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2008
12 11(木)

ダブル・フェイス(17):細野不二彦

[ 二次元娯楽:映漫アニゲー, 二次元的行間之隙間:Book]

Dr.Whoの、というより春居筆美の物語、といった感が強い本巻。”正義”の代執行機関たる「クロブチ機関」にもサブプライムローンやらなんやらの影が忍び寄り、アメリカではルポライター有坂が北大路冬彦の秘密に迫る……?
基本的には1話〜数話完結の「仕事人」ストーリーだが、その背景を描く芯が一本通っている。だから、ギリギリ嘘っぽいマジックネタとあわせて飽きが来ないし、続きが気になってくる、というものだ。これは「ギャラリーフェイク」でいうところのモナリザ、か。
さすがに途中から読み始めると、ピンとこないであろうシーンが多くなってきた。オススメはするものの、1巻から読むのが良いだろう。

投稿者 ogre : 2008年12月11日 23:16



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