Talking in the 5th-Dimension.

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場違い：Case of depertmentstore.

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

午前中はバンド練習、これがまた寝坊して大遅刻（関係者各位には謹んでお詫びを……）。
帰宅後、少々昼寝をしてから電車に乗ってデパートまで出かけた。

目的はふたつ。ポケットの数やその出入り口がいつの間にか増えているという不思議な状態になっているパスケースの更新、そして会社用革靴の購入だ。
革靴のうち一足が、歩く度にキュッキュッと子供の靴のような音を立てるようになってしまって、歩いていても落ち着かない。結構履きこなれてきた靴だし、本体はまだキレイなのでゴム底だけ交換するにはするとして……まあ、とりあえず代打だ（よく考えたら、修理に持っていけば良かった。忘れていた）。

デパートに休憩所みたいなところがあって、そこで休憩しようとしたところ「何名様ですか？」と聞かれたので、素直にひとりだ、と言ったところ、「１名様ですか！？」と驚いたような声色で聞き返された。「二度見」ならぬ「二度聞き」。だいいち、１名様なのはみての通りだ。待ち合わせなどの可能性も、もちろんあるが。
まあ、店員氏の思いも分からないでもない。見た目30代のナイスガイがひとりでデパートで買い物などしない（少なくともすることは少ない）、というのは、まあ、一般的にそう言っていいかもしれないからだ。

まわりを見回しても、そもそも男が１人で買い物している、という姿を見かけない。夫婦連れだったり、家族連れだったり、まあ、奥さんがご亭主のワイシャツを買っているのは普通にあるとして、男が１人で、というのは確かに少ない。なぜだろう？賞品の種類や方向性、値段、といったところが問題（ニーズに合わない）のだろうか。
しかし、これから景気も悪いし消費税も上がるだろう。デパートのような、比較的単価の高い商品を置いてある店には良い条件ではない。晩婚化・少子高齢化は「子供のためなら」と出てきていたお金すらせき止め、購買力があるのは30代のシングルだけ、なんてことになりかねない。
女性はよいのだ。黙っていても買い物をする。そのパイを取り合っているだけでは進展がないし、ジリ貧だ。お金を自分の趣味にジャブジャブ使ってしまっている30代男性にどうやってアプローチしていくのか、その辺をよくよく考えないといけないだろう。
まあ、いろいろ考えて企画してみたところで、デパートなんざ行かないそういう層にどうやってリーチするか、という最初の一歩が大変なんだと思うけど（笑）

投稿者 ogre : 2008年10月 5日 18:55