« オークションと箱の謎〜The truth of capitalism.|メイン|黒執事 5巻:枢やな »

2008
09 19(金)

高はし(飯田橋):雲呑麺

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

高はし
飯田橋駅前にある、カウンターだけのこぢんまりとしたお店。だがしかし、JRのホームから行列が見えるほどの有名店だ。自分が行った日も、二時前だというのに数人が待っていた。

今回は評判の高いワンタン麺をチョイス。並んでいる間に店員さんがぶっきらぼうにメニューを突きつけ、オーダーをとる。麺は客が入ってから茹でているので「座ったら麺」というわけにはいかない。先オーダー取っている意味が、あまりないような……。

店内はカウンターのみ。夏真っ盛りの訪問だったのでとにかく暑い。カウンターの中、目の前でスープの鍋がグラグラと煮えている。ラーメン屋のスープに火が入っているのは当たり前だが、仕込み中ではなく、まさに注ごうとするスープがグラグラ煮えているのは初めて見た(昔「スープはニッコリわらうくらいの火加減にする」って聞いたことがある)。

麺は中華鍋で茹でられ、平ザルであげる。中華鍋2つを交互に使っているらしい。一度に3〜5杯は茹でていそうだ。

ワンタン麺
やや茶濁したスープで、アッサリ目のようにも見えるが、その実、上澄みに浮いた脂の強さがある(鳥と豚らしい)。臭みはない。塩は控えめな感じ。

具はチャーシューメイン。雲呑麺なのでもちろん雲呑。これは結構たっぷり入っている。もちろん、途中で分解してしまうようなことはないし、「ドコに肉が!?」みたいな具の少なさ、なんてことはない。しっかりとした、旨い雲呑だ。
あ、あと、なぜかメンマが、これまた大量に……。

なにより特筆すべきはそのスープの熱さ!暑い日に行った、というのもあるけれど、それにしても熱い!量もたっぷりある。ワンタンも、口の中を火傷しそうなほど、熱い。
あまりに熱いせいか、それとも平ザルのせいか、麺はちょっと柔らかめ。中太で、なんというか、学食のラーメンのような気の抜け方を感じる。スープの気合いの入りようからすると、なんかバランスが取れていないような感じ……。こういうタイプ、ということなのだろうか。

脂の味で食べさせるせいか、ちょっとアキが来るのが早い感じ。暑い(熱い)のもあって、スープ完食できなかった。「なつきの日記風(ぽいもの)」さんによれば、脂を少しずつ絡めながら食べることを心がければ、最後にギトギトになることはなさそうだ。うーん、比較的、一気に食べてしまうスタイルだから余計に脂が残ってしまったのだろうか……。

投稿者 ogre : 2008年9月19日 01:24



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.the5thdimension.jp/cgi-bin/mt/mt-my-mod_12_track_back_ogre.cgi/1641

コメント(1)

TB&文中リンクありがとうございます。
TB返そうとしたんですが、蹴られました。(^^;

僕の食べ方で脂を適当に掬えたのは、高菜のお陰かと。

コメントする