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１月１２日の日記。もしくは突発的上海蟹紀行（１日目・その１）

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary, 旅行記：Travel]

と、いうわけで、１２日の金曜日から上海に来ている。
３泊４日のツアー旅行。そもそもパック旅行なんて超ひさしぶりだ。航空券もバウチャーもなしで家を出るのはある意味不安。そのかわりに日程表と予約証があるわけだけれど。

上海は成田から約３時間。ちなみに成田での待ち時間も３時間というところなので、待っている間に着いて欲しいぐらいの近さ。まあ、韓国は１時間チョイなので、それよりかは旅気分も出るかも。
今回はダイビングだとかスキーだとかって目的は特に設定されていなかったのだけれど、事前の会議では下記の作戦目標が提示されていた。

1. 上海蟹
2. 上海雑伎団
3. 上海トランスラピッド

……「そもそも何があんの？」的な世界から始まった割にはまあ、いい方か。そもそも今回は作戦初期からは参加しておらず、あとから参戦したのでそもそも自分には発言権がない（既に決まっている事がある）。リニアモーターカーは、かなりゴネて目標に加えて貰ったくらいだ（ツアーの都合上、帰りに設定される予定）。

JALの747-400で、個人スクリーンがあるので機内映画も楽しめる。機内はガラガラ。まあ、シーズンオフであるしね……。一般的にどれくらいの需要があるのかわからないけど、グアム便にノーマル747・個人スクリーン無しの器材を入れていてこちらがこれ、というのがわからない。初期ユーザーのリピート率を上げるのであれば、力を入れるべきはグアム便だと思うのだけれどなぁ……。たまたまだろうか。

機内食は牛肉のデミグラスソース煮にペンネ。写真のちまきのようなものは実はタダのごはんの塊なのだけれどこれがまた不味い。まさか経費節減のせいでもないだろうに、これまでに食べた機内食の中ではダントツで悪い出来。まあ、どうせこの後しこたま食べるからいいか、と思いつつ……。

今回は仮にもツアーなので、空港からホテルの送迎があるという。トランスラピッドなら10分の道のりを、オンボロワゴンで移動すること１時間（もっとも、移動中は意識がなかったので何があったかよくわからない）、上海市内で数カ所観光に回ることになった（なっていた）。
まずは「新天地」という新名所。ここは、うーん、テーマパーク風ショッピグセンタ？とうほどお店もないのだけれど。青山スパイラルの脇とかにあるような場所が雰囲気似ているか。昔の居留地風の建物にショップやレストランが入っている地区で、ここを１０分ほど見学（もっとも「見学」いうほど見るものもないし時間もない）。

次に上海でも有名？なスポットである豫園。昔ながらの低塩と、その周辺にある土産物街がすごいことになっている。浅草仲見世も彷彿とさせる商店街を潜り抜け、その先の豫園に。金持ち役人が造園したという庭園は、ウネウネと続く回廊と奇岩を中心に構成されていて、なんとなく「その気持ちはわかるなぁ」という世界。一種儒教的な「パノラマ島」といえる。ゆっくり見ているとインスピレーションが湧きそうだ。主にダンジョン・ファンタジーかミステリになるだろうが。

１日目は他にもいろいろあるのだが、いかんせん、眠いのでまた続きはこんど……。

投稿者 ogre : 2007年1月14日 01:20