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05 03(日)
用心棒(神保町):豚ラーメン
[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]
果てしなく人の連なるの「二郎」を眺めながら、人は何故二郎を求めるのか、その食いたるが先にあるのがメタボならば、なおその中毒性をもってして為政者は「二郎」を禁止すべきなのではないだろうか、その結果、地下に潜った「二郎」は地下ラーメン屋として二郎摘発チーム・アンタッチャブルと暗闘を……などとたわいもないことを考えながら向かいのラーメン屋に入ったら、
出てきたのが「二郎」インスパイア系だった、とゆー顛末。麺の量400グラムの、これが偉容だ。
ちなみにこれは「豚ラーメン」。チャンクと呼ぶべき塊が二個追加されて三個に。有料オプションは大盛りと味玉、そして「豚ダブル」。二郎インスパイアらしく、野菜、アブラ、ニンニクは増減可能。辛玉、という完全オプションも無料だ。仕事の移動中だったのでニンニクを抜いてもらった。初心者(キョロキョロ挙動不審だったり、隣のどんぶりを見て目を白黒させていたりする)にはニンニクの有無だけ聞いてくれる親切オペレーションだ。
麺は太麺。しっかりと歯ごたえがあり、野菜に手間取っていてもなかなかのびない。上品なつぶつぶではなく、肉から引きちぎったような脂が混じったスープは、とことん辛く、完膚なきまでに濃い。レンゲは無用だ。飲みたければどんぶりに食らいつけ……。
もやし中心の野菜の味は淡白だ。ニンニクやアブラの追加が上からかかる構造だからか。とにかく麺にアプローチすることが大切だ。野菜を切り崩すのではなく、豚の一角を攻略するのが近道とみた。
それにしても久しぶりの二郎系、やはりアレはラーメンではなく、二郎系という食べ物であろう。さすがにスープまでは完食できなかったし、食後、コンビニに飛び込んで黒烏龍茶を買った(笑)。食べ終わった直後は「あれ?意外におなか一杯にならないな……」と思うものの、次第に麺がふくれるのか、30分後に真の満腹が訪れる。フル完食をするならば、その前に、しっかりと体調を整えておく必要があるだろう。
投稿者 ogre : 2009年5月 3日 21:50
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