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2008
06 18(水)

私的指摘至適ボーカロイド(12):ブラック★ロックシューター

[ 二半次元調之拘:Music, 五次元漂流:Net]

ryo氏(の、プロジェクトであるsupercell)の最新作を紹介してから、まだ三週間。前作「ワールドイズマイン」が「週間ボーカロイドランキング」V2を達成した翌週、その頂点に輝いたのは、またしてもsupercellの最新作だった。
コメントでも議論されているが、同一のクリエイターの作と確認されている作品が、同時に週間ランキングのTOP30に入るのは前代未聞だ。「みくみく」「うろたんだー」と並ぶ定番である「メルト」が10位になっており、TOP10に3曲が入っている。一時期の小室哲哉かモーニング娘。を彷彿とさせる活躍だ(そういう言い方をすると、なんだか褒めていないように聞こえるw)。

huke氏のイラストにインスピレーションを受けて製作されたという本作。雰囲気としては「メルト」を彷彿とさせる。アコースティックな音色でのクリアな音楽がそうさせるのだろうか。「物語」を強く強くさせる歌詞。「メルト」や「ワールドイズマイン」のように直接的な内容ではなく、バックにある「物語」を掘り起こすかのよう。聞き手の想像力を刺激する。「調教」の具合は「ワールド〜」の方がしっくりする感じだが、気になるほどではないだろう。

どんどん深みを増してくる。どんどん印象が強くなる。supercellは、どこまで進化するのだろうか?

なーんて事を書いていると「信者」って言われそうだけど、面白くないのが出てきても無批判だったら、そうなんだろうが……。

投稿者 ogre : 2008年6月18日 23:27



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