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2011
02 03(木)

2月3日の日記。文化芸術立見之件:Art,Culture,Stand-stand-standing.

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

今日は午前中、通院する予定があったので、いっそのこと、と思って全休をとった。何しろ有給が余っていて仕方がないのだ。まあ、もう、使い切ることは不可能に近いのだが……

そんなせっかくの機会だったので、
はやぶさ
小惑星探査機「はやぶさ」のを見にいってきた。
これは国立科学博物館で開催中の「空と宇宙展」に展示中の実物大模型。思ったより大きい。雑誌やネットの記事では、対イトカワの比較とか、サンプルカプセルの大きさばかり頭に入っていたものだから、もっと小さいものだと思っていた。まあ、何億キロ先まで行って戻ってくる(道のりにしたら数十億キロになる)のだから、それなりに大きい図体をしていなければいけない、というのは、理屈は分かっているのだけれども。
そして、「こんなこともあろうかと」を連発したイオンエンジンの、逆に本体の大きさに対しての小ささにもビックリした。カプセルの実物などはドサまわりに出てしまったのでなかったが、あの感動をよみがえらせるには十分な迫力であった。
「空と宇宙」展というからには、日本の航空全史についての展示が半分を占めている。明治時代の飛行機の模型や資料、戦中の戦闘機やエンジン(「誉」とか「ネ20」の模型とか)、もちろん日本が誇るYS-11の歴史も。MRJは、まあ、飛んでから持ってこいって感じでCGだけ。787もタイヤだけ。
こちらがエンジンやらロケットやらに萌え転がっているのを、同行の相方はまったく理解しない様子であった。まあ、これは、何というか、男の子の世界だからね。仕方がないね。そんな相方は、飛行機の鼻面に萌えていた。まったく、女子というものはよくわからない。

その後、六本木まで出て国立新美術館。2月恒例の「文化庁メディア芸術祭」を観に行った。アート部門の大賞がデカ過ぎて模型展示だけ、というのも困ったものだ(笑)。全般的に小粒な印象。ウェブ作品の展示が多かったせいかも。PCで遊べるようになっているのはいいけれど、OSが落ちてたりフリーズしていたりするものも多々あり。今日は比較的空いていたので触りたいように触れたけれど、混んでいるときは難しいだろうな……。
マンガ部門の大賞が「ヒストリエ」。うーん、これは、1巻読んで、その後パスしたのだっけ……ずいぶん前だった気がしたけど、ストーリーが盛り上がって来たのかな。調べてみたら、2004年から年1巻ペースで出版されてようやく昨年6巻。(月刊誌だから仕方がないか?と思いつつも、同じアフタヌーン連載の「ああっ!女神さま」がもう40巻以上出ていることに驚く(いまどうなってんの?))

そんなこんな、せっかくの平日休み、十分タンノウした。この余力で金曜日を泳ぎ切れば、次は週末だ。はあー、大分気が楽だ。でもまあ、仕事のことを考えると結局暗くなってしまうので、今日はとっとと寝ることにしよう。

投稿者 ogre : 2011年2月 3日 23:57



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