Talking in the 5th-Dimension.:葱太郎（渋谷）：醤油卵入りらーめん

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2006
09 16（土）

葱太郎（渋谷）：醤油卵入りらーめん

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

渋谷の明治通り沿いで、恵比寿方面はだいたい食べ尽くした感がありますので今回は原宿方面に足をのばしてこのお店。「昼はラーメン、夜は居酒屋」という二足のわらじコンセプトのお店、そもそも不安感が漂います。ちなみに「葱太郎」という名前のごとく、焦がし葱ラーメンがお店のポイントなのだとか。どうやらチェーン店らしい。

具は卵、水菜、モヤシ、チャーシュー、海苔、少々の紅ショウガ。
コチラのお店は「醤油」「とんこつ」「味噌」の３種類のスープが頼めるのだけれど、「どのスープに入れても違和感ありません！」的なこの具のチョイスはいったいなにか。紅ショウガは醤油ラーメンに入れるものではないと思うのだけれど。絶対。
焦がしネギラーメン、というとミスター味っ子を思いだしてしまうのはトシか？アレは確か、ギトギトのラーメンをさっぱり食べさせるアイデアとして登場していたと思う。で、実際にどうかというと…うーん、チープな感じが。焦がしネギ、というより揚げネギ？食感がインスタントラーメンのかやくを彷彿とさせてしまう感じ。歯にくっついてしまうのも同じ。もっと焦がしてぱりっとした方がいいんじゃないかなぁ。ノリも片面に衣が付けてあげてある、駄菓子みたいなもの。…いや、駄菓子だよね、これ。安っぽさ上昇。麺にもコシがなく、ちょっと透き通った感じは「高級なインスタントラーメンの麺」。うーん、どうしてここまで同じ方向性を目指せるのだろうか…。スープはぬるく、ダシの味はしない。総じて高い評価には向かわない。
レパートリーの多さからしてスープやタレは業務用の市販品だろう。それをどこまで工夫でごまかせるか、というのがある意味勝負なのかもしれないが、ちょっと空振り気味だ。