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2008
11 19(水)

グラビアに見る男女の関係

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

女性向けの男性アイドルの写真集的?月刊誌があって、それを会社の女子がよってたかって論評していたのだけれど、

「この表紙の人、ありえない」
「この写真はキレイすぎる。気持ワルイ」

という声が聞こえて、へえ、と思った。

たとえば女性アイドルの専門誌を男がまわし読みした時に、
「これは痩せすぎ/太りすぎだろう」
「この子はあんまり好きじゃないなー」

という評価はあっても、「気持ち悪い」「ありえない」という言い方はしないんじゃないかなー、と思ったのだ(それを言ったら、KY的な見方をされたのでそれ以上論議はできなかったのだが……)。

ざっくり考えたことを書くのだけれど……

男性が女性アイドルやらグラドルを観る時には、「それはファンタジーです」という前提があってみるんじゃないだろうか。だから、どんな規格外であっても、ファンタジーであれば受け入れるのだ。ファンタジーの許容度が高いことは、ファンタジーにおける女性キャラの露出度を見ればわかるであろうw
返して、女性が男性アイドルとかを見る場合は、「それは3次元・リアルキャラです」という前提に見ているのではないか。そうだとすれば、「(想像しうる範囲を超えて)3次元を越えている(気持ち悪い)」という発想にたどり着くのかもしれない。

世の男性は、注意せよ。
昨日のシナリオからすると、男は、自分たちの尺度を当てはめて、アイドルや韓流スターにハマる女を「ああ、アレはファンタジーだから」と見ているかもしれない。しかし、女性達自身にとってはそれはリアルもリアル、リアルな3次元であり、隙あらば抱かれたいと思っているところでキャーキャーいっているのかもしれない……。

この辺に、どうも、大きな溝があるような気がするのだ。

キャラクターの有り様を(ファンタジー度、と言ってもいいが)を定量化することができれば、これを実験的に明らかにすることができるかもしれない。
これは興味深いテーマだと思うのだが、どうだろうか(どう、って……)。

投稿者 ogre : 2008年11月19日 23:58



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コメント(2)

偶像ですから

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