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2008
03 18(火)

駅前妄想

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

最近、駅ナカとか駅チカとか(厳密には前者だけだが)、改札の中にショップを置くことが多くなった。その駅を定期券などで常用している人が対象であることは明らかで、なぜなら定期券なしで利用するには入場券を必要とするからだ。
普段使わない駅に、ちょっと足をのばして出かけるーというのは認められるのだろうか。例えば、普段東京駅は通過もしない人が、東京駅の駅ナカに行って、そのまま(改札を通らずに)帰ってくる、というのはよいのだろうか。厳密に考えるとキセルだ、ということにならないだろうか(どうなんだろう)。

しかし、これはなんとも不便な話だ。目の前に駅があって、しかもそこにお店があるのに、入場料を払わないと利用できない、というのは利用者(候補)にとってもお店にとっても不幸なことだ。お互いに機会の損失であろう。

しかしこんなことはちょっとしたシステムを導入すればすぐにでも解決できることだ。SuicaなどのICカード乗車券を持っていることが条件だが、各店舗で入場時に使ったSuicaをチェックし、入場料金を取らないようにチェックすればいい。

もちろん、ある程度の制限は必要だろう。最後のチェックから15分以内に出札しないと入場券分引きます、とか、最初に入場して30分以内にチェックを受けないとダメです、とか。もちろん、他の駅の改札から出たりしたらリセットだ。

現状では、キセル対策だろうか、純粋に入場券目的でSuicaを使うことはできない。出るときに窓口で「すいません、やっぱり乗りません」とリセットしてもらう必要がある(入場券代引かれても文句は言えない)。ICカードが無線式になり、電車の乗降まで確実にチェックできるようになればそういうことは無くなるのだろうが、そうなったら今度は超管理社会の到来が近くなるだろう。そうまでして利便性を求める人は、あまりいないと思われる。

人間が善意のみで構成されていない以上、どこかバランスの取れるポイントを探さなくてはいけないのだろう。そこを中心にゆらゆら揺れ動くものだし、支点そのものも時代で動くに違いない。それを見定める力が、時代の空気を読む、ということなのだろうか。チョット大袈裟な話だが。

投稿者 ogre : 2008年3月18日 22:56



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コメント(1)

家人によると、「中で買い物したいんですけど」と関西弁で言うと改札通してもらえるそうですが。

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