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2008
06 17(火)

金縛り

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

金縛りに、よくあう。

入眠時幻覚と呼ばれることもある、あの現象だ。

ドコで読んだか忘れたが、20才ぐらいまで頻繁にあっているがパタッとなくなるケースと、20代になってから急に始まる場合とあるそうで、僕様の場合は明らかに後者だ。

寝る直前までディスプレイとニラメッコしているのがよくない、とか、日中の刺激が収まっていない、とか、いろいろ理由はあるのかもしれないが、かれこれ十数年のつき合いでも原因がわからない。ただ、明かりを消して横になり、目を瞑ったあたりで「ああ、今夜は来そうだな」という予感めいたものは感じる。脳がまだ活動を止めていない感じ、とでも言おうか。

主観としての現象はいろいろあって、ひどく具体的な明晰夢の場合もあれば、おきまりの息苦しさ、人の気配、などというものもある。昨夜は両脇をくすぐられて思わず笑ったら腰に響いた、という、夢をみた。実のところ肉体の方は全然動いていない。笑ってもいないのに、反射だけは起きて、腰の筋肉が緊張したのかもしれない。

金縛り状態からウンウン唸って、ようやく目が覚めてきた、という、夢を見ることもある。冷静になってみると、寝ている周囲の状況が全然違ったり、真っ暗なのに部屋の中が見えたり、極端な客観視をしているので夢であることがわかる。「幽体離脱だ!」などと無邪気に喜んだりしない。何しろ周囲の(部屋の)様子が全然違うからだ。

家族や知人が家の中を歩き回っているのがわかったり、部屋まで来て話しかけられたりする、というような夢のこともある。電話がかかってくることもある。それはもう、その瞬間には全くのリアルとしか思えないのだが、明らかにつじつまが合っていないのであとで夢だと知れる。いずれにせよ、かなり覚醒状態に近いので寝た気がしないし、ふわりと覚醒状態に近づいても、そのままうつらうつらしていると、すぐ同じ状態になってしまうから始末が悪い。

理性が奮い起こせるならば、現実に戻ってきた段階で「えいや!」と起き上がり、部屋の明かりを点け、本でも読んで一度完全に目を覚ます。その上で(場合によっては安定剤を囓りつつ)再び寝ようとした方が、良いようだ。
もっとも、先日は、「えいや!」と起き上がり、明かりを点けて、飲み物を読んで頭をシャッキリさせた、という、夢を見た。

あなどれない。
なにか有効活用するような方法でもあれば、いいのだが。

投稿者 ogre : 2008年6月17日 23:38



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