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2009
12 13(日)

ローマとかの休日(その11・20091020)

[ 旅行記:Travel, 旅行記:Travel]


フィレンツェも日暮れて食事時。現地係員の人が薦めてくれたお店まで旧市街を歩いてみる。石畳の細い道は、ちょっと暗い道に入ると怖いくらい。大きな通りには店が建ち並び、十分に照明されているので怖さはない。なにより人通りが多く、まだまだ活気のある時間だ。

道中、教会のような建物から流れてくるパイプ・オルガンの音色に惹かれて入ってみると、チャリティのオルガン・コンサートをやっている真っ最中だった。コンサートとはいうものの、出入りも自由で、そもそも演奏者がドコにいるのか、薄暗い教会の照明の中では良く分からないくらい。曲はいつ果てるともなく続き、一度座ってしまうと立ち上がるタイミングを見いだすのが難しいほどだ(笑)。問題は、ここがどこだかわからないって事なんだよなぁ……。

ボルチーニ茸のリゾット ニョッキ
この日のディナーは「日本人スタッフがいるから」と紹介されたお店だったけれど、予約が無かったのでバーカウンターで少し待たされた。んでまあ、席に着いたのはいいのだけれど、メニューを見ているところで日本人団体客一行・総勢十数名が来店して辺りはあっという間に日本になってしまった。どうやら、オプショナルツアーで「夜のエノテカに行く」的なものがあるが、多分そういうのだろう。日本人スタッフの人はそちらにかかり切りになってしまったので、普通にボルチーニ茸のリゾットとトマト味のニョッキを食べた。ボルチーニ茸はシーズンの最後であったけれど、薫り高く、とても美味しかった。「西洋の松茸」という言い方にはちょっと疑問を覚えるけれど、まあ、言いたいことは分かる。にしても、団体様にボルチーニをグイグイ勧めているのは、なんというかこう、商売っ気が強くてね……安いものじゃないしね……。
大量のお客で厨房もてんてこ舞いだったのか、鶏のグリルは焦げてしまっていた。味は良かったのだけれど。

投稿者 ogre : 2009年12月13日 23:38



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