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2004
06 16(水)

らあめん妄想

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

仕事で遅くなるのが確実だったため、コンビニ弁当で晩ご飯をすませよう、と思った時には既に22時をまわっており、疲労のためか腹も減っておらずに「イタリアンパスタサラダ」420Kcal也など食してあとはコーヒーと水をがぶがぶのんで仕事をしていたのであります。

先ほど帰ってきて、風呂に入って、当然ながら劇的な体重減少を見てふと気がつくと猛烈に腹が減っている。

その瞬間にらあめんのことなど考えてしまったのでもうかなわない。
じゃんがらもいいけどやっぱりがんこ系かな。いや、たまにはじゃんがらの日本橋店へ行ってぼんしゃんを頼もう。バリ堅5秒で頼んだ全部入りラーメンにたっぷりのカピタンと追加のネギを(半分だけ)もりもりのせ、ズバッと食おう。この超堅めの歯触りがたまらない。細麺にからんだコッテリスープの臭みはネギが消し、わずかに混ざった明太子の香りが食欲をますますそそる。カピタンの香ばしさが口にあふれ、二口目をすすり、角肉のトロリとしたところを啜ったところで「替え玉ふつう」でオーダーする。ここは前払いなので150円。出す間も惜しんでスープを一口。豚骨スープの甘みが口腔一杯に広がる。ネギのシャキシャキ感がまたたまらない。口直しに卵を囓り終わると替え玉だ。残りのカピタンとネギを全部入れ、ゴマをふりかけて一気に食らう。キクラゲのブリブリとした食感が飽きさせない。大好き。そして角肉は最高のおかずだ。もちろん、一枚のチャーシューが欠かせないのだ、実は。ほとんど食ったところでおもむろに紅ショウガをたっぷりと放り込む。とたんにスープに残った明太子の生臭さがパッと消える。紅ショウガを具のかわりに食しながらスープをいただく。これはもう喜びの極致だ。最後にはどんぶりを傾けよう。スープの底に沈んだ、小さなキクラゲと麺の破片を見逃すな。そして最後にグラスの水を一気に飲み干す。そう、水は飲んではいけない。食す間はほんの少し、舌を洗う程度にするのが賢明だ。それでこそラーメンの味が生きる。最後の水を飲み干したあと、ほのかに残る香りと満足感。ああ、うまかった。

何度も言うようですが腹が減りました。
が、ダイエットの誓いに従い、水を飲んで寝るのです。

シクシク

投稿者 ogre : 2004年6月16日 00:00



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