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01 02(土)
ローマとかの休日(その13・20091021)
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この日の午後は、ショート・トリップでピサまでいくことになっていた。フィレンツェ駅近くの待ち合わせ場所は、そもそもバスターミナルの一角なので分かりにくく、集合時間直前までガイドさんが表れないので不安なことこの上ない。
車で1時間半少々走って駐車場へ。そこから「Choo-Choo-Train」という名前のついた、まあ、要するにトラクター・バスで入口まで行く。
そこからお土産物屋の露店が軒を連ねる中を城門まで歩いて行くのだが……
ここで大事件が発生!
ツアー参加者のひとりが、ハンドバックの中からサイフ(現金とカード)を掏られるというインシデントが発生した。
「ジプシーの子どもたち」とガイドが呼ぶ(実際はどうだかわからない)少女達が、地図のようなものを広げてかぶせるように近づき、そちらを追い払おうと意識を向けているうちに反対側からハンドバックの中身に手を入れる、という戦術だ。
自分たちはフラップがついたカバンで、簡単に中に手を入れられないようになっている(しかもそれを前に回して抱えている)。やはり見えるところに(しかも外からも死角になる低い位置に)チャックがついているカバンは避けた方が良いのだろう。
そんなことがあったものの、ツアーそのものは進んでいく。ピサの斜塔を横目に、まずはピサの聖堂に。
なんだかなにもかも傾いているような気がしてくるが……
聖堂と洗礼堂が共通のチケット。
思ったよりも、なかなか豪華。見所がいろいろある。
ガリレオが振り子の法則を発券するきっかけになった、と言われているランプ。まあ、たいがい後世の付け足しであろうが……。
時間が決められているのでつくづく見ることはできないが、逆にいつまでも見ていることもないので効率的といえば、いえる。
聖堂のあとは洗礼堂に入る。ここはその特殊な音響効果が有名で、係員の人(普段は入口でもぎりをしている)が試してくれる。なかなか得難い経験だ。
その後はフリータイムで、ピサの斜塔などを見物する。残念ながら、中を見ている時間はない。周囲の芝生も立入禁止になっていて、通路は人で一杯。「斜塔を支えている格好をしている人」がたくさんいるところを横から見たかったのだが、あまりいなかった(ウチの相方はやった)。
フリー時間がありそうで、あまりない。トイレ行って、ちょっと写真撮ったら、もう集合時間になる。仕方のないことであるが、もうちょっとゆっくりしたかった……。
帰りはバスの駐車場までゾロゾロと住宅街を歩く。
駐車場の街灯もちゃんと傾いているよ!(嘘です。誰かがバックで突っこんだ名残。)
あとはバスの中でグースカ寝ているとフィレンツェ。次に来る時には、ぜひ斜塔にも登ってみたいものだ。
投稿者 ogre : 2010年1月 2日 22:34
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