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12 07(日)
他人の視線、自分の視線、人の境界:You are not me.
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まあ、特に目新しいというわけではない。「スピリチュアルワールド見聞記(植木不等式)」によって、その前駆となる実験が紹介されている(本書で紹介されているのは2007年の実験)。また、ポストペットの生みの親として名高い八谷氏の芸術作品?「視覚交換マシン」を使った実験も有名だ。あちらは実験、というよりアートの領域であったが。
この、カメラとHMDのセット、果たしていくらぐらいするものだろうか?
つうか、こういうシステムが、欲しい(笑)。すごく面白そうだ。
簡易型のHMDではなくヘルメット型の立派なものだし、行動の自由を担保するためには無線である必要がある。八谷氏の「視覚交換マシン」は、ワイヤレスを実現するためにランドセルのようなバッテリ・無線部を背負っていたはずだ。しかし、現在の技術をもってして、また、簡易型のHMDを利用すれば、似たようなものは、比較的安価なコストでできそうな気がしなくも、ない。
バッテリ、カメラ受信部、再生部をノートパソコンで代用する。これは背負うか、有線にする必要がある。しかし、カメラもHMDもUSBから給電できる。ノートPCそのものは、ソフトウェアだけを販売してもよさそうだ。NetBook系ではパワーが足りないだろうか?(ストリーミングだからな……)
無線はBluetoothかLANを使う。パソコン間で画像データをストリーミング送信すればよい。うーん、リアルな画像をってことになると面倒だし、閉回路ビデオ画像送受信機作った方が早いような気もしてきた……。
人の視点も面白そうだが、動物の視点も楽しそうだ。
イヌかネコの首輪につけ、一定時間感覚で写真を撮っていく、という面白デバイスを作った人がいた(売っているかどうかは知らない)。動画であれば、イヌやネコの視点を体験することができる。鳥は無理だろうが、リュック・ベッソンの映像作品「アトランティス」では、アシカなどにカメラをつけた視点を提供している。人間には味わえない世界だ。そう言ったことが、個人でも簡単にできるようになってきていて面白い。もちろんダークサイドも出てくるであろうが……。
うーん、どっかで安く作ってくれないかな、「視覚交換マシン」。
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投稿者 ogre : 2008年12月 7日 02:42
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