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2008
06 27(金)

スカイ・クロラ&スカイ・イクリプス

[ 二次元娯楽:映漫アニゲー, 二次元的行間之隙間:Book, 五次元的思考之蒙昧:Diary]

はははは。

買ってしまった。
散香×2
しかもダブルで。

初回限定3000セット!なんて、煽るからさぁ。

シリーズ累計で60万部はあるらしいので、まあ、ハードカバー→ノベルズ→文庫と別れていても1/3として1種類20万部、スカイ・イクリプス除けば5巻なので一巻4万部。4万人の読者がいて、そのうち1割・4千人が愛読者だとして……セットで1万5千円カネをポン、と出すのは、その半分以下か。
押井守ファンとの積をとると、さらに減りそうだな。
あわてて買うこともなかったか。

まあいいや!買ったものは買ったのだし!

ということで、塗装違いの散香2台。旧日本軍なら「散る」なんて名前は、まあ、つけないところだけれど、物語的には深い意味がある名前だ。

散香

モデルだが、プラスチックだと思うのだが、妙に重さがある。一部ダイキャスト製なのだろうか(追記:ダイキャスト製で、一部プラスチックのようだ)。可動部は後部のプロペラのみ。しかし、せっかくの二重反転なのに、二つのプロペラが同じ方向にしか動かない、というのはどういう事だろうか……。
ブレードの方向がちゃんと逆になっているあたりは、さすがに手は抜いていないのだが、値段からするとちょっとチャチな気がする。車輪なども一切動かない。脚もギミックは、なし。
ちゃんとしたのが欲しければ、コトブキヤとかオーガニックから出るモデルを買え、ということなのだろうか。値段的にはあんまり変わらないので、これ以上ギミックに凝っているとも思えないのだが。

押井守本人が言っていることだが、フォルムはやっぱり震電に似ている。


(Wikipediaより)

まぁープッシャの単座戦闘機、ということで、デザインに選択の余地もあまりないのかもしれないが。散香のほうがスマートに長く、垂直尾翼も大きく、その先端には補助輪がついている。先尾翼の位置もグンと前にあって、これは後部の巨大なエンジンブロックとバランスをとるためだろう。
試験機に過ぎなかった震電に対し、こちらは先行量産型とはいえ実戦配備型であるので、固定武装として前方下部に4門の発射口が見える。これもプッシャの特徴だが、長い前輪は前に格納され、それを避けるようにその後方に固定武装がセットされている。
エア・インティークのふくらみ具合がF-5とかを想像させる。いや、位置から言ったらA-4か……(どうでもいい)。いや、ということは、なんとなくターボプロップっぽい形状な訳だが、この世界ってレシプロじゃなかったっけか……(あれ?どうだっけ?)。
機体上部のふくらみはなんだろうなぁ。V型エンジンの気筒がここにはみ出しているのか。映画で整備シーンが出てくれば、わかるかな。きっとササクラが開けているだろうし(ササクラは千葉繁……のわけないか)。機体の下にはハードポイントがある。爆弾を積んだ、という話は読んだ覚えがないので、増槽用だろう。
プロペラは震電の5枚に対して3枚(震電でも3枚にする、というプランがあったらしい)。二重反転。ハブが巨大なのは、機構が複雑だからだろうか。垂直尾翼にラダーが着いているだろうが……ラダーが倒れたときに干渉しそうだ。大丈夫なのだろうか(ラダーは下半分だけのようにも見える)。
途中で角度が変わる、ダブル・デルタっぽい主翼も特徴的。この辺はSFっぽいなぁ、という感じもする(笑)。ちゃんと翼端灯がついてるんだよね。正面向かって右が赤で、左が緑。

というわけで、えーっと、やっぱりカッコいいわ(笑)

(オマケ)
箱の中にはコックピットのイラストが……
箱の中

投稿者 ogre : 2008年6月27日 15:58



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