03 26(土)
通りすがりの卒業式
[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]
通りすがりの青山大学で卒業式をしていました。
何回かに分けて行われるのか?人がぞろぞろ出入りしていて、かと思うと駅の方では卒業式帰りらしき袴姿のお嬢様方とすれ違ったりしました。
あれ、不思議ですよね。なんで卒業式って袴なんですかね。
「女学生=袴姿」という、はいからさんが通る的ワールドのノリなのかも知れませんが、じゃあなんで入学式で袴を見ないのか、という気もしなくもない。まあさすがに絣の着物ってんでもないし、晴れ着的色彩の強いもんなのだけど、じゃあ学生中の「ちょっとした」ハレの行事の時には着てもいいんじゃないかなぁと思ったりもする。(たとえば「親戚の結婚式」とかに。)
(よくよく思い起こしてみると、入学式の時には着ている人がいたかもしれない・・・)
あ!、そういえば、京都の三十三間堂で新春に催される「通し矢」は、そもそもが「成人を迎えた女性が矢を射る」行事なので、袴のお嬢様方が矢を射っていましたが。
こんなかんじで。
振り袖の方もお見かけしましたけど、弓道といえば袴ですしね。
このときは、たまたま通し矢の日に京都を訪れたのですが、まあこれまでの一生分に見た以上の袴姿と弓道家(?)を一日で見るという体験をいたしました。
・・・あと袴っつったら巫女さんとかですか。
でも最近では別のジャンルの話題のような気がしなくもありません。
投稿者 ogre : 2005年3月26日 23:59
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袴の一種で、襠/マチのない袴のこと。 襠/マチのある馬乗り袴に対する言葉です。 ... 続きを読む
「袴」はね、本来男性のはく、足が別々に出る「ズボン式」(ほんとはウマノリハカマだっけな)が正式なんですね。
だから、女性のはいている「スカート式」(正式には行灯袴)は普段用なんです。
というわけで、ご親戚・お友達といえど、結婚式にはいていくのは基本的にNGです。
普段用だから、女学生さんが着るんですね。
卒業式で着るようになったのは、昔の女学生の卒業式を懐かしんで、ということかなあ。
ははぁ、なるほど。するってぇと「なんで卒業式なのに普段着か!」と憤るべきなのですね。(えー)
だから、巫女さんは、あれが普段着(えぇ?)。