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2010
03 28(日)

ローマとかの休日(その21・20091024)

[ 旅行記:Travel]

イタリア最終日。
ヴェネツィアの夜明け
ヴェネツィアの夜明けぜよ!(誰だよ)

とりあえず回収まで時間があったので、荷物をまとめてチェックアウトしたあと、最後のブラブラ。朝はさすがに店も開店準備、というところだったけれど、9時を過ぎる頃にはあちこち営業開始。イタリア人ってもっとのんびりしているのかも、と思っていたけど、さすがヴェネツィアは生き馬の目を抜くようなところなのかも……。

フェニーチェ劇場
ヴェネツィアが誇る歌劇場、フェニーチェ劇場。もっとも、1996年に放火で全焼したものを、2003年までに再建したもの。残念ながら今日は外観だけ。

リアルト橋
大運河
16世紀に作られたリアルト橋と、橋上からの運河の眺め。この日も、朝方はどんより。
リアルト橋の上にはお土産物やさんがひしめいている。

もうちょっと時間があったので、土産物を手にサンマルコ広場の鐘楼に登ってみることにした。
サンマルコ広場の鐘楼
こちらは階段ではなく、エレベーターでガタコトと上がる。お一人様8ユーロ。せっかくの旅行なので値段のことは、もう、いいっこなしだ。
サンマルコ広場鳥瞰 豪華客船の群れ
上から見下ろすサンマルコ広場。遠近法のせいだけではなく、実際に台形になっていて、より広く見せかけているのだとか。
彼方には豪華客船が複数停泊しているのが見て取れる。アドリア海や地中海のクルーズ、世界一周旅行の客船が立ち寄ることが多いのだとか。この日の朝、食事をしていたら、窓の外の建物が動いているのに気がついて、ビックリしてたら実は豪華客船だった。こんなクラスの豪華客船が、まあ、ずいぶんあるものなんですな……。
ムーア人の時計塔
サンマルコ広場の端にあるムーア人の時計塔。
遠くアルプス
北方遠くに見えるのは、おそらくアルプスの東端。だとすれば、あの向こうはオーストリアだ(ザルツブルグもまたいきたいなー)

天気は悪いが、空気が澄んでいて見晴らしも良く、思ったよりよかった。
ただ、相方曰く「階段で登って疲れないと、なんだかありがたみが足りない」。
……いや、まあ、なんとなくはわかるが。

昼前に係の人とホテルで合流。水上タクシーで空港へ向かうこの時間になってようやく青空が(もう遅いよ!)
ヴェニスの青空 狭い水路を往く ヴェネツィア遠景
海には航路を示す杭が打ってある。
大運河から細い水路を抜けて島の北へ出る。サン・ミケーレ島やムラーノ島を眺めながら空港へ一路。
遠目に見るヴェネツィア本当は、あらゆる鐘楼が傾いているように見えるのだけれど、これが本当に傾いているのだからビックリだ。そらま、リアル砂上の楼閣だものなぁ。

到着のタクシー マルコポーロ空港
マルコポーロ空港に到着。ボート着き場から徒歩七分。まだ新しく、綺麗な空港だ。

空港でランチ
案外と良心的なお値段のカフェテリアでイタリア最後の食事。ピザとパスタ。値段がいいだけでなく、案外美味しいんだ、これが。
そういうわけにもいかんだろう いやいや、そういうワケにはいかんだろう……
免税店で最後の買い物をしたのだけれど、よく考えたら「免税店での買い物は最終乗り継ぎ地で!」という金言を完全に忘れてバッチリ液体ものを購入。でもラッキィなことに乗り継ぎのパリでもなにも言われなかった。

エールフランス そんなこんなでエールフランスの機上の人に。
日にもよるんだろうけど、この日は南西(方位22)に向かって離陸し、離陸10分ぐらいでヴェネツィアを取り巻くように左旋回。ヴェネツィアに上空から別れを告げることになった。アリアリアリアリアリッデヴェルチ!イタリア!

2時間ほど飛んで、パリへ到着。「世界で最悪な空港」として知られるヒースローについで、世界で二番目に悪い空港として知られるシャルル・ド=ゴール空港だ。えーっと、今回、ヒースローも寄ったよな……。
たしかにヒースローは乗り換えするのにバスに並ばされ、乗ってから15分ぐらいかけて別のターミナルへ行くことに。このシャルル・ド=ゴールでも、タラップからターミナルに行き、そこから延々30分ぐらい歩いて別のターミナルへ移動した。JAL便への乗り継ぎは我々だけで、ターミナル番号だけを頼りに(時に道を間違えて係員さんに教えて貰ったりしながら)ようやくたどり着いた。
そこでも自分の乗る便が分からなくなった中国人に助けを求められ、チケットを確認したら別のターミナルだったり。でかけりゃいいってもんじゃないんだなぁ、と改めて思った次第なのだった。

IEエラー
ゲートのところのコンソールがIEエラーを起こしていた。なんか、空港でブルースクリーンとかとてもよく見る気がするんだけど、大丈夫なのかね?ずっと稼働しっぱなしなのを差し引いても。
なんだか心配になっちゃうので、なんとかして欲しいもんだ。

JAL機
シャルル・ド=ゴールでの1時間程度の待ち時間を過ぎると、あとは一路成田まで一直線。ひどい時差ボケを起こさないよう、起床時間から逆算して就寝する。長いようだがあっという間の一週間だった。
日記は長くて大変申し訳ない。あとはちょっとまとめを書こうとは思っているが、まずは一旦の最終回とさせていただく。

おつきあいいただき、ありがとうございました。

投稿者 ogre : 2010年3月28日 23:45



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