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2009
05 04(月)

ダブル・フェイス(18):細野不二彦

[ 二次元娯楽:映漫アニゲー, 二次元的行間之隙間:Book]

最近の細野先生は、なんかこう「真面目な」悪人が多くて、昔のような漫画的なド変態が出てこないのが残念。もっとぶっ飛んだ(そうね、パピヨンのような)変態が出てきてもいいのに(笑)。 しかしまあ、王道な悪人と手段を選ばない正義の全面対決。「クロブチ機関」の力を巡って、今回もギリギリの真剣勝負が繰り広げられる。Dr.Whooも、他の「機関」の面々も決して全能ではなく、舞台上の人物は微妙なところですれちがいを見せて読者をヤキモキさせるところがうまい。 とはいえ、一難去ればまた一難なのがマンガの常。この先どういった展開か、気を持たせる。 これまであったような1話完結の人情話や、Dr.Whooの「んな無茶なw」的マジックの見せ場がないのは少々残念……。

投稿者 ogre : 2009年5月 4日 20:47



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