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2008
08 29(金)
08 29(金)
よつばと!(8):あずまきよひこ
[ 二次元娯楽:映漫アニゲー, 二次元的行間之隙間:Book]
不思議な5歳児とそのまわりの人々の物語。
5歳児ならみな同じくらい不思議なのか、よつばが不思議すぎるのかは謎。
世間はとても狭いのに、よつばの視点から見るそれは果てしなく広大だ。大きくなるにしたがって、子どもの主観的事象の地平線はどんどん大きくなり、広く、広く、遠くまで広がっていく。その広がりがなくなったときが成長のおしまい?自分はどうだろう。
いや、そんな内省的になるような気分に浸るようなマンガではない。よつばの視点をなぞって子どものそれを(自分の中に)シミュレートしつつも、それに振り回され、振り回す、「大人」たちをみてニコリと微笑むのがよいだろう。
正直に言うと、私は子どもが嫌いだ。
なんかもう、理性の欠片もないのが我慢ならない(無茶言うな)。
子供は常に人間という規範から外れてきた。つまり確立した自我を持ち自らの意思に従って行動するものを人間と呼ぶならね。では人間の前段階としてカオスの中に生きる子供とはなにものなのか。明らかに人間とは異なるが、人間の形はしている
電車の中とかで大騒ぎしている子どもを見て「かわいい(はあと)」とかって言う人の気が知れない。子どももそうだがその保護者は何しとる!相手は理性がない生き物なのだ。その手綱をしっかり握るのが保護者の仕事だろうが!
などと。
でもまあ、本巻中の「とら」の言い分でもないが、「子どもは苦手だけど、よつばは見てて楽しいから、いいや」と、なる(笑)
投稿者 ogre : 2008年8月29日 22:02
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