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11 11(日)
11月10日の日記、建て前とホンネ。
[ 二次元娯楽:映漫アニゲー, 五次元的思考之蒙昧:Diary, 銀幕是即異次元之扉:Movie&TV]
「もやしもん」を録画して観ているのだが、テレビならではの建て前が笑える。
発酵がテーマの話なので当然に酒の話も出てくるのだが、新入生(設定上は18か19だろう)は酒を一滴も飲ませない演出だ。原作コミックでは、酒蔵の息子である結城はもちろん、同級生の及川も利き酒をしていた(というか、その後、酔い潰れて大変なことになるエピソードがあるのだが……)。
どうせ深夜アニメなのだから教育的配慮とかしても仕方ないと思うのだが。
確かに新入生(=未成年)に酒を呑ませることが問題でどうこう、という話はあるし、それをマスコミが堂々と肯定してもどうする、という理屈もある。だが、実際問題、酒呑んでない大学生(新入生)はいないだろうしな……。
今日はピアノをやってラーメンを食べて運動をする、というパターンを久しぶりにやった。特にイベント事がない土曜日というのは久しぶり。足は相変わらず痛いので有酸素運動はバイクしかできない。あまり向いていないんだよなぁ、バイク。
日記終わり。
それはそうと話は戻るようだが、今週の「げんしけん」、荻上の妄想具現化がオソロシイなり。腐女子ってのは、本当にいつもあんなのなのか(;´Д`)!? 荻上の入浴シーンが霞んでしまうよ(´・ω・)
「801ちゃん」とかで間接的に妄想のオソロシサを読んだものの、やっぱり動いていると説得力(?)あるなぁ……というか、見ちゃいられねぇ……(ヤオイとかホモとかホント苦手。そういう属性が(腐女子に)あることは理解するが)。
まあ、腐女子に限らず、荻上の話ではないけれど、オタクの妄想力というのはスゴイものがあるが、何よりイタいのが、その妄想が社会の趨勢から乖離していることをオタク自らが熟知しているということだ。乖離している、というのは、反社会的であるとか非倫理的である、ということとは関係ない(そういう妄想もあるだろうが)。オタクに限らず、「妄想」というのはそういうものだ、と定義することもできるかもしれない。しかし、オタクの妄想は長く、深く、熱い。まさに業と呼ぶべきものだ。
だからこそ、オタクは自らの妄想をオープンにすることには慎重だ。理解してくれなさそうな人に対してそうすることは、人間関係さえ破壊する可能性があることを理解している。しかし逆に、その妄想を大声で叫びたいという欲求にも苦しめられている。同人誌などでの発表活動はその一例であるが、対象は「同人」に限られている。商業作家は……はじめはそれでいいかもしれないが、「妄想」を切り売りして食っていける期間はさほど長くないだろう。妄想ばかりを売り物にできないから、本物の妄想は同人誌にしてコミケで売ったりする(それで連載中断してちゃ世話ないが)。
絶望した!現実に絶望し、己の妄想にさえ絶望するオタクに絶望した!
妄想することを止めたときが、オタクがオタクとしての死を迎えるときだろう。
「(オタクに)なろうとしてなったもんじゃねーから、やめられねーよ」と、「げんしけん」の斑目は言った。しかし、これは逆に「やめよーとしちゃいねーが、もうオタクじゃなくなった」ということに繋がらないだろうか。
だとしたらそのきっかけはなにか?「一般人」との恋愛か?仕事や出世か?結婚か?子どもか?更年期か?
いずれにせよ、それは、「現実」に足を絡め取られたとき、なのだろうか。
それが勝利か敗北か、それは誰も知らない。
……何の話だっけ?
↓絶望の証左
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※11/11 1210 一部改
投稿者 ogre : 2007年11月11日 09:18
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