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04 27(金)
麺や・璃宮(錦糸町・住吉):燻たまらーめん
[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]
店員の態度の悪さでは自分の中で一二を争い、どんなにお腹がすいていてもよらなかった「だらんご」が改装してこの店になった。経営が変わったかどうか、その辺は分からない。
店は厨房に向かってカウンターが同じ向きに並ぶ不思議なスタイル。シアター型、と表現している人もいたが、じゃあ中が見えるのかというと、麺を茹でるところは奥まっていてよく見えない。なんだかよく分からなかったが、まあ、席の配置で味が決まるわけではないしな……(でもやっぱり落ち着かない)。
らーめんとつけめん、トッピングとごはんのメニューがある。今回は燻製玉子入りをチョイス。席でオーダーを聞かれたのだけれど、明らかにオーダーミスをして、危うく出てこない所だった……。しかし、客に分かるレベルでオーダーミスをするというのも、なんなのか。同時オーダー数は最大で6ぐらいだと思うが、まだ慣れてないのだろうか。
鍋で茹で、平ザルですくっているらしいのが、その後がよろしくない。4人分ぐらいをどんぶりにとり、その後で悠長に分量の調節をしているのだ。イッパツで決められないのなら格好つけて平ザルなんて使っている場合ではないと思うし、客の前で麺をアッチのどんぶりコッチのどんぶりと移動させるのはいかにも気分がよろしくない。第一、そうやっている間にも麺はどんどんのびていくんだよ……。
案の定、麺は茹ですぎ気味な感じがした。せっかくの太麺なのに、ちょっともったいない。具は海苔とおおぶりなメンマ、チャーシュー。黒コショウがかかっていてちょっとアクセント。
スープはこってり魚介。魚介は、節粉の風味が出ていて、ちょっとざらっとすることもある(パウダーで投入している)。「だらんご」の時はいかにもの長浜ラーメン風で、店の外にもそんな匂いがバンバンしていたのだが、今回はそういう感じがしない。豚骨……なのだろうか?脂が結構ギトギト。タレを入れるとき、透明ななにかをお玉にすくっていたのだが、アレが脂だったのではないだろうか……。近所、というわけでもないけど、「よかろうもん」で感じたのに近い脂っぽさ。スープのベースが魚介なだけに、ちょっと違和感がある。そのせいで完食は出来なかった。ちょっとバランスが脂っぽい方に偏りすぎかもしれない。年寄りには少々辛い。
この近所には、こういった重層系なラーメンを出す店がない(錦糸町まで行く必要がある)ので、貴重なお店ではある。しかしちょっと自分には重すぎた。
ただ、まだ味が変わっていることがあるらしいので、当たり外れ、あるいは進化の余地はあるのかも。時間をおいて、もう一度行ってみようと思う(近いし)。
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投稿者 ogre : 2007年4月27日 02:45
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是非つけ麺を召し上がってみてください。