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01 17(水)
1月15日の日記。もしくは突発的上海蟹紀行(4日目・その1)
[ 五次元的思考之蒙昧:Diary, 旅行記:Travel]
さて、最終日だ。朝から小雨が降っていて、もやか雲かわからないものが垂れ込めて高層ビルの上は霞んで見えない。そんな状況だというのに、女性陣は元気で、当初の予定通りにシャングリラ・ホテルの朝食ビュッフェに向かうことになった。
「世界一種類の多いビュッフェ」ということでギネス・ブックにも申請された(そのあとどうなったかは知らない)という上海シャングリラのビュッフェ、なにしろ198元も取るのだから尋常ではない。まあ、話のネタではある。
シャングリラ・ホテルは、河を越えた浦東地区にある。中心部とは隔絶されているので、浦東地区に泊まるのは観光目的では少々面倒な感じだ。こちら側からアプローチするには、
- 自動車専用道路
- 観光隧道
- 渡し舟
- 地下鉄
のいずれかで行くしかない。今回のホテル金門大酒店は地下鉄の人民広場駅に面しているので、ここから地下鉄に乗って、行ってみることにした。
きっぷは自動販売機、もしくはカウンターで買える。路線図をタッチすれば買えるので、自動販売機が便利だろう。100元札は使えない。そのかわり、日本の基準では絶対アウトの、かなりヨレヨレのお札もすんなり受け付けてくれた。こちらの人はお札をポケットに突っ込んでしまうことが多いらしく、お店で出てくるお札は例外なくヨレヨレだ。使えさえすれば、もちろん、問題ない。
きっぷは紙ではなく磁気カード?の方式。定期の場合はICカードによるタッチ方式のようだ。自動改札を抜けてホームに降りる。出発が8時ぐらいだったので通勤ラッシュだ。コンコースには人影が少なかったが、いざホームに出ると押し寄せる人波は日本と同じ。この駅は地下鉄同士の連絡駅になっているので、乗り換えの人が結構いるらしい。案内放送はあるが、まあ聞き取れないので注意が必要だ。車内アナウンスは機械式ではなく、英語のアナウンスは無かった。駅数をちゃんと数え、駅の表示板をちゃんと注意していないといけない。
陸家嘴の駅を降りるとだだっ広い道路と林立する巨大ビル群に迎えられた。雰囲気としては(雨に煙ぶってよくわからないが)開発初期の海浜幕張のあたりに似ている。スケール感はぜんぜん違うが。
雨の中を5分ほど歩いてシャングリラ・ホテルに到着。ビュッフェをやっている2階のカフェテリアに行くと、慣れているのかなにも聞かれず席に案内された。まあ、外から来たのは見て明らかであるが……。
朝食ビュッフェ(宿泊者への朝食も兼ねている)ということもあって種類は控えめなのだろう。例えばタンドリーチキンを焼く釜は使われていなかったりした。が……少なくともこれまで見たどんなビュッフェより、種類も内容もスゴかった!!ショウロンポウだけでも5種類以上、ペティスリーがずらりと並び、ヌードルステーションは麺とワンタン(ショウロンポウ)がそれぞれ別にある。洋食コーナーはおよそ思いつく限りの朝食メニューが並び、もちろんエッグステーションもある。数種類のフレッシュジュースとスムージー、山盛りのアイスクリーム、誰が食べるのかチーズが何種類も、もちろん和食も。さすがに料理が並んでいるところでパチパチ写真を撮るのも憚られたのでお皿の写真だけ。
余談だが、こういうところで写真を撮りたくなるのはとてもよく理解できるし面白いと思うのだが、フラッシュをバシバシ焚いて写真を撮るのだけは止めて欲しいと思う。少なくとも自分は、食事をしている近くでフラッシュが焚かれたら不愉快に思う。薄暗い場合はAFの測距光が気になることもある。これはマナーの問題だろうか。それとも自分が神経質すぎるのだろうか?これはマナー云々というよりも、個人的に気になるかならないか、という問題ではあるけど。自分が神経質すぎるのだろうか?(そんな気もする)
閑話休題。量も質も申し分ない。昼や夜はメニューが替わってまた楽しめるらしい(昼以降は飲み物別料金という説もあるので注意されたい)。ケーキなども拡充されるようなので、ちょっとケーキバイキングに行くつもりでも(日本人の感覚からすれば)元が取れるだろう(飲み物が別だとちょっと辛いか……)。
最終日も盛りだくさんなのでもうちょっと続く。
投稿者 ogre : 2007年1月17日 22:25
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私は、明るい朝のビュッフェでフラッシュが光るくらい、まったく不愉快には感じないけど?
禁止されていない場所でのフラッシュ撮影をマナー違反というのなら、禁止された雑技団の撮影はフラッシュなしでもルール違反ではないのか?
エントリの書き方が弱かったかな。これは、まったく、完全に、気にするかしないかの問題。「僕様が神経質すぎる」という気もしますし。ちょっと書き換えておきましょう。
博物館や雑技団は一応撮影禁止のようだったので、これは、マナーとかそれ以前の問題だな(←おまいだ)
(博物館は撮影禁止、だよなぁ、きっと……警備員は誰も止めてなかったけど。)
海外の博物館は、「写真にとっても、本物の魅力はこれっぽちも伝えられないから、勝手にすれば?でも、展示物が傷むから、フラッシュはダメよ」と、基本的に寛容なところが多いよ?。
「国宝級展示室だけ全部ダメ」とか、部分的な禁止とかね。
エジプトで、間違えてフラッシュたいたときには、すかさず警備員さんにに小銭を握らせました。
日本の警備員さんに小銭を握らせたら、逆効果だろうなぁ(苦笑)
ロンドンの大英博物館で写真を撮りまくっていた友達、なぜかミイラの写真だけが真っ黒で・・・・心臓が冷たくなりました。