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01 04(金)
くじびきアンバランス(2) :小梅けいと 木尾士目
[ 二次元娯楽:映漫アニゲー, 二次元的行間之隙間:Book]
講談社 (2007/12/21)
というわけで「げんしけん」からのスピンオフ作品である本作もこれで最終刊。基本的にはアニメ第2期のストーリーを追っかけた形?アニメ企画には原作者の木尾士目氏も関わっているので、一種のジサクジエンと言えなくもない(笑)
しかしアレだ……
絶望した!巨乳にパンモロ、下着姿さえ出していれば男子が喜ぶと思っている最近のマンガ事情に絶望した!!
これでヌードや乳首券発行がないってのが、アフタヌーンの倫理コードなのか、それとも木尾士目氏がヘタレだからかのか(笑)
お色気成分過剰なるも、なんつうか、イマイチ現実感がないのがこのマンガの特徴。「ああ、二次元だなぁ」と遠くを見ながら呟きたくなる感じ。小梅けいと氏のムチムチ感はスゴイんだけど、そういえば、スレンダーな娘っていないよな、このマンガ……。
巻末にはおなじみ、木尾士目氏自身によるオマケマンガのげんしけん。すっかりお局と化した大野さんと、荻野の仕事を手伝うリサが時間の経過を感じさせますナァ……。いっそのこと続き描いちゃえばいいのに(笑)。まあ、会社員になった綿々とか描くと、いよいよシャレにならないから、いいのか。
その中で、リサが発した絶望が心に響く今日のこの頃。
絶望した!いつまでもマンガを買い読み積み続ける自分自身に絶望した!!
「でもコミケは行ってないですから!」って、そのヌルっぷりがかえってイタイよ!!
投稿者 ogre : 2008年1月 4日 11:21
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