Talking in the 5th-Dimension.:９月７日の日記。分布を見る、都心で働く、詐欺師に出会う。

2006
09 08（金）

９月７日の日記。分布を見る、都心で働く、詐欺師に出会う。

[ MovableType/Blog, 五次元的思考之蒙昧:Diary]

"Demographics Prediction"というページを見つけました。訳すと「人口統計予測」？キーワードやサイト（URL）を入力すると、その男女比、年齢比をの予測値を出してくれるという不思議なシステム。Microsoftもいろいろやってますね…。で、早速このブログのURLを投入してみたのですが、男女比は0.79:0.21、年齢層は25～34歳が中心となりました。…合っているかどうかは分かりませんがなんとなく納得がいく気も（笑）。どういう仕組みか分からないので、日本語に対してどういう風に分析をしているのかはよく分かりませんが…。

今日は朝から大手町に行っていました。マシンルームにぢっと籠もって数十分に一度来るタイミングを待ってチェック、これを繰り返すこと数回。マシンルームの冷気にあてられて腰や肩が痛くなってきましたよ。ま、そもそも人間用の部屋ではない訳なんですがね。放射能区域みたいに滞在時間の制限を設けた方がいいと思うんですけどね…。ずっと画面を眺めていたのは、なんだかよく分からない幽霊のような現象をキャッチするためだったんですが、まあ目的は達成。現象の原因は不明ですけどね…

午後は丸ノ内で打ち合わせの予定。大手町とか丸ノ内とか、なんだか威勢のいいこと言ってますが仕事の内容は大変ベタであります。ちょっと時間が空いたので周囲をブラブラと。

将門の首塚など。
よく「ビルの谷間にひっそりと、そこだけ静謐な空気が…」なんて紹介のされ方をしていますけど、要するに中途半端に狭い空間なので誰も寄りつかないってだけですし、周囲が高いビルで囲われている訳でもありません。一応旧跡の扱いですが、マーライオン並のがっかり度でありましょうね…。皇居も人の出入りが多いようです。この時勢だから多いのか、普段から観光客がこのくらいなのかは分かりません。

午後の打ち合わせが終了すると参加者全員頭を抱えながら帰社（いろいろ大変な内容だったもので）。会議室にハマっている間にスコールがあったみたいで、都心は真夏もかくやという湿気に包まれていました。ホントにもう、むわっと。幸い雨には当たりませんでした。
会社でデータベースと戯れていたらちょっと残業してしまいました。まあ、ほんのちょっと。ブックオフをのぞいたりしながら徒歩で帰りました。

そういえば、帰り際に不思議な体験をしました。iPod聞きながら歩道をぷらぷら歩いていたわけナンですが、向こうから走ってきた車が「すいませ～ん」と声を上げながら傍らに止まったのです。前後に自分しかいないのは分かっていましたから振り返ると、いつもここからにヒロシを足してを５倍ぐらい軽薄にしたいかにもDQNっぽいアンちゃんが助手席からコチラに（軽薄そうな）笑顔を向けている。道でも聞きたいのかな？と思って近づいてみると、車の中にはカーナビも見える。ハテ？と思うとアンちゃんが何か差し出してこう言う。「すいません、これ、会社に持って帰れないのであげます！」その手には箱に入った金色のペアウォッチ。…生涯出会った中で５本の指に入るアヤシサです。反射的に一歩下がり、引きつった顔で手をヒラヒラさせながら踵を返そうとすると、車は何事もなかったように発進して行ってしまいました。…なんだったんだ、アレは、と思ったのでちょっくら調べてみると、適当にぐぐっただけでも意外に記事がひっかかる。コチラとかコチラとか。たけくま先生も。2chにもあった。手口はKamesanDailyさんに詳しい。荒川区議会議員小坂英二の考察さんでまとめが。つまりはよくある詐欺の一種らしい。昔なら上がり込んで泣き落としで押し売りをするところなんだろうけど道ばたでねぇ…。車のナンバーでも控えておけば良かったかな。被害にあったわけではないけれど。ま、ただで何かが手にはいるほど世の中甘くありませんよね…。でもあの時計、「もらったぁ！」って叫んでひったくり、ダッシュしたらどうなったんだろう…。