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どんがら屋（東陽町・木場）：全部入りらぁめん

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

日曜日、周辺のラーメン屋が軒並み定休日の中、ここだけは営業中だった。九州風のトンコツラーメンだ。

白玉と赤玉の二種類があるらしい。これは、食券を渡すときに初めて聞かれる。あとで、表に説明書きがでているのに気がついたが、できれば食券機のところに書いておいて欲しいところだ。違いは、ラーメンに入るマー油の違いらしい。赤い方には唐辛子が入っている。
全部入りには、のり、半熟卵、きくらげ、明太子ペースト、トロ肉チャーシューが入っている。チャーシューは炙ってあって、薄目だがおいしい。
麺は縮れ麺と細麺から選べる。九州ラーメンと言えば細麺ストレート。堅さのオーダーも可能だ。この辺は一般的な九州ラーメンを踏襲している。

味の水準はなかなか高い。スープは臭みがなく、具のおかげもあって、しっかりとした味わい。麺は短時間で処理され、茹ですぎ、ということはなかった。
ややどんぶりが小振りで、麺も少な目な感じだ。スープも少なく、替え玉をするには、かなり綿密な計画が必要だろう。

マー油の味わいはあまり感じられなかった。もうちょっと特徴を出すとすればここだと思うので、味を強くするなり量を多くするなりしてもいいのではないか。ただし、ニンニクチップと生のニンニクがずいぶんたくさん入っているので香りは強い。生ニンニクをやめて、マー油で香りを出した方がいいのではないだろうか。

とはいえ、まあ、おおよそ及第点なのだが、ちょっとばかり、客あしらいの悪さが気になった。先の説明不足もある。席は案内も、「空いているところへどうぞ」の一言もない。お冷やはセルフサービス、しかも店員の説明はない。食券を買うのが分からなかった客に冷たいあしらいをし、その客が気分を害して帰ると「変な客が来た」と私語のネタにする（いかな理由でも、客の前で別の客の悪口を言うのは、最悪だ）。
経営側は、ちょっと考えた方がいいだろう。

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投稿者 ogre : 2007年5月30日 23:06