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2005
02 20(日)

じゃんがららぁめん:むぎちゃん

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

久々にラーメンの記事を書く。もっとも、店は例によって「じゃんがら」なんだけど。

じゃんがら、みそ味に次ぐ第三の常時全店共通メニューが「むぎちゃん」だ。
店頭ののうがきによれば、じゃんがらのスープに「九州特産の麦味噌」を入れたマイルドな味、なのだそうだ。存在は前から知っていたのだが、実は、麦味噌というのがあまり好きではない(単なる食わず嫌い)ために敬遠していたという次第。

この度、意を決して「全部入り」を注文して、食べてみた。

…ファーストインプレッションは「薄い」「甘い」。ここのところ濃い味付けのラーメンを食べ慣れていた(じゃんがらも秋葉原本店でなければ「ぼんしゃん」「ホットつけちゃん」を食っている)せいか、久々の「じゃんがら」ベースは思いの外薄口に感じた。ずっと前から比べると「薄くなった」と言われることが多いスープだが、それにしても…。より「薄口」に感じるのはこの「甘さ」のせいだろう。麦味噌特有の香りはあまり感じられないが、じゃんがらベースの甘みをより強く感じさせるものになっている。そりゃ、砂糖を溶かした甘さではないけれど、ラーメンにしてみたら意外な味の取り合わせだ。薄口さ加減とも相まって、わざわざ硬めにした麺とはちょっと合いにくい。
そこでここは「全部入り」を活かし、明太子を積極的に溶かしながら食してみることにした。するとこれがなかなかいける。普段ならしょっぱすぎる感すらある明太子が丁度よい塩加減を与えてくれるので「ラーメンスープらしさ」が出てくるのだ。これはぜひお勧めしたい。(とはいえ、調子に乗ってスープに溶かしてしまうと後の方が塩っ辛すぎてしまうので注意が必要だ。もちろん、明太子が苦手な向きには通用しないワザでもある。)

いくつか「むぎちゃん」の感想を書いているブログも見てみたが、やはり「甘い」という意見が多いようだ。もっとも、これが苦言か褒め言葉かは人によって微妙に異なる。それもこの味の特徴を表しているものとも言えそうだ。

という訳で、なかなか微妙な位置の「むぎちゃん」。カピタンやにんにくを加えるともうちょっと味に深みがでるだろうか?これは次回以降の宿題と考えておきたい。
もうひと味パンチがほしい。右のストレートが何故打てない。ジャブだけでラーメンファンをノックアウトできるとは、ゆめゆめ思わないことだ。

投稿者 ogre : 2005年2月20日 17:57



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コメント(1)

こんにちは。トラバありがとうございました。
「むぎちゃん」全店共通メニューとは知りませんでした。
冬になるといつも「みそじゃん」が食べたくなります。
「むぎちゃん」は、まだちょっとスープが弱いですよね?
おいしいんだけど、もうひと味・・・・

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