Talking in the 5th-Dimension.:セブ島ダイビング旅行記：８月１２日（７日目）・最終日、帰国。

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2006
08 17（木）

セブ島ダイビング旅行記：８月１２日（７日目）・最終日、帰国。

[ 旅行記：Travel]

イギリスのテロ未遂の影響でなにやらいろいろ騒がしくなっているらしい。朝刊（マニラしんぶん、という、現地の日本語新聞）によれば、ニノイ・アキノ国際空港でも手荷物チェックが厳しくなっているとか。いろいろ面倒だから早めに空港に行こうと思ったが、いかんせん起きたのが朝食時間ギリギリだ。ジタバタしても仕方がないので、なんだかやたらと綺麗な日本食レストランへ行って和定食を食べた。日本米に味噌汁、焼鮭に豆腐。お客は自分だけだったけど、普通においしかった。ここのレストランは支配人が日本人だというし、おそらく板場も日本人なのだろう。豆腐料理が３品もあったのが残念だな…。どれか一つが卵か納豆だったら満点だったのだけれど（贅沢だ）。
２時半のフライトなので昼前には空港に行っておきたい。液状・クリーム状のものは持ち込めないかも、というので、日焼け止めやらの入った薬袋はダイビング器材にくるむようにして一緒にハードケースの中へ。お土産とかもなんとか詰め込んでとっととチェックアウトした。同じようなことを考えているのか、フロントは日本人客で結構混み合っていた。
ホテル差し回しのバカ高いクーポンタクシーを頼んで空港まで。クラクションで会話しながら車列をかき分けて進むのはベトナムあたりと同じだな…。まあ、間違っても運転する気にはならない。幸いなことに渋滞につかまることもなく空港に到着。

チェックイン・カウンターには何本か長蛇の列ができていた。アメリカ方面に行く便のチェックインらしい。そのせいでロビーは混み合っていた。JALも、表示ではまだチェックイン始めていなかったのだけれど、すでにカウンターを開けていて、やはり少し列ができていた。早速荷物を計ってもらうとなんと30キロ（笑）。端っこの別のカウンターに行くように指示された。…うわぁ、追加料金取られたらたまらねぇなぁ、と思いつつそちらに行くと、カウンターのおねぇさんは「次回からはちゃんと20キロに納めてくださいね」ぐらいの事を行って通してくれた。ラッキー（笑）。少なくとも25キロに押さえればOKと聞く。まあ、お土産も入れたし、本もあるしなぁ。カバンとダイビング器材だけで15キロはいってしまうから、今後は工夫が必要かもしれない。国内だったら宅急便使っちゃえばいいのだけれど。
あっけなくチェックインが済んでしまったのでとたんにヒマになった。このロビーには何もないのでとっとと出国してしまうことにする。あらかじめ用意しておいた550ペソで空港使用料（税？）を払い、出国審査へ。出国カードはチェックインの時におねぇさんがくれた。うん、やっぱり、出国も審査するのが普通だよね。なんでアメリカは出る人をチェックしないのだろう…？入ってこなければOKって事なんだろうか。
小さな免税店がいくつか入っているけど、この期に及んでは特に買うものもなし。手持ちのペソを使い切ろうとドライマンゴーを少し追加購入した（あって困るもんでもないし）。あとは出発までひたすら待つ…。

定刻をやや過ぎて出発。帰りは４時間もかからないフライトなので映画もなし（そういえば行きの映画は途中で打ち切られたっぽい）。外もだんだん暗くなってくるから機内食を食ったら寝るくらいしかない。デザートのタピオカ入りマンゴープリンがおいしかった。これ、どっかで売ってないかなぁ。
寝たり起きたり本を読んだりしていたのだけれど、定刻近くなっても一向に降りる気配がない。高度がちょっと落ちたきりで、それ以上降りない。外は真っ暗でなにも見えないのだが、暗闇にじっと目を凝らしていると、ときおり反航するライトらしきものが見えている。体感的にはよく分からないがときおり旋回しているようだ…。そのうちアナウンスがあって、成田空港混雑のため上空待機しているとのこと。ありゃりゃ…。結局着陸したのは１時間遅れ。まったく、おしりが痛くなってしまった。いっそのこと羽田にでも降りてくれれば良かったのに（そうもいかないか）。

もう10時近くとあっては入国審査所も半分閉めてしまっていて、同じように遅れて到着した人々が列をなしていた。ああ、まったく疲れた。でも、この帰ってきた飛行機の折り返しがあるらしく、出発待合所にも（出発前から）疲れた顔をした人たちが詰まっていた。クルーの人たちも待っていたね…。彼らはこれからブリスベンに向かうらしい。夜中のフライト、がんばってくれ。
僕はといえば、迎えに来てくれていた家人の車に乗り込んで、とっとと家路についたのである。