Talking in the 5th-Dimension.

というわけで「攻殻機動隊StandAloneComplex」なんですが、同じサブタイトルのOVA版とはキャストや地名以外は一切関わりなし（笑）。そもそも素子の衣装からして違うもんなー。動くキャラは素子とバトーだけなのでそれ以外は「声優さんが同じ」だけ。まあ、しょうがないっちゃあしょうがないですが。途中のムービーがCGですが、これはキャラデザインが微妙に違うだけにアニメにしなくて正解でしょう。･･･その代わりに他のキャラが（以下略）

ゲームとしては、素子の義体が持つスーパーパワーを、マトリックス風のスローモーションであらわしたり「２段ジャンプ」などのテクニックで表現したりしていますが、ま、結局のところそれじゃスト２と同じないんじゃないの？って感じもします。（近接攻撃のキメがスローになったりするんで…）銃は当たらないし（100ヤードでピンヘッドはどーした）、「銃を振り回しながら」走ってるし、熱光学迷彩は「拾わないと」使えないし。 まあ、結局は撃ちまくりのパワーゲームでクリアできるので、トリガーハッピーなワタクシとしてはそこそこ楽しめましたが（笑）。逆にMGS的な「侵入/潜入」っていう原作的なイメージを持っているとヘロヘロっていうか。いっそのことMGSのエンジンに攻殻機動隊を入れたらなかなかイケルんじゃないでしょうかね？（エルード（ぶら下がり）が無限に持続できるあたりはスネークにも見習ってほしいところですし（笑））

少なくとも前作の攻殻機動隊＝がんばれフチコマゲーム に比べれば「攻殻」っぽいですが、肝心の「謎解き/語り」の部分がどうにも弱い。いや、そういえば何かしゃべってた気がするんですけど、光学迷彩張った思考戦車相手にしている最中にベラベラしゃべられても聞いてるワケありません。なので、結局ストーリーの「裏」部分はよくわからずじまい。「結局なんだったの？」うーむ、もう一回やらないとわからんが、そんな時間も気力もないぞ。

いろいろ隠しネタもあるみたいなので、ココとかでチェックしてみてください。（つかいまさらやる人なんでいないような気もしますが･･･）