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2006
09 30(土)

9月29日の日記。ベルセルク、医龍、その他のレビュー。

[ 二次元的行間之隙間:Book, 五次元的思考之蒙昧:Diary]

今日は昼から渋谷に出かけ、午後は月末・半期末の事務処理をやって忙殺されてました。夕方に不思議なバグの対応を手伝っていたらちょっと遅くなってしまった。遅くなりついでに本屋でマンガ買って帰宅…。今日はマンガのレビューをやるよ。


ベルセルク 31 (31)
ベルセルク 31 (31)
posted with amazlet on 06.09.30
三浦 建太郎
白泉社 (2006/09/29)

Amazonが悪いのか白泉社が悪いのか、ベルセルクの最新刊に画像がない(9/30現在)ってのはヒデェな…。
グリフィスの帰還からこっち、ガッツ以外の成長物語になってしまっている本作。今回もシールケ(魔女っ娘)が大活躍の回。主人公はというと、どんどん人外になっていくばかりであります(笑)。スポットライトが外れたパーティメンバーがサミシイのもいつものごとく。ファルネーゼのセリフは何回あったかな…。
なんかこう、敵がインフレ起こしてきてワケわかんなくなってきた感じはある。今後どういう風に話を納めていくのか(まあ、もう一波乱二波乱はあるとして)。もう30巻越えてるっつうのに先が長いコトよ…。
立派な大河ドラマになってきたのはいいけれど、風呂敷が広がりすぎてやしないだろうか、という不安がつきまとう。その不安を解消するためには早く先が読みたいんだけど、なかなか話が進まないのよね。


医龍 12―Team Medical Dragon (12)
乃木坂 太郎 永井 明
小学館 (2006/09/29)

UCLAから来た、教授選の新たなる候補者・国立のスタンダップ・ストーリーと、霧島軍司がタダの悪役ではないところを見せつける12巻。ああ、ドラマは観てないからわかりませんよ。
なにしろこのマンガは、登場人物の中で主人公・朝田の考えていることが一番分からないという不思議な引っ張り方をする。主人公級の登場人物の中で朝田にだけモノローグがない。加藤も野口も野望と謀略がダダ漏れなのに朝田だけは何をしでかすか分からない。普通は敵役の考えているコトが分からないもんだけど…。
ちなみに今回もバチスタチームは開店休業(手術シーンはあるけどね)。教授選の話メインになってきたかな〜と思ったら思いがけないヒキであります。


「BLOOD+」のコミック版も担当している桂明日香のオリジナルギャグマンガ。「美形変態VS女子高生」というステキな組み合わせ。ヘンタイといってもかなりギャグ的なヘンタイだから大丈夫だ(なにが?)。
桂明日香氏は、BLOODでもスタイルやデッサンが微妙に崩れる作家さんだけど、ギャグまっしぐらのこの作品は絵がもう崩れまくる。ギャグとはいえちょっとひどすぎるかなー、という所もある。暴走して止まらない感じ?絵のタッチがシーンによってかなり違うので落ち着かない感じだ(崩れている、通り越してタッチが違う)。その辺が耐えきれないとキツイ。
あと、微妙にオチきってないのもナントカしてほしいのだが…

投稿者 ogre : 2006年9月30日 01:08



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