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2007
03 15(木)

3月15日の日記。日常の謎。

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

これは昨日(14日)のことなのだが、外出先から帰社しようと調布の駅で電車を待っていた時のことだった。

「この電車、新宿まで行きますか?」

という、その若者の問いを、一瞬理解できずにいた。

近くの方ならご存じの通り、通常の時間帯では、調布からの上り線は新宿行きしかあり得ない。なにしろ、そこが終着駅でもあるのだし。
しかも、電車の側面には(そして駅の案内にも)新宿行きであることははっきりと掲示されている。字が読めぬわけではなかろうし、日本語を解さないようにも見えなかった。

「行きますよ……でも、各駅停車だから、遅いですよ?」

と、僕は答えた。僕自身、その次に来る特急電車を待っているのであり、目の前の各駅停車は、すぐに追い抜かれてしまうのだ。

その若者は、いやいや、いいんですよ、というようなことを言い、その電車に乗り込んでいった。軽く頭を下げ、ちゃんと礼を言っていった。
電車はすぐに出発したので、乗車後の彼がどのような表情をしていたかは定かではないが、少なくとも、僕には笑顔で礼を言ったものだった。

さて、彼は、どういう理由で行き先を確認し、笑いながら電車に乗っていったのか?なぜ終着駅まで遅く着く電車に乗っていったのか?(座りたかったのか?)

謎は深まるばかりだ。

投稿者 ogre : 2007年3月15日 23:46



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コメント(1)

何かの犯罪のアリバイづくりに利用されたんだ! 間違いない!!
後日、十津川警部があらわれて(以下、略)

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