Talking in the 5th-Dimension.

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がらがら、ぴっしゃーん！ーDarling,you're flirt!(cha)

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

東京は、嵐だった。

このところ、北の方やら南の方やら西の方やら東の方（埼玉とか湾岸方面とか多摩西部とか千葉とか）で結構な雨が降っていて、遠く雷鳴が聞こえることもあったけれど、どういうわけか23区中心部は殆ど雨が降らない状態だった。夕べは降ったけど、ちょっとお湿り、程度で終わってしまった。
今日はもう、視程が1kmもないようなどしゃ降りの雨。そのカーテンを透かして稲妻が煌めく。轟音。ビルに反響し、遠くから響くようなエコーを残して聞こえる。吹き付ける雨。反対側の窓からは、今だ平静を守った街が見下ろせる。いま、嵐の最前線にいるーそんな瞬間を久しぶりに体験した。

嵐を前にすると心が躍る。
これはきっと、落雷のエネルギーで空気中の水分子が分離し、マイナスイオン化した水素原子が我々の精神に影響を与えているに違いない（嘘）。
「仕事がないなら、飛び出していきたいですね」と誰かが言った。そういうプリミティブな気持を揺り動かすのも、自然現象のパワーなのだろうか。ちょっとぐらいの大きいビルやハデや装飾では、そういう類の感情が奮い起こされることはない。絶対的な大きさ、絶対的なパワー。
そこにあるのは安らぎや感動などではなく、畏怖であり、恐怖であろう。

投稿者 ogre : 2008年8月 5日 23:58