先入観はあるのだけれど、「今回はいい」という前評判に違わぬ出来かと思う。テンポもよいし動きもいいね…ゴールデンタイムのアニメだと思えないくらいにコッテリ気味だとおもう(笑)。バカレンジャーが見れるとは…なんて馬鹿なスタッフだ!(←褒め言葉)黒板の文字が意味もなく変わっていたのはちょっと暴走気味。「ハルヒ」の熱にアテられたのだろうなぁ(あれは曜日が変わっていたんだけど)。
明日菜の頭のカウベル(?)が強調されたりして、ちょっと演出に違いがある。イキナリ31人出てきたけど、さすがに何か違うところがあるかなんてところまでは分からないな…。きっと専門に特集しているサイトがあるだろうからソチラをご覧なさいな。…それにしても、明日菜ってヘテロクロミアじゃなかったっけ?(みんな忘れてる気がするけど…)
キャラ紹介だけかというとそうでもなくて、1話目からちゃんと話が動いている。まずはエヴァンジェリンのエピソードから。最初からカモ君もいるし、来週はいきなりパクティオーみたいだし、展開もかなり手が加えられているので原作派にも楽しめる作りになっている。これはヒットしそうですよ…。ゴールデンでかぶりもないのでもちろん継続します。

●パンプキン・シザース
原作はコミック?読んだこと無いんだよね…。長きにわたる(?)戦争が突然停戦し、突然放り出された兵士と、戦災復興のために結成された陸軍情報3課「パンプキン・シザース」の出会いと最初の事件について語られる第1話。つまりはパンプキン・シザースのアリス少尉の天然正義感と、"不可視の9番"901ATT部隊出身のランデル伍長の不気味な存在感を見せつけてみせる回。"不可視の9番"のひとつで鳴り物入りのハズの903CTT部隊(今回の悪役)がアッサリと敗れ去ってしまうのは、チトもったいない気がするし、"不可視の9番"って言葉に重みが無くなっちゃうからどうなんだろうな…。とりあえず序盤で耳目を集めるためには必要だったのだろうね。おそらく原作でも。そういうことをすると、後で「敵の強さのインフレ」が起きやすいと思うのだけれど、まあ、普通のバトルもんでもないから大丈夫だろう。政治がらみネタとかも念頭に置かれているみたいだし。

●蒼天の拳
コミックバンチ連載の、「北斗の拳」の前日譚?にあたる作品。北斗の拳の主人公・ケンシロウの、同名の叔父が主人公。北斗の拳が「199x年」の核戦争後を描いている関係で、本作の舞台は1930年代だ。ちょっとノスタルジックな感じを狙うところだが、作画的にはあまりおもてに出てきてないかな。
この作品も原作未読なので比較とかそういうことは出来ないんだけれど…全体的に作りが荒い感じがしてしまう。アニメ版の「北斗の拳」に意図的に作画の感じを似せている感じがするのだけれど、いかんせんアレは15年ぐらい前の作品な訳で、今になって見直せば古めかしさは否めない。それをそのまま引っ張ってきたら…という感じになる。
どーっすっかなー、ちょっと微妙だ。裏番組との組み合わせによってはもう見ないかも。

●武装錬金
いきなりカズキが死ぬのは仕方がないか。まひろの眉が太いのも仕方がないか。斗貴子サンがブチ撒けまくっているのも仕方がないか(笑)。ギャグとシリアスのバランスもよくて、原作の持つ面白さをうまく出していると思う。次週はパピヨン登場みたいなので今止める理由はないな。むしろ積極的に録画したい(笑)。
比較的キャラ紹介や武装連金、ホムンクルスに関する説明が少なめなので、原作を知らない人にはちょっと入りにくいかな…。説明にダラダラと1話使っちゃうよりは好みだけど(原作を知らなくてもね)。

と、こんなに見てるのにまだ見ていない作品がある!とりあえず録画しているだけでも「すもももももも」「乙女はお姉さまに恋してる」「夜明け前より瑠璃色な」「マージナルプリンス」「コードギアス」「あさっての方向」「009−1」と7本もある…もう絶対消化しきれないなぁ…

投稿者 ogre : 2006年10月 9日 22:48



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