Talking in the 5th-Dimension.:６月３日の日記。寝過ごす、読書、タルト。

« ６月２日の日記。涼しい初夏、すずらん、引っ越し、ジャンプ台|メイン|６月４日の日記。不幸な目覚め、十年一日、駐車違反、凝固。 »

2006
06 04（日）

６月３日の日記。寝過ごす、読書、タルト。

[ 二次元的行間之隙間:Book, 五次元的思考之蒙昧:Diary]

起きたら昼過ぎでした（またかよ）。
窓を開けると想像以上にヒヤッとした空気が入ってきます。冷たい風と共に近所の小学校からアナウンスの声が流れてきました。どうやら運動会をやっている模様です。ベッドでゴロゴロしながら本を読んだりウェブを回っていたりすると、そのうち校歌が聞こえてきました。…卒業20年も経つのに覚えてるもんですね。
今日はもう読書の日だと割り切って、読み差しの本を読んでしまうことにしました。まずはベッドサイドに積んであった「完全覇道マニュアル―はじめてのマキャベリズム」を読了。「たいしょうねんれい：６才いじょう」とのオビ記述の通り（？）、小学生がマキャベリズムを駆使して学級の覇権を握るまでを描く壮大な物語（ホントです）。前作の「完全パンクマニュアル ―はじめてのセックス・ピストルズ」に比べると、テキスト調から小説風・「なぜなに」風にスタイルを変えています。パワーは落ちている気がしますが…。マキャベリズムの入門書としては手近なのかもしれませんが、マキャベリズムの本としてはちょっと物足りない気がします。
もう一冊、半分ぐらい読みかけだった篠田真由美「水冥き愁いの街 ―死都ヴェネツィア龍の黙示録」も読了。キリストの血を飲んだという、齢2000才の吸血鬼が主人公という超伝奇作品の最新作。えーと、シリーズ６冊目？ですか。魅力的なキャラクターたちがローマ・カトリックを向こうに回してヴェネチア中を駆けめぐる物語。この後、トリノ、ローマへと続き、クライマックスを迎える３部作の一作目だそうです。でも次作は１年後…。ヴェネチアは、水路とかゴンドラとかカンツォーネとか、そういう印象はあるのですが具体的なイメージは難しいですね。仕方がないのでARIAでも読んでイメージ補完です（えー。

夕方からスーツをクリーニングに出しに駅まで。長袖にジャケットがないと、ちょっと寒いくらいでした。小腹が空いたので、コムサ・カフェでタルトをいただきました。
夜はビデオの消化、それと昨日購入した「メカビ」を読み始めました。…講談社もなんでまたこんな重い本を作ってるんでしょうか。まあ、アフタヌーンとか出してる会社ですからねぇ。雑誌のクセに、読むのに時間がかかりそうです（電車のなかじゃ読めないし）。

Technorati Tags: 日記・エッセイ・コラム