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2008
05 08(木)

ウィンナーとワルツを(3日目・その2):ザルツブルグから湖水地方へ、その2

[ 旅行記:Travel]

湖水地方の話の続き。

ザルツカンマーグート、というのが、風光明媚な湖水地方の目的地だ。昨日も書いたが、とにかく駆け足で通り過ぎるだけなので、ガイドブックに載っている面白そうなものの半分も見ることができない。そうね、ここいらだけで二日ぐらいは、ゆっくりしたい、そういう感じだわなぁ。
このあたりでもスキーができるそうだ。カナダのように、山全体が上から下までスキー場、というわけではなさそうだ(片面しか見ていないのでよくわからない)。

滑り台付きボート盛夏は水温が20度を越えてくるので泳いだりするそうだ。これは滑り台がついたボート。今使うと、多分死ぬ。

白馬亭のスパモーツァルトの歌劇で有名な白馬亭には、こんなスパがある。避暑地、観光地、であるらしい(冬の間は寒くて誰も来ない)。軽井沢みたいなもんか?

サンクトウォルフガング巡礼教会

教会と白馬亭

このショート・トリップのクライマックスは、ザンクト・ウォルフガングからの遊覧船なのだが、出港と共に降り出した雨があっというまに横殴りの雨に変わり、仕方なくアッパーデッキから船内に退避するハメに。山々の頂上はかすみ、湖水はなにも映さず、とにかく寒い。これは残念だった……。

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夕食は、「ヨーロッパで一番古いレストラン」シュティフツケラー・ザンクト・ペーター。実のところ、出迎えをやってくれたガイドさんは「あまりオススメしません」と言っていた。味のわりに値段が高い、ということなのだろう。でもやっぱり、中華はチャイナタウンで食べたい派なんだよな、自分は。2回目以降はなんでもいいだろう。それはそう思う。

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夜の旧市街は、店も全部閉まっているし(とにかく夜が早い。日の入りが遅いので余計にそう感じるのかもしれない)、人通りも少なくて寂しい雰囲気だ。にぎわっていた市場もがらんとしているし、パサージュも扉が閉められて通り抜けができなくなったりする。大通りや新市街に出れば車通りはそこそこあるが、街を歩く人はすくなく、居酒屋のような飲み屋も22時を過ぎる頃には混雑しているような感じではなくなる。朝が早く、8時前から工事が始まる活気に対してのこの静寂。現地の人が言うには、夕方はとっとと家に帰って家の仕事をするのだそうだ。

そんな静かなザルツブルグの夜は更け、もう一度来たいけど、果たしていつ来れるだろうか、と見えぬ未来に思いを馳せながら、翌日は、ウィーンだ。

おまけ

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ウィンドウに見つけたカワイイディスプレイ。でもこんなウエストあり得ないので「ファイティマ・スタイル」と勝手に名付けてみる。つか、こんな服のファティマ、いたような気がするが。

投稿者 ogre : 2008年5月 8日 01:11



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コメント(1)

オーロラあたりか?

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