« おもいでエマノン:梶尾真治・鶴田謙二|メイン|品質 »

2008
06 05(木)

王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ (18):大河原 遁

[ 二次元娯楽:映漫アニゲー, 二次元的行間之隙間:Book]

スーツの本場、エレガンテの老舗、大英帝国はロンドン、サヴィル・ロウ編も本巻で最後。フランス人のリヴァル親子、イギリスからジラソーレの面々とツインテール、イギリス貴族に中国資本と、とにかく登場人物の多彩さったらないのだけれど、胃もたれしそうなところをうまく切り捌いているのはさすが。それをエレガンテの蘊蓄だけでよく保たせられるものだ。
パターンとしてはマンネリなんだけれど、舞台と蘊蓄のポケットが多いからなかなか飽きない。

ネタが無くなると新キャラ投入するのは連載モノのサダメみたいなものだけど、何しろ舞台がワールド・ワイドだから、ちょっと飛行機乗って移動すれば自動的に退場、ったのものわかりやすくてよろしい(笑)

投稿者 ogre : 2008年6月 5日 23:48



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.the5thdimension.jp/cgi-bin/mt/mt-my-mod_12_track_back_ogre.cgi/1509

コメントする