Talking in the 5th-Dimension.

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年末に向けて、そのいち。

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

年末まで２ヶ月を切っている。そろそろ年賀状のデザインも考えなければいけない。システムデザインを考えている場合ではない。製作に２週間程度を見込んだから残りは１ヶ月だ。

去年は写真を並べてお茶を濁したのだが、さぁて、今年はどうしようか……。

毎年のように必ず来る年賀状のタイプ。

• 子どもの写真が使ってある。生まれた直後、歩き始めた、七五三、入学式、兄弟姉妹ができて同じループ、というのが、全員中学に入るぐらいまで続く。油断しているとその後にまた子ども作ったりするからあなどれない（なにをだ）。
  スナップ写真の流用から七五三などの記念日に写真館で撮ったもの、純粋に（家族行事の一環として）撮影を依頼しているもの、など気合いの入り方は様々だ。でも、普段その子たちを知らないので、他人にとってはあまり感慨はない。「うわ〜、こんなおすまししちゃってぇ〜」とか「あらこんな大きくなってー」みたいなのがないと意味が薄いのでは。
  まあ、まだ、コスプレさせてる、とかがないだけ、自分のまわりはマシなのかな、と思ったりする。
  
• ペットの写真が使ってある。写真館、というワケではないのでとにかくペットだ。大写しになっていることが非常に多い。実物大？ハムスターとかなら可能だろうか。
  自分は若干猫アレルギーのきらいがあるが、写真でアレルギーを起こすわけではないのでまあいい。でも超犬嫌いとかそもそも動物全般的に苦手、という人も少なくないと思うので、相手を確認して、オルタナティブは用意しておいた方がいいと思う。
  動物好きの人は違うだろうが、そうでないと、他人の家のペットにはちっとも興味がもてないので特に感慨もない。ペットを飼っている人でも「ウチの○○ちゃんは激ラヴだが人のペットには興味がない」という人もいるようで、それぞれである。
  
• 旅行の写真。ある特定の旅行であることが多い。特に毎年夫婦で旅行をするのが決まりで……みたいな人たちに多い。だいたい行ったことがない場所なのでひたすらに嫉ましい。半年前の写真とかだったりするので「近況報告」という意味での時事性にも欠けることも多い。。いっそのことリアルタイムで絵はがきでも送ってくれた方が、もっと嫉ましい。
  

自分の場合、だいたい、年賀状を考えているときの精神状態にものすごく左右される。去年の年賀状も、最終版の前のバージョンまではくらーいデザインだった。最後の最後で、ちょっと元気が出たのでカラフルになってみた、というところだ。だから実質的な検討時間は１時間ぐらいだろうか（没になったバージョンは２週間ぐらい考えた）。

こう言うときに絵心がないのは困ったことだ。犬を描いても豚に見えてしまうので、ネズミを描いたら猫に見えるだろう。中国のニセモノ以上に似ていないミッキーを描く自信がある。向こうにもプライドというものがあるだろうから、名前さえ出さなければ絶対に訴えて来ないだろう（訴えれば、暗に似ていると認めることになるから）。
この逡巡は当面続く。

投稿者 ogre : 2007年11月10日 00:18