02 06(月)
灼眼のシャナ:高橋 弥七郎
[ 二次元的行間之隙間:Book]
1巻読了。
あー、また、こーゆー続き物に手ェ出しちまってヨォ…。
ちなみに文庫で10巻+0巻、アニメも絶賛放映中でDVDが発売中、コミックスも展開開始で1巻がでています。全部捕獲してたら一体いくらかかるんだオイ。近くのレンタルビデオにリクエストしてみようかな…なんて楽しい憂鬱に浸れること請け合いです。(楽しいのか?)
まあ、例によって3年も前に出た作品をメディアミックスに上手に巻き込まれている感じです。「塊魂」で巻き込まれる方の気持にもなってみろってんです。よーくわかります。
ストーリーについてはWikipediaさんがむちゃくちゃ詳しいのでソチラを参考にしてください。(投げやり。)出版がメディアワークスということでも明らかなように直球でライトノベルです。
平凡な筈の学生生活が「フレイムへイズ」と呼ばれる少女と化け物の戦いに巻き込まれるコトで一変する。そこには想像もしていなかった「真実の世界」がーというあたりはまさに王道。戦うシャナ(ヒロイン)がナゼか少女だったり主人公・坂井悠二は物語がはじまる前から死んでいたりとツッコミどころ満載ですが、さらにシャナはロングの黒髪に黒目(戦闘時には炎髪灼眼)だわ微妙にロリ入ってるはラブコメ展開ありだわツンデレだわ(しかも作画がいとうのいぢ)と萌えどころも満載。さーどーですかお客さーん!!って感じです。(でもおぢさんはもうトシなのでそんなことにイチイチ萌えたりはしないのですが。)
そういう萌え要素をヌキにしても、最初の展開が結構怒濤なので、ライトノベル初心者にはちょーっと展開ついて行けないんじゃないかと。まあ、「オタクな小説じゃーん」のヒトコトで却下されてしまうと身も蓋もないんですけどね。(ライトノベルってそんなにオタオタしてないと思うんですけどねぇ。)コミックス版もあるので最初は併せて読んでみる、というのもいいかもしれません。(ちなみにコミックスは2005年10月刊行。)
個人的には、その怒濤の、スピード感ある展開と、途中ののんびりした部分のリズム感が結構気に入っています。ノダコウ的には「ゴハンとオカズのバランス」というところでしょうか。基本的に、二人の主人公を中心に時系列で話が進むので、テンポの取り方は難しくないと思います。2巻目以降、登場人物が増え、場面がパラで進むようになったときにどういう書き方をしているのか、楽しみです。
ま、とはいえ、物語にのめり込むと魂までもってかれるところは小学生と変わらないので(を、まあちょっとずつ読んでいくことにします。何しろ長いしなー。
そんなわけでコミックスも紹介しておきます。
メディアワークス (2005/10/27)
売り上げランキング: 2,641
DVDはAmazonで20%OFF!!(いや、買ってないですヨ?)
投稿者 ogre : 2006年2月 6日 09:00
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