Talking in the 5th-Dimension.:突発的上海蟹紀行（１日目・その３）

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2007
01 14（日）

突発的上海蟹紀行（１日目・その３）

[ 旅行記：Travel]

１日目が長いなぁ。ええ、長いんです。

夕食時間が制限されていたのにはひとつ理由があって、この後に上海雑伎団を見に行くことになっていたから。
上海周辺には雑伎団の公演ポイントが４カ所あるそうで、ステージの所やサーカス的なところ、シルク・ドゥ・ソレイユの演出家が入ったアレグリア的なところまでいろいろあるらしい。時期や曜日によってやっていたりやっていなかったりもあるらしい。この辺はいろいろ調べたのだけれど、情報が錯綜していてよくわからなかった。なので、面倒くさくなってガイドさんにお願いした、というのが実情だ。なので、これから行く人たち向けに有用な情報は提供できない。申し訳ない。情報を提供するとすれば「これは見に行った方がいい」ということにつきる。

今回見に行ったのは、街中にあるこぢんまりとした所だ。専門の劇場というのではないらしく、ステージもあまり大きくない。席の間隔が大きく、ゆったりしているのが特徴。これはとてもラクチン。
で、問題のステージだけど、これはすごい。自分、基本的に舞台とか演劇、サーカスの類は本当に疎い人間でほとんど見に行ったことはないんで正直初体験。とにかく始終圧倒されっぱなしだった。なんだかもう、途中からは、何がすごいんだかよくわからなくなってしまうあたりがすごい（笑）。テレフォンボックス程度の箱の中から５人ぐらい女性が出てきても、「ああ、彼女らのことだから、入ってたんでしょ？」って思っちゃうくらい。イリュージョンが「技」に見えてきて、全然イリュージョンに見えない（笑）。

　　
圧巻は球形のカゴのなかをバイクで走り回る技。個人的には「マッドマックス」と命名（多分10人中６人は同じ名前を付けると思う）。約１時間半のステージで十分に満足。ツアーで200元。多分標準レートからは高いと思うんだけど、まあ満足、満足。