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2008
12 15(月)

いい大人がコニ厨してんだったら金ぐらい払えよ、という話。

[ 五次元漂流:Net]

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尻Pことネットゲーム「クレギオン」のGM日本を代表するSF作家の野尻抱介氏が熱烈アピールする「ニコニコ動画・プレミアム会員になろう」キャンペーン。ITMediaでも宣伝されて、なんだか効果をあげているようだ。しかし、逆に言えば、いくら影響力のある人のアピールとはいえ、それだけでプレミアム会員が増える=これまでなっていなかった人が多かった、というのは、ニコニコ動画自らの問題であるように思える。
自分は、週に5本以上の動画を見るようになったぐらいでプレミアム会員になった。正直、「525円で世界を良くしよう」なんて気持は毛頭無く、当時(γ時代)にあった接続ID制限や帯域制限が煩わしかったからだ。そして、主張の内容はともかく、「金払えるんだったら払おうよ」というのは正しい主張であり、まったく同意なので及ばずながら応援している次第。

しかし、その話の中で「世界を良くするために」なんて話になっちゃうのは何か違うんじゃないかなー、という気がしなくもない。ニワンゴ(及びドワンゴ)は、当然商売でやっているのであり、その商売が上手くいく中で「よい世の中」があらわれるかどうかは、まだわからない。これはGoogleにせよYahoo!にせよ結論がでていないところだ。なんとなく、SF的な楽観主義的発想に基づいては「きっと(こういうのが)世界を良くするのだろう」と思える程度、だと思う。尻Pの作品って、比較的楽観的SF作品が多いような気が、しなくも、ないのだけれど(全部読んだわけではないが)。まあ、別に尻Pにお金が入る訳じゃないから「うさんくさい」とか言うわけではないけれども(笑)。

もっとも、尻Pのことだから、そういう事を言われるのも十分承知な上で、あえて「方便」としてンなものの言い方をしているような気がしなくもない(笑)。となれば一本とられた、と言うべきか。

投稿者 ogre : 2008年12月15日 02:11



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