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2004
10 17(日)

ヨシベー(塩ラーメン):錦糸町南口

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

こぢんまりとした店構えに、昭和30年代風の凝った外装/内装。ラーメン屋の店内におなじみ「ボンカレーの広告」があるのはどうなんだ、という気もするが、まあそれはそれとしてちょっと前に流行った「そういう内装のお店」。どちらかといったら凝っている方。
食券機の最初はとんこつ味の塩ラーメンですが、他にも醤油ラーメンやあっさり系の別スープのラーメンがある模様。今回はシンプルな塩ラーメンに挑戦した。

とんこつベースのスープは、そんなに濃くは見えないわりには適度なコクがあり、しっかりと味がついていて臭みもない。北九州系のとんこつをもって「こんなのホンモノのとんこつスープじゃない!」という人以外には受け入れられる味であろう。
具はメンマに大振りな「トロ肉チャーシュー」、小口切りの青ネギと万能ネギがタップリと乗っている。とんこつスープにつきものの紅ショウガが口直しに欲しい気がするが、残念ながら机の上にはない。まあ、それほど口の中に残る濃厚さ、という訳ではないので特に問題はないが。このラーメンは、この店の基準にすると「コッテリした」モノらしいが、実際の所、他のとんこつ系ラーメンと比べると逆にあっさりしている感じだ。
ストレートの細麺は小気味のよい歯ごたえがスープは「うまみ」よりはとんこつ独特の甘みで食べさせる。強烈に後を引く訳ではないが、結局はすっかり飲み干してしまう。

ぜひ別の味にも挑戦して、報告したいと思う。

ところで、コチラのページに

ところが、である。ここは人生の敗残者が集まる錦糸町だ。町並み
は古び、本物の昭和30年代の建物なんかざらにある。その一角に
この店が置かれると、町並みに異様に溶け込み、そこに埋没して、
とても実際に営業しているとは思えないのである。

ネットで情報を見て探したが、最初は店の前を通り過ぎてしまい、
どこにあるのかわからなかった。それほど競馬オヤジだらけの小汚
い町に溶け込んでいるのである。

とありまして、ですね、
そりゃまあ、錦糸町はJRA、もとをただせば「楽天地」(あの界隈の大地主。JRAもここの地所)の時代から日活ロマンポルノの専門館があるような土地柄ですし、今さらジャン・レノを連れてきて「映画館に住む生活」と言っても「この土地でその部屋、その(高い)値段でその間取り(のひどさ)はありませんからー!!」とギター侍バリに突っ込みたくなってみたり、「駅のホームから金貸しの看板しか見えない」と泉麻人に的確に指摘されてみたり、夕方はキャバクラのおねーちゃんが駅から出てくるのとすれ違って時間を知ったり、夜の裏通りは基本的には日本語以外の方が多く聞こえるし、アフリカ系黒人の客引きは無視しても「アリガトー」と日本人より礼儀正しかったりする国際都市だったりして、とても良い・・・・あれ?

ふっ、ふんだ、少なくとも錦糸町は千葉県ではないもんね。(でも江戸か、というと微妙なところであるのはナイショ)

(口が悪いのはすいません(^^;))

投稿者 ogre : 2004年10月17日 12:56



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コメント(4)

今日ひさしぶりにヨシべーに寄りました。味噌ラーメンを
食ったが、ちょっと濃いでしょ?あそこ。スープを頼んで
それで割るとちょうど良い。最後の一滴まで飲み干しました。
錦糸町ラーメンの良心ですな。

ちなみに秋葉原は「玄」でしょ。

カキコどもでです。
残念ながら味噌ラーメンは未食でして、次に試してみます。
がんこ系の濃い味に慣れてしまうと、薄く感じることはあっても濃く感じることはあんまりないですなぁ。
秋葉原は順次開拓中ですが・・玄って、どのあたりにありますかね?

あ、そうか、がんこ系のひとか。ちょっと
好みがちがうかも。ヨシべーは魚介系だから。
「玄」はその師匠。

新作の坦々麺を食ったら、めちゃめちゃツボに
はまりまくりで、3日つづけて通ってしまった。
あれは傑作かも。

どもども。
いや、この前、「味噌」も食いました。

・・・・いいっすね、アレ(笑)

「味が濃い」っていう意味がわかりましたよ。
でも、自分はあれくらいでも全然オッケーです。もちろん、スープも全部のみました(←塩分とりすぎ)
トロ肉チャーシューも入れてみました。あれもいいっすね。(←カロリーとりすぎ)
トンコツベースに味噌を合わすってああ言う感じなんですねー。ちょっとオドロキ。

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