Talking in the 5th-Dimension.

« HELLGSING 1|メイン|夏と花火と私の死体：乙一 »

すずらん（渋谷）：味噌角煮つけそば・平打ち麺（＋卵）

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

渋谷の、明治通りからちょっと奥に入ったところにあるお店。こぢんまりとしているんだけど、いろいろと取材を受けるちょっとした有名店らしい。昼時はいつも行列。食べに行ったのは土曜日だったけど、やっぱり行列。

つけそば（つけ麺）と汁そば（ラーメン）のどちらからでも選べる。つけ麺は味噌味のスープ。「日本一ラーメンを食べた男の日記」さんによれば、期間限定のメニューもあるそう。このとき（２月上旬）もメニューにない「釜揚げ」を頼んでいる人がいたので、どこかに小さく書いてあるか、テレビか何かで紹介されていたのかも知れない。期間限定メニューを細かく出して気を惹こうという戦略か。

麺は太麺・ひもかわ麺・平打麺から選べる（平打麺だけは追加料金）。いずれにせよ太麺なのだけれど、ココはひとつ珍しいものを食おうとて「平打麺」でつけ麺をお願いする。

その結果がコレ。

見よこのヴィジュアル！

「ありえねー」と思いましたよ（笑）。写真は「音・麺・酒」さんにもたくさん載っています。（曜日限定メニューも紹介されています。）

ずずずっと啜る、というよりは一枚一枚はがして食べる、という感触。ラーメンというよりかはラビオリを食っているような感覚。モチモチとした麺をむしゃむしゃといただきます。

味噌で濃い味のスープは魚介のダシが効いていて、スパイスもきかせてピリッと味を占めています。美味しいのだけれど、惜しむらくはちょっとヌルすぎ。特に平打麺が水で締めて出されるので「アツアツ・ホカホカ」というわけにはならない。スープというよりかはつけだれ。…まあ、つけそばだから合っている、といえば合っていますが。

角煮をトッピングで頼んだのだけれど、コレがスープではなく麺についてくるのはＧＪ。スープに入っていなければ自分で好きなタイミングに好きなように食することができますのでね。ココの角煮はかなり柔らかめなので、スープに入れると崩れ溶けてしまいますから正解でしょう。
味卵はトロリ半熟。

最後に割スープをお願いして完食。モチモチの麺のせいか、ボリュームの割に満腹感がありました。（大盛りは無料なので量が足りない人は頼むとよいでせう。）

あと、先にオーダーを取っているにもかかわらず、カウンターについてから１０分近く待たされました。後ろに並んでいる間に見ていても、座ってからの待ち時間が普通のラーメン屋より長い感じ。行列が「できている」というより「できちゃっている」んじゃないか、と思います。回転の悪さは決していい印象を与えないので工夫して欲しいところ。厨房のキャパシティに対してメニューが多すぎるんじゃないかなぁ。このあたりは改善して欲しいところです。

投稿者 ogre : 2006年2月10日 20:36