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01 03(日)
ローマとかの休日(その14・20091021)
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フィレンツェに戻ると、とっぷり日も暮れていた。ガイドさんに曰く、乱暴な運転で有名なナポリ人にすら「マナーが悪い、その上ヘタ」と酷評されるのがフィレンツェの交通事情なのだという。ローマでは、市内はみんなツードアで、小回りを効かせてキビキビ走っている印象だったが、フィレンツェは確かにカオス度が高い感じ。日本の交通マナーはホントいいよなぁ、と、どこの外国でも思うのだが、イタリアの地でも、やはり思う。
日が暮れたフィレンツェ市内を、お土産物を探しながらブラブラ歩き。とはいえ、18時を過ぎてしまうと店も徐々に閉まってきて、選択肢が無くなってきてしまう。お店の人がちょっと外していることがあって、その間はクローズだよ、というところもある(そのためにわざわざ人を雇ったりはしない)。
現地係員の人に勧められたレストランを探していたのだが、地図に手で書き入れてもらった場所が違うものだか、全然見つからない。iPhoneでも使えれば立ちどころなのだが……。どうして海外で安くiPhoneが使えるサービスを考えないのだろうか。レンタルでもいい。とたんに世界が広がる、というものだろうに。提携ショップやレストランのクーポンや地図を仕込んでおけば、別のビジネスにもなりそうだ。誰か買わない?このアイデア。
それはともあれ、どーしても見つからないので、目についた「バッカス」というレストラン(バール?)に入って夕食にした。
家で作るのは面倒くさい、きちんと煮込んだラグーのタリアテッレ、できるんだろうけど、やっぱり面倒くさいニョッキ。
カプレーゼ食べながらグラスワインを呑んで、なかなかおいしかった。
フィレンツェの夜はなんとなく湿った雰囲気。雨上がりで湿度が、ということもあるけれど、ローマは、なんとなくクールというか、きっちりしているというか、サバサバした感じがした。フィレンツェの夜はどことなくミステリアスで、街の息づかいのようなものが感じられる。それは、街路の石畳の呼吸なのかもしれない。
つづく
投稿者 ogre : 2010年1月 3日 18:15
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