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2009
04 07(火)

記憶(媒体)の粉砕と回収:Memory will go on.

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

そして今日もまたひとつ、HDDが散っていく。

1年半ぐらい前に、MacBook(通称マックロブック)と一緒に買った、500GBのATA-HDDが逝った。同時に買った内蔵SATAは元気なのに、バックアップ用の外付けが先に死ぬとは。外付けの箱を流用するため、当時既に高めだったATAの、それも一番大きいものを買ったのだが。

購入時の金額は\11,000程度。これに延長保証が+\1,000ぐらいだ。こんなときのための延長保証だろう、と再生なったばかりのTSUKUMOに持ち込んだところ、既にメーカー修理もやっていないので、廃棄の上、50%返金、との結果だった(購入後1年〜2年の場合は50%返金)。
HDDと保証書はお預かり。TSUKUMOで動作確認とかするかはわからない。もしかしたら環境を変えたら回るかもしれないし、ダメかもしれない。「動きましたので返却します」なんて言ってこないことを、祈るのみだ。

なにしろ半額、つまり\5,000ぐらい返ってくるわけで、これにチョイと足せば、SATAの1TBが買えてしまう。たった1年ちょっとでこの有様だから困る。まあ、とりあえず、バックアップのHDDがないのは困るので、普通に箱入りの外付けHDDを買ってきた。Buffaloの1TBだ。

ところで、こういう製品のレビューを見ると「○○(メーカー名)のはすぐに壊れる」とか「大事なデータが壊れた」などという話がよく出ているけど、年に一発はHDDクラッシュに遭遇する身からすると、メーカー(HDDの、パッケージの)に関わらずHDDは壊れるし、消えて困る大事なデータをバックアップ取ってないのはそもそも運用が悪いし、という気持だ。ものはいつか壊れる(ましてやHDDなんて1秒に100回転以上してるんだぜ?)。データはいつか失われる。ただまあ、こればかりは、痛い目を見ないと絶対に理解できないんだろうな、とも思う。

あ、ちなみに、老婆心ながら言っておくと、「RAIDはバックアップのかわりにはならない」から気をつけないといけない。「大事なデータだからRAID1(ミラーリング)の外付HDDで!」なんてのは、ミスリードとしか思えない(SE業界では常識なのだが……)。
大事なメール、想い出の音楽、家族の肖像、子どもの成長記録。失いたくなければ、必ずバックアップを取っておくことだ。

投稿者 ogre : 2009年4月 7日 20:26



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