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2006
08 11(金)

セブ島ダイビング旅行記:8月8日(3日目)・その1。ダイビング2日目。

[ 旅行記:Travel, 水中世界:Diving]

ダイビング2日目。
今日も7時45分のピックアップなので例によってあまり食べれない朝食を。朝からちょっとお腹の具合が悪くて余計に食べれない。でも食べておかないと潜るの辛いしね。フィリピン風の焼きそばを食べた。コーヒーは遠慮してお茶を頼んだら、お湯の入ったポットとティーバックの山があらわれた(笑)!ジャスミンティーでもブレンドティーでもお好みだね…ってナンカチガウ。うーん、まあ、いいか…。
そういえば朝から携帯電話が圏外になっていた。実は夕べからi-Modeが接続できなくなっているのだよな。日本からの連絡手段が何もなくなってしまうのだが(ホテルの電話番号とか伝えていないから)、まあ、そのうち回復するだろうと思って持っていくことにする。
重い荷物は預けっぱなしなので手荷物だけ持っておでかけ。たまに陽は射すものの曇り。朝から時たまパラパラ雨が降る。風も強い。あまりいいコンディションじゃないけど、なにしろ雨期なのだし。台風もいるのだし。

案の定、今日行く予定だった島のポイントには行かないことになり、マクタン近場のポイントで潜ることに。外海は白波が立っているから仕方がないところ。台風8号接近中。まあ、自然ばっかりはどうにもならない。

ニチリンハゼとエビガラスハゼヤマブキハゼ
水面は多少波があったけれど、潜ってしまうとあまり関係ない。水温はやはり30度ぐらい。ニチリンダテハゼ、ガラスハゼ、ヤマブキハゼとハゼ三種。ニチリンハゼはコンジロテッポウエビとの共生。ダテハゼと共生エビを一緒の写真に納められたのがはじめてで嬉しい(見たことはあったのだけれど)。大きなオトヒメエビがいたのだけれど、これは写真が撮れなかった。

2本目は多少海況が回復したのでオランゴ島に行くことになった。オランゴ島はマクタン島の向かい側にある小さい島で、オランゴの海岸からも望むことができる。バンカーボートで20分ぐらい。このバンカーボートというのは細い船体の両側に大きくアウトリガが張りだしている船で、揺れがとても少なくてありがたい。船への強さはまあ人並みなので揺れないに越したことはない。海はやっぱり荒れてたけど、なんとかポイントまで到着。

このオランゴのタリマというポイントには沈船があって、木造の骨組みをさらしている。その周囲を中心に魚影が濃い。濃いだけではなく、まあ、ハデだ。やっぱり南の島だけのことはある。
オラウータンクラブ オニカサゴ

写真はオラウータンクラブという毛むくじゃらのカニ。一見したところ海藻かゴミにしか見えない不思議なカニ。どこが頭でどこがハサミやら素人目にはよく分からない。あとはやる気のないオニカサゴ。どんなに近寄っても逃げない。多分頭をはたいても逃げないと思うがヒレの棘に毒があるのではたいてはイケナイ(というか魚をはたいてはイケナイ)。

あがってみると多少波が高くなってきた。揺れる中でのお弁当は豚肉の炒め物。ソースのかわりに酸味のきいた醤油みたいなタレがついていた。昨日から昼食の写真がないのは、上がったとたんにカメラのハウジングが曇ってしまったから(ブザマだ)。
高さ1メートルぐらいの白波を蹴り立ててマクタン島に戻る。今日のダイビングは9人の団体といっしょだったので船上は大騒ぎだ。一部、騒ぐどころじゃなかった人もいるみたいだが(笑)。
3本目は昨日も潜ったマリンステーション。港の入り口、入ったところは数メートルと浅いのに、ちょっと行くとドロップオフになっていて、その中層を行って、浅場を帰ってくる。ドンと落ちた所の中層をプカプカと行くのはとても気分がいい。巨大なウミウシが張り付いているのを見せて貰った(図鑑で調べて、多分メレンゲウミウシ、ということになった)。
メレンゲウミウシ オトヒメエビ

その上にはオトヒメエビがひしめいているのも写真に撮れた。2本目では見たのだけれど、写真に撮れなかったのでこれも嬉しかった(しかも複数!)。

今日はいろいろ見たし、いろいろ写真が(比較的うまく)撮れたので満足。ああ、もちろん、「いざというときはムービーに頼ってない?」という話もあるが、気のせいではない。

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投稿者 ogre : 2006年8月11日 13:20



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