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02 07(日)
ローマとかの休日(その17・20091022)
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なんかもう疲れてきている読者もいるかもしれないので先に言っておくと、今回の旅行は10月25日の帰国だ。イタリアを経ったのは24日。つまり、あと丸2日、ほとんど3日、旅行記書くことがあるのだ。いったいあと何回書くのか、興味がある方は逆算してみると……まあ、あまり意味はないけれど。
というわけで、雨上がり、潮が引き始めたヴェネツィアの続きだ。
とりあえず足の届く範囲で一番の観光地、サンマルコ寺院の中を見学する。
装飾が施されたファサードから中に入ると、基本的には撮影禁止、ということで写真はない。
全体的にビザンチン趣味の濃い、ちょっとコッテリした装飾が目立つ教会だ。もちろん、現役の教会でもあるので「Warship専用」の場所が多く、敬虔な雰囲気もある。
とはいえ、そこは商人の街ヴェネツィア。寺院そのものは入場無料なのだが、最大のお宝である、千個以上の宝石をちりばめた黄金の背障「パラ・ドーロ」を観るためには入場料を払う必要がある。内陣に進むところに料金所があるので、パラ・ドーロを観る「だけ」の料金だが、ここまで来て観ないわけにも行かないので、まあ、実質、入場料のようなものだろう。ゴテゴテ趣味の極みとなるそれは、まあ、一見の価値はある。
そんな教会の、歴史あるモザイクも一部は水浸しなのだが……(ある意味、雰囲気はあるのかも)。
さすがヨーロッパ一級の観光地だけあって、観光客の数はたいしたものだ。迷路のような狭い路地を抜けて広場に出ると、主要な通路を歩いて行く人々の流れにぶつかる。それを避けるように細い道に入り、また広い通りに出る。また歩いて、河に出て、水路に沿って歩いて端を渡る。路地がある。そんな感じだ。尾道とか京都の路地裏とか、そういうところをイメージして貰うといいだろう(尾道と違ってアップダウンはないが)。
古い教会か集会場のようなところで、ヴィヴァルディ展?のようなものをやっていた。古い楽器、今の楽器の原型のようなものや、どうやって弾くのか分からないような楽器を展示していた。なにしろ説明がイタリア語なので全然分からない。
チェロが、どうも、ストラディヴァリのような感じだったのだが、やはりよくわからない……。
そぞろに歩いていると日も暮れてきた。ずいぶん遠くまで歩いてしまったし、歩いて帰るにはちょっと肌寒かったので、また細い路地に入って運河へ出て、水上バスに乗ってサンマルコ広場の近くまで戻った。キップ売り場が見あたらなかったのでそのまま乗ってしまったのだが……(よい子はマネしないように!)これがまた、後で、いろいろ引っかかることになるのだ……。
適当なリストランテに入って軽く夕食を摂った。
この日はミートソースのラザニアと、「やはり魚介でしょ!」という単純な理由でボンゴレビアンコ。ともに美味しかった。
ヴェネツィア二日目に続く
投稿者 ogre : 2010年2月 7日 01:39
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