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2004
08 19(木)

男ピアス

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

昼休みで満員のエレベータに乗りまして、ふと横を見ると新人とおぼしき社員の左耳たぶにピアスの穴を発見。
なるほど、きっと学生の頃は茶髪にピアスで遊んでいたのだろうなぁと思ってその隣を見ると、こちらは穴二つ。
「眼鏡かけてまじめそうな髪型にしてるけど、昔は違ったんだろうなぁ」と思いつつ、その穴ってふさがるのかどうか不思議に思ってみた。


まあ、若いウチはふさがるのかも知れないけど、22過ぎて「ピアスの穴がふさがるほど若い」かどうかは不明。女性なら一生ピアスし続ければいい話だけど、もし彼らがこのままスーツのサラリーマンを続けていくなら、彼らの耳たぶにピアスの花が咲く日は二度とないだろうなぁ、と。残念ながら、そのような特殊な業界でない限り、ピアスはアウトローの証と見られてしまうのが世の中。ま、自分も身体改造にそれほど理解があるって訳ではないけれど。でもそのうち時代が変わって、スーツのオジサンがピアスしてる、なんてのが当たり前になるのかもしれないけど、そのとき自分は「今時ピアスもしてないダッセェオヤジがいるぜ」ぐらいに思われるのだろう。

さて、ま、そうすると、その穴はいったい何のための穴と言えるのだろうか。
鼻の穴、耳の穴、マルコヴィッチの穴。穴にはいろいろあるけれど、ピアスの無くなったピアス穴ほど意味のない穴はない。「ねーねー、どうしてお父さんの耳には穴があいているの?」という娘の素朴な疑問に対する解答ぐらいは用意しておいた方がいいと思うぞ、若者達よ。(いやまあ、「ピアスの穴」って答えりゃいいんだけどさ。)

そりゃそうと、「右の耳ならオカマだが、左の耳なら勇気のしるし」と言ったのはハリマオであったか。(どうも時代がリゲインとだぶるのでおそらく15年かそこら前の話だろう。)最近は両耳ピアスをしている男子も少なくないように見受けられるが、アレはもうそういう「サイン」ではなくなったのか、真性の「サイン」なのか、どっちなのか考えると、どっちにしろ世を憂いてしまうのである。

投稿者 ogre : 2004年8月19日 00:00



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