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2005
01 09(日)

アップルシード

[ 銀幕是即異次元之扉:Movie&TV]

APPLESEED

全編フルCGによる「3Dライブアニメ」なんだそうだけど、CGでアニメだっつのもアレだし、アニメという究極の2次元にしておいて3Dもないもんだし。

まあ、そんな訳なんで絵的には推して知るべし。
つかこれ本当に全部CGなんですかね? 明らかに背景と登場人物の、もっと言うと動いている人と動いていないもの(死体含む)の質感が全然違って絵が浮きまくり。背景とか群衆は極端にセルアニメっぽいんですよね。まさか、セル動画を取り込んだところにCGをかぶせて「フルCGです」ってんじゃないでしょうね・・。

人間の肌色より、ブリアレオスの金属質の方がよっぽど浮いていない、というのはヒニクとしか言いようがない。

それに、キャラクターの動きもどうにも硬い。キャプチャしてる点が少ないせいか、ほとんどGIジョーのノリ。いや、最近の若い人はわからんか。ええと、つまり、大塚美容整形外科のCMなんだけど、これもローカルかな、ひょっとしたら。
一部分、妙にキアイの入った動きがあるのだけれど、おそらくアクションシーンの一部を重点的に作り込んであるのだろうな。「目玉」として。でも全編でソレをやらなきゃ、クライアントはごまかせても観客はごまかされません。

フェイシャルCG(顔のCG)も一部キャプチャーを使っているみたいだけど、ヒトミみたいな極端に目のデカイアニメ顔に生身の人間の動きをかぶせても動くはずがない。よっぽど(キャプチャーのないであろう)脇役の方が表情が良い。(ブリアレオスとか(笑))ヒトミなんかいかにも「CGでござい」って造形なんだけど、それでバイオドロイド(人造人間)っぽさを出そうとしているのだとしたらいくら何でもやりすぎというもんです。(他のバイオドロイドの立場はどーなっちまうのよ。)

絵的な質としては映画版FAINALFANTASYとかの方がよっぽどまとまりがあると思う。この違和感がどうにもぬぐい去れなくてストーリーに集中できない。まあ、集中しなくてもいいようなストーリーなんだけど。

原作と全然違うのはいいんだけど、何しろテーマがはっきりしない。「恋人が機械の身体になって帰ってきても愛せるか?」みたいな話なのだとしたらあまりにもデュナンとブリアレオスの関係が希薄すぎる。親を越えていく話だ、っつってもそういえばデュナンの父親は見てないなぁって所。ヒトという種の終焉?人間がそれを選んでバイオドロイドが止める、という構図はイマイチしっくり来ない。つかなんでデュナンは殺されずにすんでるの??(原作では、その役回りはヒトミだったのだし、ヒトミが生きていることに意味が(無理くりにでも)持たされていたのであって。この作品で軍側にデュナンが撃たれない理由は何一つない。)

という感じにツッコミどころ満載なのでそれはそれで楽しいのかも知れないですね。それに僕様は多脚砲台が歩いてたのでそれでいいことにします(爆)

投稿者 ogre : 2005年1月 9日 15:05



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コメント(2)

アップルシード、自分は結構楽しめましたけどね。
スクリーンで見るとでっかい分、背景画と人物のギャップが「遠近感」らしく感じられて、その辺が3Dなんじゃないかと。
まあ、六次元人の方には不満かもね(笑)
原作知らない分、単純なストーリーで楽しめたのかも。

まあ、原作はもう古い作品ですし、それに縛られない選択ってのは大いにアリだと思うのですが・・どうもあの人物造形が、ねぇ。書きませんでしたけど、3Dポリゴンエロゲーのデモみているようで、ちょっと。
デュナンがブリアレオスを信頼しているのかできないでいるのか、2人のやりとりがほとんどないからよく見えないんですよ。(役柄もあるんだろうけど、ブリアレオス喋らなすぎ(笑))

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