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ウィンナーとワルツを（２日目・その２）：ザルツブルグ観光案内の続き

[ 旅行記：Travel]

さぁて、ちょっとは書いておかないと、「あとでしよう」と思ったとたんに書かなくなるんだよな……。

ええっと、街中のブラブラは、ほかにもいろいろあるんだけど、あとは夜のコンサートの事を書いて寝てしまいたい。

ザルツブルグの山の上にあるホーエンザルツブルグ城。あるいは城砦、と表現するにふさわしい威容だ。ふもとからケーブルカーで上がる。場内にはレストランもあり、ここでのディナーとコンサートをセットで予約することができる（そうすると、ケーブルカー代も無料になる）。

山の上からの風景はまさに絶景。ザルツブルグ市街方面と反対側をそれぞれ眺めることができる。写真では、雲の部分が全部白飛びしてしまっていて申し訳ない。散々調整したのだがなかなか上手くいかなかった……。

のんびり時間をかけてディナーをいただく。食事も開始時間が決まっていて、コンサートが始まる時間に合わせておわるように、前菜・スープ・メイン・デザートのコースがゆっくり出てくる。１時間半ぐらい？それを考えると、２時間程度で８品も９品も出す結婚式とかは異常だよな（笑）。
今日のメインはチキン。中にほうれん草のムースが入っている。肉はとても軟らかくできているが、やや大味か……。デザートはチョコレートケーキとジャムを入れたのを揚げたもの。甘い……。

食事が終わると20時ぐだいがだ、それがちょうど日没の時間。

城砦も山々も全てがピンク色に染まる。
夕日の色は世界で違う。これは一番最初に海外に行ったとき、ジャカルタの空港で思ったことだ。

場内の、結構高いところまで登ってコンサートを聴いた。モーツァルトの楽曲を、室内弦楽四重奏と、ピアノ協奏曲で10曲ほど。アイネクライネナハトムジークから始まったときはどうしようかと思ったけど、まあ、挨拶みたいなものか。やっぱりクラッシックはナマで聴くに限る。途中、ちょっとヤバかったところもあるけれど（笑）

夜のザルツブルグは、大きな建物は一部ライトアップされているものの、ネオンサインなどが皆無なので全体的に薄暗く、地味だ。個人的には大変好みであるが、この辺の慣性が合わない人間と来ると、ちょっと良くないかも知れないな。カップルとかハネムーンで来ると、ムードがよくなるのといろいろ考えてしまうのと、どちらかになってしまうような……。経験がないからよくわからないけど（笑）。

投稿者 ogre : 2008年5月 6日 07:17